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EP82(N1車両)

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明けましておめでとうございます。
新しい年の始まりの日なので、普段とは違う車の記事を書いてみましょう。

EP82です。

EP82?え〜と、平たくいうと「古いトヨタスターレット」です。
昨年、9年ぶりぐらいにレーストラックに戻る機会がありました。
その時に走らせた車両のインプレッションです。

N1車両というのは、平たくいうと一般市販車をサーキット走行用ではなく、「競技用」に改造した車のことです。
日本で二番目に手近にサーキット競技ができる車両です。
必要な改造は、
1)安全機器(4点以上のシートベルト、6点ロールバー(サイドバーも求められる)、
ボンネットピン、オイルキャッチタンク、牽引フック(前後)、非常用停止スイッチ、消火器)
が、されていれば、とりあえず競技に参加できます。

今回の車両の場合、速く走るために次の改造が施されていました。
1)ステアリング小径化
2)車高調整キットによる重心ダウン(もはやジャッキも入らないレベル)
3)スプリング強化&ダンパー変更
4)フルバケットシート
5)許される範囲での内装除去による軽量化(パワステ・エアコンシステム含む)
6)マフラーをサーキットでの音量制限が許される範囲のものに交換(ほぼ手作り)
7)レース用タイヤ(ヨコハマ)&アルミホイール
8)機械式LSDを装備
9)ブレーキの強化(パッド&シュー、ホースはテフロン化)

私が現役で走っていた頃と、ほぼ制限事項は変わっていません。
若干変わったと思うのは、
1)レース用タイヤが市販時の標準装着タイヤサイズを超えても良しとなっている。
(制限あり)
2)レース用サイレンサーが強化されていて、「静か」になっている。
(恐らく音量制限が強化された)
3)スピードメータが装着されている。(市販時のものではない)

この最後の「スピードメータ」が・・・意味がわからなかったです。最初。
サーキットを走る時にスピードメータなんて、なんの役にも立たない。

我々の評価軸は、「時計」という世界一厳密な尺度のみ。

・・・走り始めて意味がわかりました。
ピットロードのスピード制限が厳しくなっているんです。現在は。
その為にスピードメーターが必要になっていたのでした。

さて、走り始める前に準備が必要です。
ブレーキフルードのエア抜き作業とタイヤのエア圧チェック。
これは毎回必ず必要です。

今回はその他に「トーアウト方向にセッティングされている車両を±0mmに戻す」
作業を行いました。
作業をする・・・といっても、測定器なんて持っていません。
空き缶とペンとレンチ。それだけでの作業です。
笑っちゃう。10年以上前の時と何も変わらない。みんなで笑って作業をして、
ちょっといじっては、車を全員で前後に押します。
「手を放してもまっすぐ走るようになったから、ちょうど良いんじゃないか?」
さ、準備完了です。

車両のオーナーが初めに走って、その後私の順番。
レクチャーを受けたのは、「エンジンは7000rpmまで回して大丈夫。
2速にギア鳴りあり。フロントが柔らかくて逃げる。最初のうちは突っ込んでいくな。」

ピットアウトをして最初に考えた事は・・・「あれ、そういえば最近オートマ車しか
運転していないぞ。大丈夫か?」

サーキットは、「対向車を考えなくてもいい場所。全開で踏んでいける」

体は自然とエンジンの全開ポイントでシフトアップをしていく。
公道ではためらわれる事も、ここでは「それができない事の方が危ない」

2つめのコーナーでは、さすがにブレーキをかけないとまずい。
コーナーを脱出した後に気がついた。
無意識のうちにヒール&トウ(今や、完全に死語だ)をして旋回を完了していた。
訓練されたことは、9年の時を経て、いとも簡単に蘇った。

ストレートですべての計器類をチェック(市販車には搭載されない計器がつけられている)
タイヤも暖まった。全開で行ける!

その後・・・自分が歳をとった事を思い知る30分になりました。
握力です。握力。
というよりも、上半身の力がまったく無くなっている。

FFの機械式LSD装着車で、しかもパワステ無し車両を旋回させる事がこれほど大変とは・・・
現役のころは、全くそんな事感じた事もなかった。

減速して・・・減速しすぎてる。それでも旋回させられない。
「こんのっ」と力を振り絞りながらステアリングを回すハメになりました。

レース用タイヤのグリップも格段に上がっているようです。
(私が走っていた頃は、セミレーシングタイヤから溝付きタイヤへの移行期)
50m看板を見てブレーキを踏んでも、その手前で減速が完了してしまう。

「もっと突っ込める。速く入れば速く旋回させられる。」

体がついていかないんです。走行前は、「目が悪くなっているから、メガネを準備しよう」と
初めてヘルメットをかぶりながら、メガネまでしたのに。
それどころじゃなかった。全くリズムに乗れない。

自分はやっぱり歳をとったんだな。と思いながら走行させました。
信じられないですよ。同時に走っている「ナンバー付き車両」に自分が抜かれるなんて。

ただ、あの当時と違っているのは・・・・今、自分が行っている操作を余裕を持って見ている
自分がいる事。

「この車は、7250rpmまで引っ張っても大丈夫だ。」
「左右ターンのコーナでアクセルを抜かないとダメだ。この舵角でアクセルを踏んでいても
前に進まない」
「抜かないとダメな理由は・・・・フロントがヤワで逃げるんだ。ただこれは・・・
シャーシ自体が終わってる。まあ、仕方がない。古い車両なんだから。」

そう。
サーキットで過ごす事をやめて、自家用車も所有する事をやめ、2トンのワイドロング車を運転する時期が長かった。
そのおかげで、いろいろな車に乗って、「シャーシが歪む感覚とは?曲がらない商用車を
いかにして曲げていくか?」ということが身についていた。

無駄に時間は流れていない。
トレーニングをすれば、またこの車両を乗りこなせるはずだ。

公道で市販車に高い金をかけて手を入れる必要はないと思う。
サーキットに来れば、非日常を体験できますよ。丸一日かけてね。
この現役の競技車両EP82は、「18万円」で購入したものです。
ゴルフよりもすさまじいトレーニングになりますよ。

「サーキットを走ると安全運転になる。」
これ、私の持論です。
車間距離を守らず、背の高い車に乗っている方々。どうぞサーキットへ。
その車両でも「ファミリー走行」はできます。

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