|
「ランスバートンはお奨めだよ」と甘い声であおやまさんからささやかれたので、これは見るっきゃナイト!と尾上さんとモンテカルロのチケットを求めてさまよい歩いた。
「ランスバートンのチケット売り場はどこですか?」尾上さんの英語がホテル内の案内所のようなところの太ったおばちゃんに炸裂したのだが「んん?何言っているの?この黄色い猿は・・」という反応だった。
尾上さんは持ち前のガッツでしつこく聞くと「おお〜、ヴァ〜トンね!」とやっとおばちゃんは理解した。
「ヴァ〜トン」を「バートン」と発音するだけでまったく通じないのだ。日本なら「から揚げ定食」を「かきあげ定食」と発音してもちゃんと「かきあげ定食」が出るというのに・・・
ここから「ヴァ〜」の発音講座がおばちゃんを先生に始まった。
「へい!私の後、言ってみて!ヴァ〜トン、カモン!」
尾上さんは「ヴァ〜ジン」とアドリブをかました。おばちゃんの顔が「女」になった。少し離れた所から見ていた俺は(二人はできてる!)と勘違いした。
何回か「ヴァ〜トン」と復唱しおばちゃんの「オッケー」をもらった。結局「ランスヴァ〜トンは今休演中」との事だった。
「サンキュ〜」っと尾上さんが言うとおばちゃんは「ユーアーウエルカム」と言いながらハイタッチをしようとした。尾上さんはそのチャンスを生かし、ハイタッチしようとしながらおばちゃんのボインタッチに瞬時に切り替え、豊かな乳をさわった。
|