漫画家神原則夫のアホ日記

「西校ジャンバカ列伝かほりさん1,2巻]3巻が6月7日に出まっす。「ホテトル教師藤本正子エロせん」は面白いでっす。

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夕方上石神井にある吉祥寺マンガ研究会で飲み会。ハードゲイ談義に熱くなる。
23時西武新宿線で帰宅。

バシャバシャと雨が降っていた。あまりの量に本川越駅で立ちすくんだ。
「まいったな・・・」家までダッシュするかスキップで行くかと思案してると、
一人の女性が目に入った。

あゆみたいなファッション。俺は視力0.1以下だが眼鏡をかけていない。
ぼやけた世界で彼女がこっちを見てニコッと笑った気がした。
(居酒屋で雨宿りもいいな・・)

俺は女性に近づき、声をかけた。かけた瞬間(やられた・)と思った。
本当に勘弁してほしい。何故50代の女性が、若い娘のファッションに身を包む必要があるのだ。

ばばあは「この雨だもんね。居酒屋さんせ〜い。」と俺の手を強引につかみ、近くの魚民まで連れて行った。俺はトラップにひかかった自分の愚かさを悔やみながら、雨に濡れるばばあのケツばかり見てた。

ハアハアと息をきらし、魚民のエレベーターに乗り込んだ。
ばばあは胸の辺りがびしょ濡れで、ビーチクが透けていた。エレクトした俺はひじでグイグイとよこ乳を押した。ばばあはヤンチャな俺を無視し、階数表示の明かりをじっと見ていた。

「生2つください、生ね・・ふふっ。」と意味ありげに俺の顔を見た。
これは最後までいくぞ!というばばあなりの宣言だろうか?それなら俺は女性に恥をかかす事は出来まい。 ただでさえこの世代の女性は、日本男児なんていうしょうもない幻想に抑圧され、大和なでしこを演じさせられた世代なのだ。俺はグビグビとビールを飲んだ。

2時間が過ぎ、「じゃ・・出ますか?」
俺はできたらこのまま別れたいと思いながら、テーブルに突っ伏しているばばあに言った。
顔が見えないと、20代に見える。ばばあはゆっくりと顔を上げ、
残っていたウインナーをパクッとくわえた。(やる気だな・・)と俺は観念した。

ホテルへ向かうタクシーの中で、俺は何故こんな事態になったのか必死で考えていた。
そうだ・・このばばあのファッションのせいだ。

若ければいい、という貧しい価値観の中で日本の女性は自らを消費させられている。
いい年輪を重ねる事ができないでいる。 だからばばあになっても、若い子のあゆのファッションを真似するのだ。自分の頭で考えられず、自信がなく流行りに躍らされた悲しいばばあ。マイクロミニからセルライトのついた太ももが出てた。

タクシーは川越の国道沿いのラブホテルに止まった。
雨はまだ強さを持って地面をたたいていた。
                         
                        完   

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