蒼い鳥 no たびだおれ

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ペルーの子どもたちへ

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CALOの算数ドリル
(現物が手元にないので、イラストを描いてみました☆)

ペルーには、合計3回通ったが、その中でもとりわけ忘れられないのは、ドリルの見本を腕に抱えて、首都リマの公園を通り抜けていた時のこと。物売りの少年が、私に駆け寄ってきて、「オソ(熊)!!」と力いっぱい指さした。(注:私を、ではなくて、表紙のイラストを。)

あの子、学校に行ってるのかなぁ?ちゃんと学校に行って、せめて「読み書きソロバン」ができるようになれば、街角で一日中ガムを売るという境遇から抜け出せるのになぁ。帰国した後も、しばしば気になった。

子どもたちに教育を提供するのは、国の責任。だったら私も、国の政策に関係する仕事をしよう。そして、子どもたち全員が教育を受けることができるように、持てる力を捧げよう。こう思った私は、大学卒業後、イギリスの大学院に進んで、国際教育協力学を専攻することに決めたのだった。
私たちは、夏休みにペルーに飛ぶことにした。何はともあれ、CALOのドリルを使ってくれる子どもたちに会いたいと思った。そしてドリルがどの程度、お役に立っているのか、自分たちの目で確かめたかった。

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「ドリル大好き!」「ありがとう!」
元気いっぱい。みんな笑顔☆

CALOのドリルは、教科書も届かないような貧しい地域の小学校に配っている。中には、「えええっ、あんな所に行くの?」と、知り合いのペルー人がたじろぐようなスラムの小学校もあった。

もちろん自分たちだけで行くのは危険すぎるので、案内人と一緒に出向いて、授業を見学させてもらった。私の目をひいたのは、一心に色塗りをしている男の子の姿。

1年生のドリルは、挿絵に色を塗りながら、10までの数に親しむところから始まっている。その子のドリルをのぞきこむと、イチゴのショートケーキも花も全部、茶色だけで塗られていた。1本きりの色鉛筆。小さい掌に隠れるほど短くなった色鉛筆を、ギュッと握り締めて、その子は、一生懸命に色を塗っていた。キュン☆彡

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きっかけ

これまで外○省やJICAで、国際協力の仕事をさせてもらったワケだけど、そもそものきっかけは、「大阪ラテンアメリカの会(CALO)」。 大学時代に、クラスメート ――と言っても、母親と同じ年代の大先輩 ―― の梶田雅子さんとたちあげたNGOだった。

   「こんなきれいな本はペルーにはありません。これをスペイン語に翻訳して、
   ペルーの子どもたちに使わせたいです!」

ペルー人留学生が見とれたのは、1冊の算数ドリル。なんでもペルーでは、教科書も行き渡っていないし、貧しい地区の子どもたちは、自分の本というものを持たないのだと言う。

スペイン語を専攻していた私たちは、「それじゃ、私たちがスペイン語に翻訳して届けよう」と請合ったのだった。

みんなで分担して翻訳して、ペルー人に校正してもらって、そして挿絵をトレース紙に写して・・・。私もパソコンを買って、じゃんじゃん原稿を打ち込んでいった。

作業場となったのは、CALO代表の雅子さんのお宅。リビングいっぱいにドリルや原稿の紙を広げて、毎回7〜8人が作業を続けた。雅子さんは、途中で、パンを焼いてくれたり、スパゲティをゆでてくれたり。

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パンのテカリが食欲をそそる☆

寄付を集めて、そして出版社から版権を譲ってもらって、ようやく印刷にこぎつけたのは、1995年の夏。作業開始から1年半近くが経過していた。

今思えば、梶田邸での御馳走になりようと言ったら、半端じゃなかった。週1回の作業日に加えて、ゴールデンウィークなどは毎日集まっていたのだが、お昼ご飯はいつも雅子さんの手作りだったのだO(≧∇≦)O

ちなみに当時、私は新聞配達&各種バイトで、学費と生活費を稼ぎながら大学に通っていた。時間的にも体力的にもギリギリだったのに、CALO事務局長という肩書きをもらうほど、どっぷりCALOにはまっていた。それもこれも、雅子さんのパンにつられて・・・だったのかも (*^。^*)

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梶田雅子「ペルーの子どもたちに算数ドリルを!」共同出版

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