アメリカ暮らしのこと

1998年から2002年までのアメリカでのできごとを思い出して書いています。

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カナダといえば「カナディアンロッキー」「バンフ」「コロンビア大氷原」「ナイヤガラの滝」などなど、雄大な大自然が連想されるところだ。いつだったか、テレビの世界遺産の番組で見た「ナハニ国立公園」などは、画面を通して見ただけでその圧倒的な迫力が十分に満喫できた。
この文章は、カリフォルニアでの出来事やアメリカ国内のあちこち、アイルランド、イギリスでのことに続いて、「カナダ編」と銘打って書き進めてきたが、カナダと言っても実はこれまでに書いてきたバンクーバーの市内やその周辺をいくらかうろうろしてきただけで、本格的なカナダの大自然に直接触れた経験を十分に持っているというわけではない。
今回、ノース・バンクーバーの代表的な観光地のキャピラノ渓谷とグラウス・マウンティンのことに触れて、一応「カナダ編」を終了することにしよう。カナダの自然満喫とはとてもいかないが、清冽なカナダの空気を再び吸い込んでみたい。

最初は、けっこうなスリルを味わえるキャピラノ渓谷のつり橋。大勢の人が狭いつり橋を行き来していて、ひどく揺れる。手すりになっているロープにつかまっていないと振り落とされてしまいそうな感覚だった。このつり橋の周辺にはみやげ物屋やレストランなどもあってけっこうにぎやかだ。
ここからクルマで少し行くとグラウス・マウンティンに登るロープウェイの乗り場があって、駐車場にクルマを停めて乗り込む。急な角度で登っていくロープウェイの窓からは、グレイターバンクーバーが見渡せる大パノラマが展開している。あいにくとスッキリとした視界ではなかったため、あまりクリアな写真にはならなかったが、雄大さは十分に堪能した。
ロープウェイを降りてあたりを歩いてみると、的に向かって斧を投げるいかにもカナダを感じさせるアトラクションをやっていた。面白そうなので他の人たちに混じってしばし見物。そこからさらに歩いていくと、今度はスキーのときのような二人乗りのリフトが走っていたのでこれにも乗り込む。
時期は9月の終わりごろ。雄大な360度の絶景と柔らかな日差しに包まれての、とても穏やかなひとときなのだが、空気がとても冷たい。東北生まれの身としては、これしきの寒さでネをあげるわけには行かないとやせ我慢をしていたが、下りのリフトでは震えっぱなしという情けないことになってしまった。

バンクーバー

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これまでバンクーバーの周辺のことを書いてきたが、今回は中心部のバンクーバーのことを書いてみよう。バンクーバーとその周辺をひっくるめた一帯はグレーターバンクーバー(Greater Vancouver)と表現するそうだ。

初めてバンクーバーに行く前に、会社でKにバンクーバーってどんなとこ?と聞いたことがあった。彼曰くvery very beautiful cityと絶賛していたが、なんでも大げさに言うKのことだから話半分ぐらいかなと想像しておくことにした。その彼にしても、11月頃から3月ぐらいまではとても雨が多いからあまりお勧めはできないという。前に書いたクルマで初めてアメリカとカナダとの国境を越えたのは9月のことだったから、季節としてはちょうど良かったかもしれない。でも、その後、何度も訪れているうちに冬の季節でもそれなりの良さが十分あることに気がついた。特に、直接空港に降り立ったときなどは空港のビルを出た途端にカナダの清冽(せいれつ)な空気に包まれ、いつもながらとても心地よく感じていた。カリフォルニアとは空気の質そのものが違っているのかもしれない。

バンクーバーは近代的な都会という感じで、ダウンタウンのロブソンストリート(Robson Street)はなかなかにぎやかな通りだ。観光客も多く夜でも大勢の人たちが行き来していてサンフランシスコなどに比べると、とても治安がいいと感じる。いちどテキサスの州都オースティンに行ったときには通りの角々に黒人がぼぉっと立っていてひどく不気味に感じたことがあった。
バンクーバーでは、このロブソンストリートに面したエンパイアランドマーク(The Empire Landmark)というホテルに良く泊まった。42階建てほどの建物で、最上階には周囲の眺望が抜群のレストランがあり、このレストランはたしか1時間ぐらいで1周する動くレストランだ。上のふたつの写真はこのホテルの部屋から撮った昼と夜のバンクーバー市街。

ある日、このランドマークタワーに泊まったときのこと。このときは同じ部屋に2泊したが、2泊分の駐車券を渡され運転席のダッシュボードに無造作に載せてレンタカーをホテルの駐車場に駐車した。これが実は失敗の元。
最終日にホテルをチェックアウトしてクルマに行ってみると、なにやら貼紙がしてある。読んでみると駐車券をキチンと見えるように置いていないから駐車違反の請求をする、と書いてあった。駐車券は2泊分もらったのだが、最初の日と翌日分を重ねておいてしまったために二日目(だったかな?)の分が読めないから駐車違反というわけだ。不法駐車の罰金はレンタカー会社に行く。
あわててホテルのフロントに戻って、当然のごとく文句を言う。だが、、、最初はフロントの人と話をしていたが、そのうちホテルの支配人(のような貫禄のあるおっさん)と選手交代。ゆったりとしたソファに座って交渉再開。でも、駐車場の管理は別の会社に委託してあるのでホテルではどうにもならないという返事。物腰がとても柔らかで言い方もとても丁寧だったので、まぁ、自分のミスだし、ここはしょうがないか、と引き下がった。
レンタカーはたしかシアトルで借りたと思うが、そ知らぬ顔で空港のレンタカー会社に返してサンノゼ行きの飛行機で帰ってきたが、数週間ほどしてこのレンタカー会社からしっかりと請求書が送られてきた。十分に身に覚えのあることだったので渋々支払いに応じた。えっと、いくらだったっけかなぁ?たしか3,40ドルほど取られたんだったか。痛!

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バンクーバー島に渡ったら、なにはともあれブッチャート・ガーデン(The Butchart Garden)へ足を踏み入れるのが定番中の定番らしい。なるほど、一歩ガーデン内へ入ってみただけでもその見事さが十分にうかがい知れる。あまり、というか全然花のことには詳しくないが、とても沢山の種類の花々に圧倒されながらもゆっくりと園内を散策した。写真はブッチャート・ガーデンといえば”ここ”といった典型的なアングルだと思うが、豊かな色彩は十分に伝わるだろう。

ビクトリア市内でノンビリとした時間を過ごした後、そろそろ今晩のねぐらを確保しておくか、というわけでダウンタウンの手ごろそうなホテルのフロントへ行って聞いてみることにした。
最初に聞いたところでは、満室。で、次に聞いたところでも同じ。あれ、なんだかおかしいなぁ。
しょうがないからその辺りでは一番立派そうなホテルに行ってみることにした。だいぶ高そうな感じだがこの際やむをえない。ところが、やっぱりここでも部屋はないという。どうやらヨットの国際的な大会とやらがあるということで、ビクトリア市内はどこもいっぱいだという。
行きあたりばったりの旅だと、こういうことがつきまとう。それでも市内を離れればなんとかなるだろう、ということでビクトリアでの宿泊はあきらめて少し郊外へクルマを走らせてみた。とりあえず、目に付いたモーテルへ飛び込んでみたが、ここもやっぱり、、、
こうなると、いくらかというよりかなり焦りだす。更にあてのないホテル探しを続けて、だんだん山の中へ入り込んでいった。当然、時間もドンドン過ぎていき夏時間とは言え夕暮れも迫りつつある。午後9時近くだったかもしれない。
山道の途中でなにやら”観光案内”のような看板が目に入ったので、ここでも聞いてみることにした。恐らくラストチャンスかもしれない。不動産会社の現地案内所のような小屋に入って聞いてみると、ここではB&B(ベッド アンド ブレックファスト、民宿のような感じ)の紹介をしているという。
今晩の宿を探しているというとすぐにどこかに電話をしてくれた。幸い、近くのB&Bで空きがあるそうだ。そこで少し待っていると、宿のご主人がクルマで迎えにやって来た。思いがけずB&B体験をすることになったが、夜露をしのげるだけでも十分だ。

夕食はついていないがすぐ近くにレストラン兼パブのような店があったので、遅い夕食を撮ることにした。いかにも外国に来て食事というかちょっと一杯といった感じだ。
翌朝は、さすがに民宿だけあってそこの家族と一緒に朝食。普通のホテルでは絶対にありえない光景だが、こんなことも行きあたりばったりのいいところかもしれない。

ところで、ここのB&B家族は自分からするとえらくユニークな家族だった。旦那さんはたしかフランス人で奥さんのほうはベトナム人だという。住んでいるところはカナダの西海岸だから英語が一般的。カナダの公用語は英語とフランス語ということだが、どちらかというと東のほうがフランス語で西のほうは英語が多いと言う。テレビでも英語の番組もフランス語の番組も両方やっていた。
この夫婦には子どもが二人いて、家の中の会話はどういうことになっているのかと興味を持ったら、家庭内での公用語は英語だそうだ。

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バンクーバーのあるカナダのブリテッシュ・コロンビア州の州都は、バンクーバーからは海峡を隔てたバンクーバー島にある。バンクーバーという都市の名前と島の名前が同じで、ひどくまぎらわしい。
バンクーバーからバンクーバー島へ渡るには小さな飛行機で行く手もあるが、フェリーが一般的のようだ。フェリーのルートもいくつかあるようで、ナナイモ(Nanaimo)というヘンな地名のところへ着く便もあるが、自分が行ったときにはTsawwassenからSwartz Bay行きのBCフェリー(BC Ferries)に乗り込んだ。フェリーに乗り込むクルマは国境に並ぶような長蛇の列(写真)。1時間半ほどのノンビリとした船旅を楽しんだ。フェリーの甲板では、強烈な風のために髪の毛が大変なことになっていた女の人が通りかかったので、思わず無断撮影をしてしまった。髪の毛がじゃましてご本人は写真を撮られたなどとは夢にも思っていないことだろう。

やがてフェリーはバンクーバー島へ到着。上陸して、目指すビクトリアまではわずかな時間のドライブだが、途中に有名な(このときはまだ良く知らないで行ったのだが)ブッチャート・ガーデンというのがある。ここの話はまた次回にでもしてみることにする。
ビクトリアのダウンタウンへ行ってみると、そこここに光や花があふれていて、どこを切り取っても異国情緒たっぷりのリゾート地といった趣。この時点では、まだイギリスへ行ったことがなかったが、まさしくイギリスの雰囲気そのものなのだろう。建物のひとつひとつに歴史の重みのようなものを感じながらゆっくりと散策を試みた。一番下の写真はブリテッシュ・コロンビア州の州議事堂(Legislative Assembly of British Columbia)。
十分にビクトリア市内を味わったが、実はビクトリアへ渡るにあたって宿泊するところを決めないで出かけた。ホテルの数も沢山あるだろうし、宿泊場所に困ることなどあるはずがないと踏んでのこと。ところが、これがとんでもなく甘い見通しだったことにすぐに気づかされるハメになった。

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2010年にバンクーバーで冬のオリンピックが開かれる。たぶんウィスラー(Whistler)がスキーの会場になるのかなと思っている。北米でも屈指のスキーリゾートで世界的なスキーの大会などで良く耳にする地名だ。日本からもスキーのために訪れる人も多いと言う。自分の周りでも、ウィスラーにスキーに行ったことがあるという人が二人ほどいた。

例によって週末を利用してバンクーバーに行っていたときのこと。このウィスラーに行ってみることにした。スキーとはまったく縁のない季節だったが、夏でもとてもいいところのよう。バンクーバーからは北へたしか2時間ほどのドライブだったと思うが、途中まで左手に湾を眺めながらやがて山間に入っていくとても綺麗なルートだ。
ウィスラーとはバンクーバーをはさんで反対の方向になるが、ハリソン・レイク(Harrison Lake)という湖に行ったときの印象が、自分の中ではこのときととても良く似ていたのでついでに1枚だけここに写真を貼っておいてみることにする。
ウィスラーに着いてみると、まさしくリゾート地という言葉がぴったり。小さな街並みだが、取り囲む山々の緑をはじめ色彩にあふれている。行き交う人たちの表情もとてもやわらいでいるように感じた。
なかなか洒落たレストランも多く、その中の1軒に何気なく立ち寄った。やって来た若いウェイターにグラスワインを注文。光サンサンの開放的なテラスで至福のひととき、というわけだ。
ワインとなにかの料理を注文した後、このウェイターが何か言いたそうにしている。すぐに、日本人ですか?と聞かれた。こっちは見るからに日本人だし、発音はもちろんカタカナ英語。やっぱりすぐにわかるものだなぁと思っていると、突然ここから日本語の会話になった。
「あの、ボク実は仙台育英高校に留学していて、アイスホッケー(だったかな?)をやっていたんです。」
「ああ、そうなの。さすがに日本語うまいねぇ。こっちは福島から来たんだよ。隣の県だからよく知ってるよね。」
「ああ、知ってます、知ってます。」
・・・・・・・・・・・・
こうして、思いがけずウィスラーでの日本語の会話が続いた。もっとも、さっき言ったように日本人もたくさん訪れるところだから、そんなに珍しいことではないかもしれない。
それにしても、このウェイター君はこれだけ日本語ができたら日本人にモテモテだろうなぁ。

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