フラ〜っと映画 でも◆
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それは一通の葉書から始まった・・・ 橋本香織は東京の出版社で働く25歳。地元・下関に近い福岡のタウン誌に異動を命じられる。 そこでの仕事は、読者が投稿してきた<懐かしマイブーム>の取材。その中に届いた一通の葉書。 それは「昭和30年代終わりから40年代中ごろまで下関の映画館にいた幕間芸人を探して欲しい」というもの。葉書に香織は心惹かれ、その映画館<みなと劇場>を取材することに。 当時から働くモギリの女性の話によると、昭和36年<みなと劇場>にやってきた安川修平は、 場内整理、掃除のほかガリ版刷りのビラを作って、近所の商店に配って廻るなど、 仕事熱心で誰からも愛される青年だった。 修平が働き始めて半年後の昭和37年春。 大入り満員の『座頭市物語』の上映中に、フィルムが切れてしまう。 観客の野次を静めるため、舞台に飛び出し、座頭市の物真似をする修平。 これが観客に受けて、修平は上映の幕間に物真似をみせる“幕間芸人”となり、人気者になっていく。 翌38年の夏、映画を観にきていた良江と出会い、みなと劇場の仲間たちから祝福され結婚。 2年後には長女・美里が生まれ、順風満帆の生活にみえたが……。 正直、特に興味があった訳じゃないんですが、ウチから5分の場所でタダだったし・・・。 監督は「チルソクの夏」、「半落ち」で有名な佐々部清氏。 あらすじは上記のとおり。 大好きな古き良き昭和の匂いがプンプンする映画だった。 ハリウッド映画のように、派手なアクションシーンもないし、バクバクするようなスリルもない、 アクションとスリルの合間に必ずお目見えするようなラブシーンだって一度もなかった。 でもナゼだろう・・・心にほんわり、とても温かいものが残ると同時に、家族関係を見直す機会になった。 ↓ この佐々部監督は山口県は下関市出身。 チルソク〜から始まる「下関3部作」の最後が今回の映画「カーテンコール」だ。 人探し・・・というお話の裏に実は「在日朝鮮・韓国人」というテーマが見えた。 戦後間もない時代から在日が受けた差別や貧困との戦いを絡めた話だった。 彼がここまで日韓の歴史や在日問題を描きたいのは、彼自身がそうなのか、 彼の周りに多かったからか、彼が下関で生まれたことに因るのか、それは分からない。 でも彼にとってはすごく重要なテーマのように感じる。 実は私の祖母もこの「下関市」の出身だ。 祖母から昔話や故郷の話を聞くと、本当によく「朝鮮人」という単語が出てくる。 この映画のでも主人公の父が 「お前のクラスメイトの金田君、彼も在日じゃなかったら今頃、いいところに就職できたんだろうな。」 この一言に象徴されている「無意識の差別」・・・。 祖母の話も、昔ウチの使用人はみんな朝鮮人だったとか、朝鮮人の集落がどーのこーの・・・といった感じ。 下関に帰ると韓国籍の知り合いと今でも会って話すよーなんて言うけどチラッチラッと見える差別心。 でもそれは自然なことで、責めるべきことではない、と思う。 老人に今でも韓国のことを「チョーセン」という人が大勢いる。 だってそういう時代に育ったんだもの、しょーがないじゃない! もし明日から「アメリカ人をUS人(ユーエスジン)って呼びましょう。」とか決められても 間違ってポロっと「アメリカ人がさぁー」って言っちゃいそうだもの。 それで差別だ!って非難されても、「えっ、変わったってちょっと忘れててついうっかり・・・」なわけだし。 「私が小学校で習った時は確かにアメリカだった」わけだし。 日本が韓国を植民地化していたという事実は変わらないし、その時代にはその時代の考え方があった。 だからその時代を知らない私たち世代が、さも偉そうに差別だと声を荒げるのは変だと思う。 同じように差別を受けた世代の朝鮮半島の人々が日本人が嫌い!と言っても当然かも知れない。 私たちにとっては過去の出来事でも彼らにとっては自分の歩いてきた道ですからね。 「今でもまだ引きずってるのか、しつこくない?」なんて当事者の世代には失礼すぎる。 歴史問題って世代が変われば解決する、なんてそんな簡単なものじゃ決してないけれど 差別や認識を変えていくのは「当事者の世代」じゃなくて「次からの世代」じゃないですかね・・・ 国際化が進んだ今(奇しくも今日は首相の靖国参拝の日、中国の反発が気になるよ) 東アジアの関係はどう進んでいくのでしょうか。 私はちょっと苦手なヨン様もこの点では歴史的改革者ですよ。 政治で10年かかる日韓意識感覚を1年でずいぶん変えたんじゃないですかね。 「古き良きアメリカなんて白人のための言葉。 私たち黒人がどんな扱いをされていたと思ってるの?」 そう、先に触れたように「古き良き昭和」も視点を変えれば「良き」・・・とは言いづらい。
ふと、そんなことを考えた映画の後でございました。 |

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ティム・バートンの大ファンである私には最高の時間。。。 あらすじをとても簡単に説明すると とっても貧乏な少年である主人公チャーリーの街にある 世界で一番大きなチョコレート工場。 しかしここ15年、扉は開くことなく誰も出入りをしていない。 それなのに世界中に人気NO,1のチョコレートを届け続けているのだ・・・ ある日、そんな不思議な工場から「世界中から5人の子供を招待する、 その中の一人にはさらに特別なプレゼントが。」という ゴールデンチケット入りのチョコレートが世界中にくばられた。 それを手にして工場に入れるのはどんな子供たちなのか・・・以下、ネタバレも含みます。 私がティム・バートン監督を好きな理由は影のあるファンタジーであるから。 彼の作品は(ジャイアントピーチ、ナイトメアービフォアクリスマス、スリーピーホロウ、ビックフィッシュ・・・等) どれをとっても「ファンタジー」であるがそれだけに終わらせない暗さがある。 そう、大人はファンタジーだけでは生きられないことを知っているから。 それは残酷さだったり、トゲだったり、ブラックさという形でチラチラと現われる。 甘いお菓子ばかり食べ続けていたら飽きてしまうのと同じように、 大人になると和菓子には抹茶、ケーキにはブラックコーヒーが欲しくなるのだ。 この「チャーリーとチョコレート工場」はまず、美術、映像がすばらしい。 なんともいえない現実離れした、しかし大胆でオシャレな色使い。 それぞれの場面のセットや登場人物のコスチュームが楽しい。 チョコレート工場の不気味なまでの完全さを表しているような左右対称、ズレのない動き。 正直、ストーリーには特にどんでん返しもなく、予想通りな展開なのだが、 それが気にならないほど魅力的なキャラクターが勢ぞろい。 工場の住人ウンパルンパの見せる奇妙でかわいらしいダンスは頭にこびりついて離れないし、チャーリーのおじいちゃんはヨボヨボのくせになんともおちゃめである。 人生の成功者であり、欲しいものを手に入れたはずの彼が たまに見せる寂しげな遠い目。 「自分は自由さ!」と自信満々に言いながらも満たされない心。 天才奇才であるがためにおこす不可解な言動に冷たい周囲の目・・・ そう、彼は孤独であったのだ。 そんな彼はのちに子供たちへ贈ったプレゼント以上の 最高のプレゼントを手に入れる・・・。 心温まるラストにちょっとホロリでした。 |

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水曜は実は誕生日だったんですけど、予定もなく。。。(テヘ) |

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昨日は水曜女子日だったので映画を見ました。 |

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