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交響曲の森

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古今東西、玉石混交の交響曲の世界!喫茶店「かふぇ・しんふぉ」に通う音楽大生、イヨカンに無理やりCDを聴かせる、我らがマスター、ノブ。
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しんふぉ 480

ノ ブ  「今年前半に観に行けたコンサートで印象に残ったのが、山田和樹による

      マーラーチクルスでの第8番なんだ!」

イヨカン  「マーラーのチクルスといったら歳のいった巨匠指揮者がやるイメージだけど

      山田和樹ってかなり若い人ね?」

ノ ブ  「それだけ意欲的なようで、こシリーズもかなり工夫が凝らされており、

      カップリング曲が全て武満徹の作品から選ばれていたり、演奏の前に

      指揮者のプレトークがあったりといった具合なんだ。

      で、このプレトークが結構、面白く非常にいい企画だと思ったんだ。」

イヨカン 「楽曲の理解に役立つし、演奏者の”想い”を生で聴けるってことね。」

ノ ブ  「交響曲としても史上空前の規模の曲だけに中々、演奏されない曲で

      あったはずだけれど、おそらく東京では年に1,2回は聴くチャンスが

      あるんじゃないかな?

      あと、今回はソリストにソプラノの小林沙羅の名前があったので、

      写真で見ると美人だから楽しみにしていたんだけれど、舞台には

      見当たらないので、何らかの理由で交替になったのか?なんて思って

      いたら、曲のクライマックスで3階客席の上から登場!

      元々、天上から降りてくる声を再現すべくマーラーの意向に沿った

      演出なのかもしれないけど、サウンド的な効果はともかく、後ろ向きに

      指揮をする山田の姿がシビレルほどカッコイイ!!」

イヨカン 「確か、トランペットも遠くから鳴らせる指示があるのよね?」

ノ ブ  「そちらは2階席の左右に配備されていたよ!

      自分も初めての体験だったけれどやはり、この曲は一度は生で味わう

      べきだと確信したよ!!」

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しんふぉ479

ノ ブ  「今年前半に観れたコンサートで素晴らしかったのが、

      井上道義&大阪フィルによる東京定期公演で

      プログラムがショスタコーヴィチの交響曲第11番と12番

      という、ありそうでありえない組み合わせだったんだ!」

イヨカン 「こてこてなプログラムね、演奏するほうも聴くほうも

      大変!ってかんじ。」

ノ ブ  「第11番だけでも1時間を要する大作だし、曲の性格が交響詩風の

      表題音楽である為、曲間がアタッカで演奏されるから、本当に

      休みなしなんだ!」

イヨカン 「お客は咳払いも出来ないってわけね?」

ノ ブ  「でも隣に座ってた、おっちゃんはしっかり、やっていたなぁ(笑)。」

イヨカン 「大阪フィルといえば、朝比奈のイメージが強いのかな?」

ノ ブ  「井上は2014年からで、今回は3年の成果を十分に出し切って

      いたように思う。海外メディアから、サムライでありダンサーのようで

      ありと評されたステージングは素晴らしく、見ていて楽しかった。

      CDでは2007年のチクルスによる全集が発売されているが、このコンビ

      でも近く発売されることを願う。

      ところで、この両曲は表題などのせいで、他の交響曲よりも今まで評価が

      低かったように思うけれど、オーケストレーションの醍醐味を味わえる

      傑作であるということをあらためて確信したね!」

イヨカン 「15曲もあれば様々なタイプがあって当然だもんね。」

ノ ブ  「井上のショスタコ演奏は今後益々、評価が上がるだろうから一聴を勧めたい!」

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Bohuslav  Martinů
Symphony No.5 /1946
1.Adagio−Allegro
2.Larghetto
3.Lento−Allegro

かふぇ、しんふぉ478

ノ ブ  「昨年の秋に都響の定期演奏会を観たんだけれど、ショスタコの10番と
     
      ともに取り上げられたのが、マルティヌーの作品だったんで、珍しいし

      実演を聴くいい機会と思って出かけたんだ!」

イヨカン 「マルティヌーって名前はある程度有名だけれども、作品自体は日本では

      親しまれているとは言えないわね。」

ノ ブ  「指揮者のフルシャが作曲者の同郷ということもあって取り上げているみたいで、

      6曲ある交響曲を順次演奏していくみたいだよ。」

イヨカン 「おすすめは何番なの?」

ノ ブ  「冒頭が印書的な3番あたりから入ればいいと思う。

      ただ、この人の場合、亡命してからの晩年期に交響曲を完成させているので

      1番が後の作品に劣るということはなく、6曲全てが熟練された書法で書かれている

      ので、代表作を決めにくいかもしれない。」

イヨカン 「第5番はどういった作品なの?」

ノ ブ  「第2次大戦が終結してからの作品で、作曲者にとっては祖国への帰国の道がみえた

      時期といえるかもしれないけれど、本作の初演の直前にマルティヌーは事故で

      頭蓋骨骨折という大けがをしてしまっている。

      曲は3楽章制でピアノが入るのが特徴だ。このピアノの使い方は協奏曲的なものでは

      なく、響きを重視したものだ。美しいストリングスとピアノの神秘的な響きが本作の

      魅力であり、フルシャ&都響の実演でも十分に良さが認識出来たよ!

      傑作とは言えないにしてもかなりの意欲作なのは間違いない。」

イヨカン 「CDのおすすめはどれ?」

ノ ブ  「チェコの指揮者以外ではBISレーベルから出ていたヤルヴィが良かったような

      記憶があったので久々にディスクを引っ張り出してみたんだけれど、なんとこのCD、

      いわゆる、”板おこし”のようで、ノイズが入っているんだ!ヒストリカル録音でもない

      時期の録音だから、何らかのミスかもしれない。他の第1番&第2場と第3番&第4番

      のCDにはノイズがないので不思議だ。誰か知っていたら教えてほしいものだね!」

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写真はヤクブ・フルシャ
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Haydn : Symphony No. 6 in D Major, Hob.I:6, "Le matin" /1761
I. Adagio - Allegro
II. Adagio - Andante - Adagio
III. Menuet
IV. Finale: Allegro

かふぇしんふぉ477

ノ ブ  「先日、読売交響楽団の定期演奏会で興味深いプログラムが組まれていたんだ

      けれど、ハイドンとマーラーの第6番の交響曲という組み合わせなんだ。」

イヨカン 「同じ6番でもずいぶんと違う曲を選んだわね?」

ノ ブ  「僕も最初はそう思ったんだけれど、意外にも共通項があるように感じたんだ。

      当日配布されたプログラムのコラムには、”交響曲第6番は人生の岐路?”

      という記事があって、あげられている作曲家はハイドン、モーツァルト、

      ベートーヴェン、シューベルト、ブルックナー、ドヴォルザーク、マーラー、

      シベリウス、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、チャイコフスキー、

      マルティヌーといった具合だ。」

イヨカン 「6番の概念を提示したのはベートーヴェンってことになるのかな?」

ノ ブ  「もちろんだね。5番で究極のルールを完成させたうえで、反する性格の

      ダブルスタンダードをつくりあげてしまったのがベートーヴェンの第6番だ。

      そういう意味ではハイドンとモーツァルトの番号は番号でしかない。」

イヨカン 「でも、こうしてみると、田園っぽい曲はないわね?」

ノ ブ  「5番の正当性に対して変化球という性格の曲が多いような気がする。

      ショスタコーヴィチやプロコフィエフは前作との比較でより強くそうした

      性格が出ていると思うな。」

イヨカン 「チャイコフスキー以降は暗さも特徴になってるみたいね。」

ノ ブ  「確かにそうだね。これ以外でもヴォーン・ウィリアムズやミヤスコフスキー、

      ヴァインベルクなど暗い名曲が続いているもんな!」

イヨカン 「ズバリ、NO.1の第6番といったらどれ?」

ノ ブ  「これまた究極に暗いが、ペッテションの第6番を挙げたいね!」

イヨカン 「.............。」

ノ ブ 「さて、ハイドンの第6番だけれど、朝を想わせる冒頭の旋律からして

     聴きどころの多い名曲だと思う。ヴァイオリンをはじめとする各楽器の

     ソロも楽しい。今回の指揮者、コルネリウス・マイスターの指揮棒は

     各楽章間で降ろされることなく連続して演奏された。チェンバロの

     通奏低音も控えめではあるが効果的で総じて素晴らしい演奏!

     続くマーラーも、高齢の指揮者にはないフレッシュな指揮が魅力に思えたな。」

イヨカン 「このコーナーは高齢指揮者ばっかりだもんね〜。」

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Vainberg:Symphony No. 22, Op. 154 (1993-94、Orchestrated 2003 by Kirill Umansky)

Siberian Symphony Orchestra
Dmitry Vasilyev、conductor

1 Fantasia:Lento-poco piu mosso-moderato-Adagio-Largo-Adagietto 24:25
2 Intermezzo:Con moto                                                                   5:08
3 Reminiscenses:Adagio-Moderato                                                  10:25

かふぇ・しんふぉ476

ノ ブ  「ヴァインベルクの最後のナンバー交響曲、第22番が第21番を

      リリースしたTOCCATA CLASSICSよりリリースされた!

      本作は、作曲者がピアノスケッチのみで残した作品をキリル・ウマンスキー

      という人がオーケストレーションした作品ということになっている。」

イヨカン 「未完の作品ってことね。交響曲全曲の録音がそろっていないのに

      未完作品の補筆版が出てくるってのもねー..............。」

ノ ブ  「録音の無い作品には何かしらの事情があるに違いないと思うよ。

      で、内容なんだけれど、アレンジ、演奏とも素晴らしい出来で本当に

      この録音が世に出たことに拍手を送りたい。

      曲はシンメトリックな3楽章制で40分を要する。第17番以降の深化

      したサウンドの延長線上にあるのは明らかだし、編曲者が遠慮した

      せいか、薄いオーケストレーションになっているのもプラスに作用

      していると思う。室内楽的な響きが大勢を占めるあたり、ショスタコ風

      であってショスタコ風でないヴァインベルク節といったところだ。」

イヨカン 「90年代の作曲、2000年代の編曲とは驚きね!」

ノ ブ  「保守的な作品に違いないけれど、十分に問題作だろうね!!

      全曲録音達成の前に言う事ではないかもしれないけれど、

      本作も最高傑作の一つの候補であるように思うな!!!」 

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