ノストラダムスの大事典 編集雑記

私設 wiki 「ノストラダムスの大事典」の管理者・山津寿丸によるブログです。wikiの記事から漏れた雑感などを綴っていきます。

いろいろ複雑

 今日はノストラダムスの『予言集』初版刊行464周年です。
 相変わらず半端ですが

 先月から今月にかけて、つまり平成から令和にかけて、ノストラダムスがテレビ番組などで何度も取り上げられていました。
 数日前に放送された金閣の1件などは(番組そのものは見られなかったものの、後からの報道などで)初めて知ったので、「へー、そんな話もあったのか」と驚きましたし、NHKのダークサイドミステリーでの「超常現象大事件ベスト10!平成とは何だったのか?」ではノストラダムスが1位になったようです。もちろん、1999年の騒動であって、1973〜74年の騒動とは性質が違うわけですが、元号の変わり目にこうもノストラダムスが顧みられるとは思っていませんでした。

 私のサイト「ノストラダムスの大事典」は、管理者用のメニューで、1日ごとの総アクセス数(トップページの訪問者ではなく、全ページのアクセスの合計)が見られます。いつもは200〜300件あたりで推移するのが普通です。
 ノストラダムスにいまだに関心を持っている人などほとんどいないでしょうし、そのくらいでも十分と思っていたのですが、テレビなどで取り上げられると跳ね上がり、4月中旬(五島氏の謝罪とかあのへん)では、900件を超え、驚いていました。そして、平成最後の4月30日は1672件と突出した数字になりました。

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 年号の変わり目というめでたい日に、ふとノストラダムスを思い出した人が意外といた、ということなのでしょうか。びっくりしつつも、なんともよく分からない現象でした。

 まとまった時間を取りにくくて、「大事典」の方にきちんと反映できていませんが、今年の雑誌類でもノストラダムスがいくらか取り上げられているのは認識しています。

『実話ナックルズ2019冬SPECIAL』、2019年1月 … 「平成最後のオカルト超入門」
『K-ZONE』創刊号、2019年2月 … 「2019年“ニッポン壊滅”大予言」
『ムー』2019年5月号 … 「現代中国軍の黙示録大予言」
『封印解禁!戦慄の真相究明ファイル』、2019年4月 … 「予言が導く令和」

などです。ちなみに最後のに紹介されている訳文は、基本的にウチのサイトからの盗用です。
 ただ、単純なパクリでなくて、訳についての解説も読んだ形跡があるのは珍しいパターンのパクリだなとは思い、怒るべきなのか感心するべきなのか、リアクションに迷ってしまいましたが。

 ともあれ、大事典の方に反映させきれていませんが、最近の動向もいちおうある程度はチェックしています、という報告でした。

 もうじきこのブログも移転しますが(移転ツールがまだ公開されないので、令和と同時に移転といったことができなかったのです)、平成に引き続き令和もどうぞよろしくお願いいたします



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次から次へと

 
 本日はノストラダムスの『予言集』第一序文「セザールへの手紙」が書かれてから
464周年です。非常に半端ですし、序文の日付が正しければ、の話ですが
 さて、この編集雑記を投稿しているYahoo!ブログも2019年12月15日にサービス終了だそうです。
 ジオログ閉鎖に伴って5年ばかり前にここに移行してきて、また移転とは…

 雑記帳の方の始末もままならない状況でこっちをどうするかまでは頭が回りませんが、コンテンツをローカルで保存している雑記帳と違って、エントリの内容はまったく保存していないため、とりあえずどこかに移行する方向で検討してみようかとは考えています。
 
 書いてきた内容には他愛のないことも多いので、全消去でも大して惜しまれたりはしないのでしょうけれど、
「『ノストラダムスの大事典』に書くほどのことではないけれど、ちょっと書き留めておきたい雑感」
みたいなものを置いておく場は確保しておきたいという気持ちはあるのです。

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コルモペード

 コルモペードの記事を立てました。
 もともとは来月閉鎖予定の「ノストラダムス雑記帳」のコンテンツ移転の一環ということで、コピペだけで済ませるつもりでしたが、アンベール・ド・ビイイとコルモペードが同一人物かも、という説を見落としていたことから、それ関連も含めてあれこれ調べていたら、1週間くらいかかってしまいました。

 コルモペードがビイイと同一であろうがなかろうが、しょせんはノストラダムスに便乗した占星術師の一人にすぎません。ですので、あまり詳しく扱ったところで、ほとんどの読者にとっては無価値でしょう。実際、私にとってもそんなに魅力は感じないのですけれど、それだけに(今後もあまり調べたりはしないでしょうから)自分の備忘録に、ということもあって、書誌を増補しました。
 詩百篇から剽窃された詩篇の比較は、今回の記事とは別に項目を立てて扱う予定です。

 「ノストラダムス雑記帳」は、他のサイトへの移行も少しは検討しましたが、時間的制約などから完全にあきらめました。そのかわりに、こんな風にアレンジやアップデートをほどこしつつ、移せる情報は大事典の方に移していく予定です。
 五島氏や加治木氏へのツッコミも、あるていど(表現はともかく情報は)移していきたいと思っていますし、「ルシフェロン」「恐怖の大王ホメイニ説」「恐怖の大王ジャックリー説」みたいな今まで以上の細分化を行うつもりですが、そのあたりはまだ詰め切れていません。
 もちろん、詩百篇の比較も続けていきますので、全体の作業はかなり緩慢になることと思われます。

 最大の懸案はアンリ2世への手紙とセザールへの手紙の移行作業ですが、こまかい扱いは未定です。あれらの翻訳や注釈をアップデートするとか、作業量を考えただけで頭痛が…


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1605

 1605年版『予言集』の実物を購入しました。

 Googleブックスの充実ぶりなどのおかげで古版本の実物を購入する必要性は大きく減退しているように思いますが、以前から、1冊くらいは古版本の実物も持ちたいと思っていました。
 かといって、PAR Pierre Rigaud 版の3600ドルとかあまり高額だと手が出ませんし、逆に数万円程度でよく出ている18世紀末のリオン系などだと、内容的価値・古さ・レア度などのいずれでも見劣りするので、1冊だけ持つアイテムとしてはちょっと…と思っていました。

 そんな中、Abebooks で990ドルで1605年版が出ているのを見かけ、これだ!ということで飛びつきました。
 注文した時点ではあと2冊、1605年版は出品されていましたが、3000ドルかそれ以上だったはずです(今確認しようとしたらヒットしないのでうろおぼえ。まさかあんな高額なのが売れたとも思えないのですが)。
 偽1568年版とか、明らかに価値が劣る版でも、もっと高額なのはいくらでも出てくるので、1000ドルを切る値段で1605年版が手に入るチャンスはもうないんじゃないかと思い、奮発しました。

 イタリアの古書店に頼んだのですが、税関手続きだか何だかが難航したとかで、
10月に頼んだのに、イタリアから最終的な発送連絡がきたのはつい先週…。
 古書店主が丁寧な人でこまめにメールをよこして進捗状況を教えてくださっていたのですが、やきもきさせられる日々だったのも事実です。いやあ、無事に届いてくれてよかったです。

 1605年版にはいくつかの異本がありますが、六行詩集のタイトルの異文だけから見る限りでは、グレゴリオ氏が公表しているのと同じバージョンみたいです。なので、内容的な珍しさはありませんが、昔、留学した時にリヨン市立図書館で古版本の現物を手に取って閲覧するたびに、「ああ、1冊くらいはこういうの持ちたいな〜」と思っていたので、希望がかなって満足です
(なお、リヨンで現物を手にできたのは、当時まだマイクロ化されていなかった版だけなので、ピエール・リゴーとかジャン・ディディエとかはマイクロフィルムからの閲覧と複写しかしていません)。

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標題紙。一部ボロボロですが、読めないページはなさそうです。

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 真ん中あたりの、表面が一部えぐれているのが1605年版。表面こそひどい状況ですが、綴じは最後の数ページを除けば、かなりしっかりしています(だからこそ、上の写真のように、片手で開いて撮影などもできたわけですが)。
 ちなみに左隣の背が低い本は19世紀半ばの「ノストラダムスの甥」の暦書が4年分合冊されている本です。5000円足らずで手に入れた本ですし、内容的な価値は全くないですが、装丁の『それっぽさ』が結構気に入っています。自分が(コピーでなく)現物を持っているノストラダムス本で一番古いのはそれでしたから、今回1605年版を手に入れたことで、一気に2世紀さかのぼることになりました

2019年1月19日0時頃追記
Abebooksで2冊売っていたはずのうち1冊は再発見しました。2100ドルほどで、3000ドルいっていませんでした。
別に話を盛るつもりはなくて、上で3000ドル以上としていたのは単なる記憶違いです。
もう1冊は2100ドルよりもかなり高かったはずなのですが…こうなるとちょっと自信がないです
 

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2019年の最初

 明けましておめでとうございます。…というには遅くなりましたが、今年もよろしくお願い致します
 「ノストラダムスの大事典」に「ノストラダムスの2019年予言」をアップし、関連する「詩百篇第5巻25番」についても、情報を拡充しました。

 正直なところ、今年向けのは、ここ数年の焼き直し的な与太話しか見かけていないので、記事を立てるのをやめようかとも思っていました。ですが、第5巻25番のことを思い出し、また馬鹿なことを言い出すオカルトライターがいても嫌だなと思いなおした結果、立てることにしました。
 元日の休み以来、5巻25番の改定作業が思いのほか難航したので
(というか、ビリーバーはどれだけ第三次大戦を待ち望んでるんだよっと文句の一つも言いたくなるくらい、解釈事例が多かったです。途中でうんざりしたんで、知名度の低い論者で調べ直していないのは結構います)、ずいぶんと時間がかかってしまいました。

 この種の記事を立てるときは、(自分で調査などロクにしない三流オカルトライターに、エサを与える形になることで)ウチのサイトがデマ拡散の火種になりはしないか、という不安が付きまといます。記事の方に書いたとおり、2017年のダニエル書関連では、そう疑いたくなる事例もありましたしね
 あの種のライターが嫌なのは、明らかに人類滅亡なんか信じていない
(文章から、情熱とか使命感といったものが微塵も伝わってこない)くせに、小銭稼ぎのために、無責任な人類滅亡を吹聴するからです。そういう手合いの片棒を担いでいるかのように思われるのは、非常に嫌なのです

 前も書いたかもしれませんが、マルーユの新発見予言の全訳とかをしないのも、同じ理由です。
 というわけで、当面は、地味に第10巻の改定作業を続けます。

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