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深遠なるアナログ・レコードの世界へようこそ。

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KING PLEASURE SINGS、ANNIE ROSS SINGS(PRESTIGE 7128)


なんとか週1回の更新ペースを守ってきましたがちょっと忙しさ?にかまけて一度休むと根っからの怠け癖が芽を出し「今週も・・・いいか(笑)」とついつい思ってしまいました。ところで気が付いてみるとブログを立ち上げて丁度1年、100枚程度のレコードを取上げるのがこれほど大変だとは思いませんでした。守備範囲の狭さが原因でしょうが一部を除いて70年以降のJAZZを聴くならROCKを聴いた方が良いと思っている「たわけ」ですので・・・(笑)。ありきたりですが「継続は力なり」と思いつつ、これからも「よき時代のJAZZ」を取上げてまいりますので宜しければお付き合いください。ブログ・タイトルの「THESE MUSIC SUIT ME WELL」の「THESE MUSIC」にはホントはBRITISH FOLKや一部ROCKも含まれているのですけど、そちらもそのうちに、きっと・・・・♪SOMEDAY〜 NEVER COMES♪(笑)。

さて「JAZZ VOCAL」で一番最初に好きになったのは多分、ANNIE ROSSだと思います。大好きなMULLIGANのレコードを追っかけていくうちにPACIFICの「SING A SONG WITH MULLIGAN」やZOOTらとの「A GASSER!」にぶつかり、凄く気に入り国内盤では飽き足らず別テイクが入っているCDやオリジナル盤のMONO、STEREO両方を所有するまでになりました。そこからLAMBERT、HENDRICKS & ROSSへと拡がっていき間もなくこのアルバムに行き着きました。しかしお目当てのANNIE ROSSはB面の後半4曲のみ。ヴォーカリーズの名演「TWISTED」「FARMER’S MARKET」が入っていて元ネタのWARDELL GRAY (PRESTIGE 7008 〜7009)は既に持っていましたのでそれなりに楽しめました。でもPACIFICのソロ時代のしっとりした歌い方により魅力を感じていたうえにその後、このANNIE ROSSの4曲入りオリジナルEP盤(PRESTIGE 1301・・・PRESTIGEのEPは1301番から始まるので第一弾・・・サムネイル参照)を入手したこともあり国内盤LPをオリジナル盤に昇格させようなどとは全く思っていませんでした。

それが近年、JAMES MOODYに惹かれ、いろいろ追っかけていくうちにぶつかったのがこのアルバムの大半を占めているKING PLEASUREです。VOCALISE(器楽曲をそのままアドリブも含めて歌詞を付けてヴォーカル化すること)を最初に始めたと言われているKING PLEASURE、その最初に録音された「I’M IN THE MOOD FOR LOVE」はJAMES MOODYの同曲にフレーズ、アドリブそのままに歌詞を付けて歌ったもので当時大ヒットとなったようです。但し、このアイデアはそれ以前よりEDDIE JEFFERSONが既に行っており所謂パクリであったと言われています。いずれにせよKING PLEASUREの録音・ヒットによりこの分野が一般的に認められたことは間違いなくその後のLAMBERT,HENDRICKS & ROSSやDOUBLE SIX OF PARIS、SWINGLE SINGERS、はたまたPOINTER SISTERSや近年のMANHATTAN TRANSFARの活躍を見るにつけKING PLEASUREの貢献が大だったことは容易にご理解いただけると思います。ちなみにパクられたEDDIE JEFFERSONはJAMES MOODYのPRESTIGEやARGOのアルバムにレギュラー・メンバーとして何枚も付き合い各アルバムで1〜2曲歌を披露、ARGOの「MOODYS MOOD FOR LOVE」(ARGO LP-613)では「I’M IN THE MOOD FOR LOVE」を取上げ裏声も駆使して(KING PLEASUREのものはPLEASUREがMOODYのパートを、共演のBLOSSOM DEARIE!がピアノ・ソロの部分をヴォーカリーズで歌っています)一人二役を演じて溜飲を下げています。でも声質から一般受けするのはKING PLEASUREの方でJEFFERSONの声ではヒットはチョット無理では?と考えさせられますので最初にKING PLEASUREが録音して良かったとあらためて思った次第です。

さて肝心なこのレコードについてですがまさに名演集。元ネタが至高の名演ばかりなのであたり前といえばあたり前ですが聴きこむほどその素晴らしさが解ってきます。20年以上ANNIE ROSSの部分だけ聴いてほったらかし?にしていたのが、恥ずかしくなります。取上げているのはRED TOP(GENE AMMONS)、JUMPIN’ WITH SYMPHONY SID 、SOME TIMES I’M HAPPY(LESTER YOUNG)、THIS IS ALWAYS、I’M GONE(JAMES MOODY)、DON’T GET SCARED(STAN GETZ)、PARKER’S MOOD(CHARIE PARKER)など。KEYNOTEのLESTERやROOSTのGETS、MOODYのものなど元ネタを良く知っているものはより楽しめます。それとバックを務めるJOHN LEWISのピアノが素晴らしくコーラスのTHE DAVE LAMBERT SINGERS・・L.H.Rの前身?・・とともに大いに貢献しています。

その後、KING PLEASUREはHIFI JAZZやUNITED ARTISTSにも吹き込みをしており特に前者はTEDDY EDWARDS、HAROLD LAND、MATTHEW GEE(!)などの猛者がバックを務めていて実に楽しいのですが曲目がPRESTIGE盤とダブるためどうしても2番、3番煎じの感が否めません。

取上げたレコードは446Wのオリジナル。一般的に知られているオレンジ色のものとは色違いです。セカンド・ジャケとの噂もありますが裏にはNJ住所の表示がないため違うようです。またNJ住所になってからもオレンジジャケで再発されているのを確認しています。(ちなみに3RD?ジャケはグリーン)こっちの色の方が新鮮ですね。(笑)


*ANNIE ROSS SINGS(PRESTIGE EP 1301)エンジ・レーベル、4曲入り
*GOLDEN DAYS (HIFIJAZZ J425) 両溝
*MR. JAZZ(UNITED ARTISTS UAJ 14012)、黒・マルチレーベル(2nd、オリジナルはサックス奏者・レーベル)、両溝
*KING PLEASURE SINGS、ANNIE ROSS SINGS(PRESTIGE 7128)446W50TH.NYC、両溝、機械打ちRVG

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