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2017年12月の週末旅行、ローマの古代から現代まで、プロローグ ミラノの12月頭は、守護聖人サンタンブロージョの祝日があるため、うまくいくと連休になります。今年は、カレンダーの並びがよくて四連休。というわけで、祝日、特に連休は絶対に無駄にしたくない今日この頃のわたくしですから、勿論有効活用です。 この時期は、どうしても寒いので、基本的に向かうのは南。 というわけで、今回は、久しぶりにローマに行ってきました。 前回、ローマの中世を歩いたのは、なんと2009年。早くも8年が過ぎてしまったのですね。このときの旅は、以下、リンクを張っている「ロマネスクのおと」に、かなりきちんとアップしていますので、よろしかったらご参考にしてください。 このブログを開設したのが2008年ですから、前回の旅は開設直後。かなり忘却の彼方となってしまった当時の様子を知るために、ブログで旅を振り返ったのですが、当時の記事は、かなりさらりと書いていたようです。 というのも、本来このブログは、あくまで覚書的な役割を担っていて、本当にやりたいことは、ホームページ、という当初の思惑を、きっちりとあらわしていたんですね。 今や、ホームページにまとめるのは、老後の楽しみ、とかうそぶいて、ブログが精いっぱいのため、記事も細かく描くようになってしまい、結局、自分の首を絞めているは目にもなり…。何をやっているんだか、となんだかあきれています。 今回の旅は、結構猥雑で、ローマ郊外の町を一つ、そして、ローマでは、2009年の旅では時間が足りずに行けなかったアッピア街道のカタコンベ、やはりその時の旅でアクセスできなかったりした教会を回ること、そして、開業以来ずっと行ってみたかった現代美術館MAXXIの訪問が目的でした。 まさに古代から現代までを行ったり来たりしつつ、中世にも行き当たりばったり的にアクセスするという、かなり混とんとした行程となってしまいました。 それでも、やはりローマは永遠の都。どのように歩いても、何かに当たるので、実に面白いです。今回は、2009年の旅よりは、時間的余裕もあったので、多くの行程を足で稼いで、土地勘がかなり養えました。ミラノに比べると、市域はかなり広いと思うのですが、歩くと、意外とコンパクトなこともわかりました。 実は、2009年後も、日本からのお客様と一緒に、二回、駆け足訪問をしています。勿論、日本からの観光客を、私の中世修行に突き合わせるわけにはいきませんので、自分の見たいものは、わずかしか見ることができませんでした。それでも、回を重ねるごとに、訪問地を増やすことはできて、少しずつでも町の様子がわかってきます。 そして、ローマのような町であっても、いろいろと様子が変わることもありますので、定期的に訪れるのは、重要だと思いました。 今回もまた、自分の晴れ女ぶりに感謝。旅行の前から、今回はさすがにだめだろう、と雨を予想せざるを得ない状況だったにも関わらず、二日目の夕食後に使った以外、傘は開くことなく済んだのは、まさに僥倖でした。 結果的に、前回の旅のリベンジが、結構できたようです。 日常のストレスから思いっきり開放されて、昼から赤ワインを飲んで。旅はいいですね〜! というわけで、アップは当分先になっちゃいそうですが、またローマにお付き合い願います。 |
ローマの中世
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詳細
ローマって言うと、古代だけだと思っていませんか?実は、中世がたくさん隠されているんですよ。
コメント(2)
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何とか年内にローマを終わらせなければ…!!! とあせっていたわりには、なんか今日も今日とて、テレビっ子どっぷり。だって、フィギュア・スケートのグランプリ・ガラをやってんたんだよぉ(フィギュア好きです、実は)。 テレビは見るわ、読書はするわ、お出かけしちゃうわ、で、時間だけ過ぎて、そういうしているうちに、もうクリスマスも過ぎて、お正月もすぐそこ! で、あわてて片付けた次第です。 っていうか、いつものごとく、ほとんどはもう調べていて、写真も整理していて、ただ、それをサイトにまとめるだけの話なのにねぇ、なんだってそれが2ヶ月もかかっちゃうんだか。 あとひとつだけ、入れ忘れていた教会を入れて、再編しないといけないページがあるんだけど、基本的には今回のローマ(といっても、旅をしたのは二年前…)はコンプリート。中世をキーワードに、これだけまとめて歩いた記録はあるいはあるまい、と勝手にいい気になっています(”あるいは”というところに、ちょっと謙虚さを感じていただければありがたいです)。 モザイクのこととか、多くの教会で地下に隠された古代の遺構とか、いろいろと考えさせられることの多いローマでした。文化的にはかなり重要度が高いのに、古代とルネッサンス、バロックに集中して、語られる機会が極端に少ない中世だけに、いろいろ解明したいものを見つけた感じしてます。 そういうことも含めて、やはりもう一度、今回の見残し+カタコンベめぐりを目標に、もう一度ゆっくり(は多分無理だけど)じっくり、ローマの中世めぐり、してみたいと、すでにして思っています。 |
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予定では一ヶ月前に更新しているはずだったんですけど…、やっとこさ。 今回はローマの市壁外の教会特集。ローマに中世探訪しにいくなら、絶対に欠かせない場所ばかりですよ。 どこも歴史が古くて、長い時間信仰の場所だっただけに、様々な痕跡が集積しています。ローマはどこもそうだけど、ここもまた、時間を視覚的に感じられる場所のひとつ。 ただ多くは、その姿を変えられたりしていて、全体として中世というものは少ないのも現実です。ディテールに走らないと、中世が見えなかったりもします。 ローマ観光に行っても、中世を目指さない限りは、わざわざ行かない場所ばかりだと思います。郊外ではあるものの、どこも地下鉄やバスで簡単にアクセスできますので、是非訪ねてみてほしいです。 わたし自身も、事前に勉強していなかった分、取りこぼしが多く、またこれはいつものことですが、資料を読んでいると、あらためて見たくなることがたくさんあります。今回の場所は特にそういう思いが強いので、次回ローマを訪ねるチャンスがあれば、必ずやリベンジするつもりです。 では、また感想などいただければありがたいです。 |
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大変長らくお待たせしました! やっと、ローマ、第一弾、アップにこぎつけました。ぜえぜえ。一弾でこんなに息切れしていてどうする!?このペースでは、いつになったら終わるのやら。30ほど訪れた教会の、たった5つしか紹介してないっていうのに。 改めて写真を見直していて、モザイクの美しさ面白さにはまり込みました。それで、ローマ中世の歴史に加えて、ビザンチンの歴史や美術書まで読んでしまっている今日この頃(もちろん斜め読みですよ)。そんな風にふらふらとやっているから時間がかかってしまうんですけどね。 でも、モザイクは本当に素晴らしいので、モザイク好きな方は、是非モザイクを目指していかれるといいと思います。 それにしても、ページを作っていて感慨深かったのは、わたしの鑑賞眼もちっとは成長しているのかな、というか、以前は実に何も見てなかったんだということに気付いたことです。あまりに稚拙な過去のページは、いつかきちんと勉強しなおして、全部作り直したいものです。老後の楽しみ…。 ローマ、広いです。旅をしたのは2009年12月なので、もうずいぶん時間がたってしまいましたが、どこも印象が強くて、かなりよく覚えているんです。とにかく身体ががたがたになるほど歩き回った記憶がすごいです。ただ、訪問前には細かい見所までは勉強していかなかったので、いまさら、後悔もしているんですが。見残しもかなりありますし、時間の制約からカタコンベはあえて行きませんでしたので、すでに次回の旅を妄想しています。その節はまたお楽しみに。 実は、相変わらずパソコンの日本語問題を抱えてまして、今回もアップロードに苦労しました。最後の方は、アップするべき最新ファイルがどれだか分からなくなったりして、推敲完璧じゃないまま、エイッとやってしまいました。いろいろ不具合があるかもしれませんが、ご容赦ください。感想いただけましたら、とてもありがたいです。 |
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ローマ中世、最後の教会は、サン・クレメンテです。 中世的にも、また一般史跡としても大変重要で、有名な教会です。 しかし!最初に教会の姿が見えたときは、まさかそれがサン・クレメンテとは、思いもしませんでした。バロック教会の壮大さも特にない、ただの普通の家屋にしか見えなかったんです。 正面はこんな感じで、典型的なバロック教会ですが、このファサード前は、古代の教会に見られる前庭になっていて囲まれています。外からは見えないんですよね。その上、最初にアクセスしたのは側面の扉で、なんだかとにかくしょぼいものでした。 オリジナルは、2世紀頃の普通の家屋らしいので、私の印象もあながち間違っていたわけではなさそうですけどね。 かなり小さい教会ですが、中には、古代や中世の、たくさんの宝物が隠されています。 ただ大変残念なことに、ここ強烈に撮影禁止なんです。教会内のいたるところに、これでもか、というほど撮影禁止の張り紙があって、あ、気付かなかった、というのが絶対に通じない状態です。何もそこまでしなくてもいいと思うのですが、ローマの教会の中では随一というくらいにお土産屋が充実していましたので、写真を撮れないようにして、絵葉書や資料を買ってもらおうという商魂たくましい教会なのかもしれません。でも、撮影が出来ようが出来まいが、多分買う人は買うし、買わない人は買わないと思うんですよねぇ。実際、これだけ充実していると、私などは、あれもこれもほしくなってしまって、最低限の買い物に抑えるのが苦労でしたけど。 おっと、教会を紹介します。 内部はこんな感じ。古いバジリカ様式を残しながら、装飾はほとんどバロックのキンキラになってしまっています。 3世紀ごろ古代神殿として使われるようになったものが、11世紀に火事で消失。今の建物はその後に建てられたものが元になっています。 バロック装飾がなされたものの、後陣や床モザイク、内陣を取り囲む大理石版などは、そのまま残されたのです。ありがたいことです! ここの後陣モザイクは、モチーフが大変に細かくて、他には見られないタイプのものです。 生命の樹木が後陣全体を覆っていて、小さなモチーフがたくさんちりばめられていて、それがとてもかわいらしいんです。といっても、内陣を囲う障壁があって、残念ながら、あまり側には近寄れないんです。で、絵葉書等で観察するしかなかったんですけれど。 これが中心部にある十字架。鳩とか動物もとても愛らしいですよ。 この教会は、実は地下が面白いのです。 有料ですが、入場する価値大です。相当広い範囲にわたって掘られていて、10世紀前後のフレスコ画がたくさん残っています。残念ながら、私が訪れたときは、重要なフレスコ画のほとんどが修復中でした。がーん。写真で見る限り、すばらしいものみたいです。一部は見られましたが、雰囲気、よかったです。 とにかく広い範囲で、さらに下ったり登ったり、全体の構造がどうなっているのか、皆目検討がつきませんでした。地下水がざんざんと流れている水路まであるんですから。 他の教会では、地下に入ると、他に誰もいなかったり、一人二人いるくらいだったりしたんですが、ここはさすがに人気のある有名教会だけあって、すごいたくさんの観光客が、数珠つながりで通路を歩くという感じで、それはちょっとがっかり。ここに一人だったら、かなり怖くて、あちこちに足を踏み入れられないかもしれないけれど、数珠つながりはね〜。 ということで、ローマ中世、一応お仕舞いです。
普通の観光写真も、ちょっとアップしようかな。 ローマについては、これからいろいろと勉強して、少しずつサイトにアップしていこうと思っていますので、ご興味のある方は楽しみに。 |







