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フオリサローネFUORISALONE 2019 その8そして最終回

例年は、パンフレットを入手するために、初日に行くことが多い大学ですが、昨年会社が引っ越して行きにくくなったため、今回は中日の夜に立ち寄りました。日が暮れてから行くのは、初めてのことかもしれません。
もう20時は回っていましたが、まだ暮れ切っていない美しい空の時間でした。

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人出がすごく、大音量で音楽もガンガンにかかっていて、まさにイベント状態です。
ここの展示は、会期中毎晩24時までオープンしていることもあって、夜も楽しめるよう、ライトアップを想定した内容になっています。昼と夜では、イメージがかなり変わるはず。

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正直、インパクトのある作品は少なく、事前のチェックでも、どうしても見たいものはなかったので、かなりさらりと見学しました。
上の、メインの中庭に置かれた作品は、上から見ると、HELPという文字が形作られているんです。

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Help the planet, Help the Humans by Maria Cristina Finucci

オレンジの光がともっているのが文字なんですが、これね、東北大震災のときの映像がよぎってしまって、上から見た時に写真が撮れませんでした。地球を救え的なコンセプトはわかりますが、このやり方は、あまりに直接的で工夫がない上に、デリカシーがない。

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このシャンデリア支えのキリンさんは、すっごく好きでした。こういうものが置ける庭のある家、あこがれます。変なあこがれ方ですけれど、笑。

奥の方の中庭の一つ。

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From Shipyard to courtyard by Lissoni Associati

大きな船の骨格がドカン。
ちなみに、今回の大学を舞台としたインテルニ主催の展示は、ヒューマン・スペースHuman Spacesというのがテーマとなっています。ヒトの場所。ノアの箱舟的な?

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MultiPly Milano by Waugh Thistleton Architets – Arup

白木でできたキューブが、積み木のように組み合わされていて、登ったり下りたりして、通り抜けできるシステムになっていました。普段なら、試せるものは何でも試すタイプなんですが、このときは一日の終わりで疲れ切っていたので、しばらく人の流れを眺めていました。住宅とかインテリアをベースコンセプトにしているんだから、こういう展示は、あまりに普通で、ふーん、という感じで終わってしまいますね。

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Sacred Geometry by Dorota Koziara, Mariusz Miekos, Karim Rashid

これは、ガラスの食器とかオブジェの展示を見ながら、さらりと通り過ぎてしまったのですが、柱が、ガラスのマテリアルで面白い形になっていたりするんですね。ポーランドの由緒正しいガラスメーカーさんの出展だったようです。
本当にさらりと通り過ぎちゃうんですが、とても印象的だったのは、通過する際に、ずっとガラスの割れる音がするんですよ。ガシャンっていう、いかにもガラスの割れる音が連続的に。
それで、自分、ガラスの割れる音、大嫌いなんだ、と気付きました。生まれて初めて、すごく嫌いな音なのに、認識したことがないっていう事実が面白かったです。だって、連続的にガラスが割れる音を耳にする機会なんて、そうそうないですもんね。実にいやな音。

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La Foresta dei Violini by Piuarch - Nemo Monti

本物の木が使われていたのが、インパクトありました。なんか洪水で倒れちゃった木を使っているそうで、このために倒したわけじゃない、ということがわざわざ書いてありました。バイオリンの森、というタイトルなんで、バイオリンに使う木があるところから来たんでしょうかね。それもまた、人の場所なのかな。

今回、一番気に入った展示が、これです!

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Human Proportions by Massimo Iosa Ghini

長い廊下の先に、人が立っているだけの風景。なのに!

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これはたまげましたよ。遠近法を使った錯覚とでもいうんでしょうか。立っている人が、こんな小さいフィギュアとは、とても思えないんです。

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実は、この、顔を出している人がいる方からアクセスして、行列になっているんで、並ぼうと思いつつ、面倒で、やめたんですよ。これは大正解でした。
だって、並んで、知らずに顔を出したら、誰かの写真に撮られちゃっていたし、それに、正しい方向から見るインパクトが薄れちゃってたでしょうから。

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お休憩スペース。同じ光るなら、ウサギちゃんや小鳥ちゃん型のチェアの方が好み。

さて、もう一つの中庭へ。

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Sleeping Piles by Estudio Campana

これは、「未知との遭遇」感が強くて、かなり好きでした。昼間とは、かなり様子が違うのでしょうが、緑が美しい昼間もまた、別の魅力を感じそうです。静謐感が漂っていて、それもよかったです。通常は、中庭には自由に入れる展示が多いのですが、これは、人を入れなかったのも、よかったかもしれません。ヒューマン・スペースであるはずなのに無人感、というのが、何か主張をしているみたいな。

二階に上る階段の入り口は、いつも楽しく飾られています。今回はこれ。

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Design Vibrations by Chiara Andreatti

ただ、明かりがギラギラだな、と思うんですが、よく見ると、サングラスがたくさんはめ込まれていました。なんと300個もあるそうです。

こうやって見直すと、やはり一カ所にまとまってあるし、それなりにテーマに沿っているので、展覧会的な面白さはあるもんですね。夜中まで無料で楽しめる、という意味では、かなり有効かな。昼間は、子供連れの見学者も多いんですよね。

というわけで、今年もフオリサローネにお付き合いいただきありがとうございました。また次回を楽しみに、レポート終了です!

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フオリサローネFUORISALONE 2019 その7

王宮を出ると、ドゥオモ広場となるわけですが、数年前から、なぜか、ヤシなど、南の植物の植わっているスペースがあります。そのあたりに、とっても変なオブジェ。

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Maesta' sofferente by Gaetano Pesce

ガエターノ・ペッシェというのは、私でもうっすらと名前を知っているくらい有名な、イタリアのインダストリアル・デザイナーさん。かつて彼がデザインした椅子が、今年50周年ということで、その記念のインスタレーションというような説明が置かれていました。その椅子をデザインした同じコンセプトで作られたものだそうです。

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男性や時代に虐げられている女性の身体をかたどったシェープを採用した椅子だったようで、このオブジェのシェープも、見まごうことなく女性の身体です。そして、身体中に矢が刺さり、どう猛な動物の頭部に囲まれています。
50年たっても、状況はあまり変わっていないが、ただ、少なくとも、黙っているだけではなくて、声があげられる世の中にはなってきたとかそういう。

好き嫌いで言えば、嫌いな範疇でしたけれど、インダストリアルデザインにも、そういう思想が込められたりするのは、面白いと思いました。

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そして、こういう作品を、ミラノの顔であるドゥオモ広場にどかん!と置いてしまうミラノは、やはりインダストリアル優先なんだ、と感心しました。

ヴィットリオ・エマヌエレIIのアーケードを抜けますが、この時期は、各ショップのウィンドウも、フオリサローネ仕様で、デザイン的になっています。

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一見普通ですが、これ、巨人用のシャツです。普通の人が5人くらいは入りそうな大きさなんです。それを、実際に作っちゃってるのがすごいですね。近くから観察しなかったのを、残念に思いますが、ちゃんと布で作られたものと見えました。
ヴィトンも、凝ったウィンドウが複数並んでいました。

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アーケードのガラスドームの屋根が写り込んでしまいましたが、かえって不思議な雰囲気の面白い写真になりましたね。

スカラ座広場も、サローネ一色。

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もともと世界のトップレベルのイベントであったと認識していますが、わたしが見るようになってからの10年ほどで、さらに大きなイベントに成長したと感じます。

さて、この地域で、これは見ておきたいと思った場所へ移動します。

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ポルディ・ペッツォーリ美術館Museo Poldi Pezzoliが、その会場となります。

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The Nature of Time by Grand Seiko (Seiko Watch Corporation)
Design by Hikaru Mori, Created by Shingo Abe

去年は、トリエンナーレ美術館で、印象的な展示をしていたGrand Seikoですが、今年は、この美術館での展示。
一見すると、昨年ほどのインパクトはなくて、脱力しましたが、お話を聞いたら、なかなか面白いことをやっていることがわかりました。

まず、この最初のスペースで、スクリーンを使いながら、光と音の短いショーがあります。すべてがぼんやりとした様子で、それでちょっとインパクトがね。

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肝は、正面のスクリーンよりも、おそらく、手前の床部分の仕掛けなんです。

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光が落ちた後、いろんな形でぼーっと光るんです。円筒形の上に、時計の小さな部品がオブジェのように置かれていて、美しいのですが、それが、ぼーっとした光に浮かび上がるような仕掛け。

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お隣の部屋に入ると、机の上に、小さなガラス球が置かれていて、暗闇の中で光っています。これを手に取ると、電源が切れて、光がスーッと消えるのですが、ぼんやりとしたうっすらとした光が、結構いつまでも残るんです。
ガラス球の中には、蓄光性の砂が入っていて、蓄光性なので、つまり電源が入ると、光をためるんです。
その残光のようなものが、しばらく残るということで、砂は、セイコーではなく、あるIT企業の発明だそうですが、それをこういう風に使うというのは面白いですね。
で、メインの展示の床部分には、それを液体状にしたものが敷き詰められていて、さらに残光のあり方がいろいろで、波紋も色々できて、面白いものになるということです。

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テーマとしては、人それぞれ、感じ方の異なる時間という抽象を、何とか視覚化できないか、ということ。うん、地味だけど、これは結構面白いテーマだよね。

ありがちでしたが、せっかくスタッフさんが結構いるのに、積極的に話しかけてないんですよね。日本人の、おそらく社員さんもデザイン関係者も結構いらしたと思うのに、お互い同士で話したりしていて、見学者に寄っていかないのは、残念だと思いました。こういう技術的なことは、お話を聞いて初めて、なるほど!と思うことが多いですし、この展示は、見た目が意外と地味だったので、地味だなぁ、と終わっちゃうんですよね。
わたしは幸いお話を聞いて面白いと思ったので、メインの展示も2回ほど見ちゃいました。

もう一つ、大抵いつも何かしらの展示をやっている美術館へ。

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ファッション・ディストリクトの真っただ中にあるバガッティ・ヴァルセッキ美術館Museo Bagatti Valsecchiです。

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Golden Ladies, Metallic Portraits

細いメタルの糸で、タペストリーのように作られた肖像画が、並べられていました。光に反射したりして、コンセプトは面白いんですが、絵が、結構古典的な肖像を使っているのが、残念だったかな。いっそ、ウォーホルのマリリンとかの方が、インパクトがあったのでは。

なんかよくわかりませんでしたが、このメタルでできていて、文鎮のように重みのありそうな金色のキノコも、おそらく作品。

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ちょっと驚いたのは、この、なんの変哲もないミニマリズム的な家具。

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Tadaoブランド。もちろん、あの忠雄にささげられたラインなんですって。すごいですねぇ、あのおっさん。とうとう自分にささげられる家具まで作らせちゃったよ、と感心するというかあきれるというか。っていうか、なんだかつまらない家具で、本人満足するのかなぁ、とか思ったり、笑。

この美術館は、展示の際は、内部を自由に見学できるので、ついつい見てしまいます。数百年前の建物に内装、そして歴史のある家具類は、下手な現代家具よりも、好きなものがたくさんあったりしますしね。

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美しい床のタイル。中世起源の意匠も使ったりしながら、モダンな幾何学モチーフを合わせるなんざ、なかなかですよねぇ。

年代物のピアノに、このごてごてした壁面装飾。

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これでもか、という時代だったんでしょうねぇ。
最後に、これは以前はなかった、という部屋がありました。

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サイン帳が置かれています。
何でも、ファウストとジュゼッペというバガッティ・ヴァルセッキ家の当主が、1880年ごろから、この歴史的建造物である住居の公開を始めたそうなんです。そして当時の習慣として、見学者は見学後に、サインをしたそうなんですよ。
この建物は、1994年に美術館になったそうですが、その後も、この習慣が続いたそうです。
ということで、当世のサイン長も置かれていたので、しっかりと日本語でサインしてきました!

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フオリサローネFUORISALONE 2019 その6

今年のフオリサローネでは、久しぶりにトルトーナ地区の見学をやめました。急激に存在感を挙げたブレラ地区に対して、トルトーナは常にフオリサローネの中心地であり、そのさらに中心であるスーペルステゥディオでは、派手なイベント系の展示も多いのですが、今回は、インテルニの冊子を精読しても、これぞ、という展示が目につかず。同時に、相当人出があったので、トルトーナはひどい混雑だろうな、と想像しただけで辟易としてしまったこともあり、潔くやめた次第。

その代わり、展覧会的な展示をはしごしました。

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Kartell - The Art Side of Kartell
Palazzo Reale

Kartellは、イタリアの著名なモダン・インテリアのメーカーさんですが、今回創業70周年記念ということで、ドゥオモ脇にある王宮博物館での展示が行われていました。いつもは、モンテナポレオーネにも近いオシャレゾーンにある店舗での参加だけだと思うんですけどね。

ここの家具は、プラスティック素材を中心としたモダン・シンプルといったテイストで、私の好みではないのですが、これが、古い王宮の内装とのミス・マッチで、結構面白い展示になっていました。
トップの写真は、ルーチョ・フォンタナオマージュですね。天井にあるネオン的な灯りは、この王宮のお隣にある900美術館で、本物のルーチョ版が飾られているものです。

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デザイナーさんが、事前サーベイをして、全体の調和などを考えて、展示のインテリアも構築するのでしょうけれど、それにしても、古い壁や天井との調和、なかなかですよね。はっきりとした色も、うまい配色です。

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紙のランプシェードらしいです。日本人デザイナーさんかと思ったら、英人みたいです。すごく日本的ですよね。
一方こちらは、レトロ・モダンとでも言ったテイストの明かり。

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最近は、本当に現代のものなのか、現代のレトロテイストのものなのか、それとも実際に古いものなのか、なんでもありだからわかりにくくなりましたね、笑。

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部屋の真ん中に置かれている透明なテーブルと椅子が、いかにもKartell製品。強化プラスティックとかそういう素材なんでしょうが、椅子の装飾はかなり細かくて、びっくりします。昔の人が見たら、ガラスと思って、びっくりするでしょうねぇ。
ガラスという古い素材の存在感とかイメージがあるせいか、こういう数百年前の環境でも、意外としっくりすることにびっくりします。

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色々な製品やスケッチやデザイン画や、そういうものが雑然と並べられたスペースで、気になった絵。

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腕がカニになっていて、この部分だけが動くシンプルなアニメになっていた絵。カニのハサミ、すごく印象的でした。
そして、この日本人の絵。

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作者は、Ataru Satoとありました。どなたでしょう。最近の作品のようですが、レトロ感ありますよね。

最後に、本物なのかどうか、よくわからなかった展示。

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Kartell仕様のバービーと、Kartell仕様のミッキー。

同じ王宮で、もう一つ展覧会仕様の展示がありました。

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Alcantara – De Coding, Alcantara in the Tapestry Rooms

アルカンターラは、東レが生み出した人工皮革のブランドで、イタリアでも大変有名です。素材を使って変なものを作っていました。

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これは、3D眼鏡をかけると、模様が浮き上がってくるというものでしたが、あまりインパクトがなかったかも。それに、眼鏡を配っているお姉さんがやる気なくて、残念でした。

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こちらなど、大好きなバーチャルレアルティー用の作品で、ヘッドギアがあったのですが、その上、ほとんど見学者もいなかったので使い放題状態だったのですが、調子が悪くて、一瞬、映像が見えただけで、意図がわからないままの20秒で、終わってしまいました。
この、変な人たちの舞踏会のような絵が、なんだか極彩色の、まったく違うものになっていましたが、それが何だったかもわからず…。
週末、友人が行ったそうですが、相当の人が並んでいて、試せなかったそうです。残念。

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フオリサローネFUORISALONE 2019 その5

イースター休暇で不在だったため、またもや間が開いてしまった上に、旬を逃していますが、ブログは私の海馬を補うものなので、気にせず、続きをやることにします、笑。

ちなみに、お気づきの方もおられるかと思われますが、長年ご愛顧いただいたホームページ、「ロマネスクのおと」、Yahooのサービス終了とともに、当面の休止としていただくこととなりました。お引越しして、リニューアルオープン、とも思ったのですが、ブログ更新もままならない今日この頃、ホームページの作成まではとても無理、と断念。ホームページ作成は、老後の楽しみにしたいと思います。過去の記事についても、原稿はありますので、再現もできるものと信じています。早めに、写真のバックアップを、改めてしないといけないのですけれど。

さてフオリサローネ、今回は、町の中心部でのイベントです。今回、かなり期待していたもので、まずは、プラネタリウムを会場としたイベントから。

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Bvlgari
Weaving the Cosmos by Tomas Saraceno in Civico Planetario Ulrico Hoepli, Corso Venezia 57

ブルガリ、昨年は、変なビデオを使った参加型イベントで、今一つ楽しさとかテーマがわからなかったのですが、今回は、まず、プラネタリウムを会場に使う、ということで、最初にチェックを入れたイベントの一つです。
とても小さなプラネタリウムですが、かなり歴史の長い由緒あるものなのです。残念ながら、長年のミラノ生活でも、プラネタリウムとして訪ねたことがないので、そういう意味でも、とても楽しみでした。

例によって、職場を飛び出して駆けつけたのですが、すでに、行列となっていました。といっても、ほんの15分ほどで入場できました。

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中は、さすがプラネタリウム、真っ暗な会場で、うすぼんやりと照明を浴びて浮かび上がっているのは、なんと蜘蛛の巣なんです。
天井には、うっすらと星空。幻想的というか、不思議な空間でした。いくつもあるんですよ。私はそこまで観察しなかったのですが、同行の友人によれば、ちゃんと宿主である蜘蛛がいたようです。蜘蛛がお家を作るだけの時間をかけて、設営したということですね。餌となる虫なども与えていたのでしょうか。ミクロな世界のことですが、なかなか壮大なイベントです。黄金のもととなる地球の歴史を表す的なテーマにも、しっかりと結びついていますね。

そして、プラネタリウムの後ろには、別の会場が設営されていて、こちらは、別物です。

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XX Years of an Icon B.zerol

B zero1というブランドの20周年を記念するインスタレーションということでしたが、かなり印象的で、いわゆるインスタ映え満載の展示でした。

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まるで宇宙船の内部のような内装で、おそらくブルガリのカラーなのでしょうか、この鮮やかなオレンジが、実に効果的で。目に刺さるような、それでいて優しいというのか、自分がオレンジ色、好きだからですかね。美しいスペースとなっていました。

先には、おそらくこのブランドをフューチャーする展示がされておりました。

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抽象的な絵を挟んだビデオや写真。ふーん。このブランド知らないし、イメージとしてよくわからないのですが、そういうことなのだろうなぁ、とさらりと。実際、自分の生活には100%関係ないブランドなんで、対応の仕様がないっていうか、笑。

会場の最後に、美しい印象的な展示がありました。

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これが見たくて行ったようなものなんですが、最後まで、ここにあるというのがわからず、いきなり遭遇してびっくりでした。

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どうなっているかというと、かなり狭い、人一人がやっと歩けるほどの幅の通路の両脇に、キラキラする素材がたくさんモビールのように張り渡されていて、多くの鏡が使われているのですね。だから、あちこちで写り込んだものが何重にも重なり、とんでもない奥行きのある空間にいるような浮遊感が得られます。
彌生ちゃんの無限カボチャみたいな仕組みですね。

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どう写真を撮っても面白くて、不思議な結果となります。これ、週末は大変な人出で、のんびり何枚も撮影する余裕はなかったと思いますが、この日は、結構ゆったりと楽しむことができて、平日頑張った甲斐がありました。

その上、20周年記念のエコバッグお土産付きでした。

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昔は、結構路上で色々配っていたのですが、昨今そういうのがなくなっていますから、これは、なんだか嬉しかったです。

続けて、近所で開催のイベントへ移動。

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Lours Vuitton
Objets Nomades – Palazzo Serbelloni, Corso Venezia 16

昨年と同じ建物での開催となります。テーマも同じかな。内容は未知だったのですが、昨年とてもよかったので、今回も期待しての訪問です。

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順路の最初は、中庭に設けられた簡易な建物に、ずらりと並べられた椅子などを、歩きながら見るという、比較的な地味な展示。その後、建物上階にある会場へ、レトロな雰囲気満載の階段で移動します。

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レトロならせん階段の真ん中には、革ひもがアクセントとなっている、やはりレトロテイストのランプがぶら下げられています。これももちろんヴィトンの革を使った作品です。いや、作品というより、製品ですね。

ヴィトンの展示は、実際に制作販売している家具なのですが、要は購入しようと思えば可能な家具なんですが、その展示方法が印象的で、美術作品に見えてしまうのが、何ともマジックというか。

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羽根つきの羽のようなオブジェや、卵型の釣り椅子、そして、花びらイメージのソファ。こんな家具を、普通に使われているお家が、実際にあるのだろうと思います。

メインの部屋、今回は、たくさんの明かりが吊り下げられていました。

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昨年は、革で作られた花のオブジェが天井から吊り下げられていて、その鮮やかながら落ち着いた色彩の効果にびっくりしたものですが、今回は、紙のシェードを使ったランプです。

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和紙ではないかと思いますが、本来革で作っている下がる部分まで、しっかり紙素材を中心にコピーしています。オリジナルの製品は、これ。

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去年はこのランプを、すごく素敵に展示していました。奥に置かれた吉岡徳仁さんの椅子もそうでしたね。毎年、新しいものばかり出しているわけではなく、良いものを定番にしていくという姿勢なんでしょうね。それをいかに色あせないように見せていくか、という部分が、非常にハイレベルなイメージ戦略となっているんだと思います。

多くのデザインを手掛けているアトリエ・オイの方がいらっしゃいました。

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この近くでスタッフの女性としゃべっていたのですが、昨年も見たと言ったことから、私がデザイン関係の人だと思ったらしく、「ちょうどそこにオイさんのデザイナーたちがいますよ、ご紹介しましょうか」と言われてしまい、慌てて断りました。
お話を聞いてみたいものですが、あまりに部外者で、ちょっと無理。そうはいっても、吉岡徳仁さんだったら、ミーハーに挨拶してみたいと思ったと思いますけれど…。

これまた、生活には全く関係ないブランドですが、毎回好きになります。スタッフさんも、とても感じがよくて、オープンマインドというか、素敵なカルチャーの会社だなぁと感じさせられます。ファッション系はともかく、家具は、買える日が来るわけないけれど、買えたらいいなぁ、としみじみ思います。

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フオリサローネFUORISALONE 2019 その4

季節ものなので、なるべく早めに、サクサクとアップしたい記事なのですが、どうも最近、仕事が忙しかったり、住居の年次総会があったり、と時間は取られるし、エネルギーも萎えることが多くて、思うように行きませんが、どうぞ、気長にお付き合いくださいね。

さて、前回紹介したミラノ中央駅の高架下で展開されているVenturaイベント、続きとなります。

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Raytrace by Benjamin Hubert for Cosentino

Dektonという、特殊な素材をフューチャーした展示だったようです。展示のインパクトはなかなかで、大型の美術館などを使用して行うような大型のインスタレーションでした。どうやら、この通路を作っている素材が、そのDektonという素材のようです。
美しいし、イメージ的なインパクトはあるのですが、ただ、通路を歩くだけなので、素材についての訴求力が弱いというか。スタッフもいないので、説明する気もないようだし、こういうのは、ちょっともったいないように思いました。
この素材が、いかにすごいか、というのは、素人には全くわかりませんが、説明をしてもらえると、おお!となるかもしれないと思うからです。
まぁ、商売にならない素人を相手にする気はないというところなのでしょう。確かに、こういう、最終消費者があまり関係ない素材メーカーさんとしては、仕方ないかもね。

この辺りで、もうかなりヘロヘロになっていて、惰性で、次々と展示を巡る状態だったのですが、人だかりがしていると、どうしても、もういいや、という気持ちになれず、何かにとりつかれたように、回っていました、笑。

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Bodies in Motion, Designed by Todd Bracher & Studio TheGreenEyl
Humanscale

暗闇に、光でできた鼓のようなものが浮かび上がっていて、なんだと思ったら、光が動いています。
奥の方に、お立ち台のようなものがあり、そこで、音楽に合わせて、人が踊ると、その動きに合わせて、光が変わってくるものらしいのです。
わたしが入った時踊っていた人は、地味ながら、雰囲気のあるゆらゆら動きをしていて、光もいい感じでした。

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色々体験するの好きですが、運動音痴の私としては、こういうタイプの参加は無理。でも、皆さん、次々と体験していました。

次は、ネットでちらりと見て、これは、まさにインスタ映え、というやつでは?と期待して訪れた展示です。

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Patterns as Time
by Atma (鈴木良、小山あゆみ) / Noiz (豊田啓介、葵) for DNP (大日本印刷)

なんだか印刷しまくっているようなスペースでした。上のが、Noiz作。
この、インスタ映えな様子に目が惹かれて、全体としてとらえてしまうのですが、実は、DNPが取り組んでいる作品は、この展示に組み込まれて、意外と地味にあるオブジェクトだったのです。

展示の片隅に佇んでいらしたスタッフさんを捕まえて、お話を聞くことができて、とても興味深い時間をすごくことができましたし、幅広い製品への取り組みを知ることができて、面白かったです。

そのオブジェクト、一つは、縞々の中に、左の方にグレイの、そして右の方に黒い物体がありますが、これ。
これは、天上から下げられているランプなんですけれど、すごいんですよ。

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説明を聞いても、物理とか化学とか数学とか、その辺の学問がとんとだめな頭には、すっきりと入ってこなかったんですが、もらってきたパンフを読んで、ちょっとだけ、そういうことだったのか、と思いました。なんでも、電子ペーパーの鷹揚なんだそうですが、これ、白からグレイ、黒へと色が変わるんです。上の写真にあるグレイも黒も、同じ製品なんです。
そもそも、電子ペーパーがどういうものなのかもよくわかっていない私に、わかるわけもないんですけれど、極小電池が組み込まれていて、それによって色の粒子が移動したりして、それで色が変わるとかそういう説明でした…。書いていて、嫌になるくらいわかっていない感じが明らか。説明される方も、なんかわかんないけどすごい!と面白がる私に、うんざりしていたかも、と思います。

縞々がすごすぎて、わかりにくいですが、背もたれの高い椅子。

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この同じ椅子が、この電子的な作用で、こうなるんです。

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白黒が反転したりするとおっしゃっていたような。
これらは、まだ商品化には至っていないということですが、電子の世界は、いろいろな可能性があるのですね。まさにあなたの知らない世界が、てんこ盛り。
実用になるんだかどうかわからないで、それでも研究して、そういう何かが、いつかこういった実用品に活用される日が来たりするのだから、実際の研究は地味だと思いますが、すごいことです。コツコツ、私には絶対できないことだ〜、と、そういう感心もしてしまいます。

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スペースのもう半分は、タイプの違う展示となっていました。

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この、釣り下がって、美しい光を放つ作品で、こちらがAtmaの作品です。
お若い二人のデザイナーのユニットで、ご本人も展示にいらっしゃっていて、ちょっとだけお話をしました。とても控えめ。
イタリアでそういう職業の人って、イメージとして、「俺が俺が」という自己中系の人が多いと思うんですが、まぁ、アーティストなら、それでもいいのかと思うところもあるのですが、でも、インダストリアル・デザイナーは、やはり顧客あっての仕事でもあり、クライアントの意図を汲む、という意味で、やはりこういう控えめなタイプの方が、正しい気もします。
それにしても、本当にピュアな初々しい様子のお二方で、イタリアくんだりで仕事したら、オレオレ系の人に、ついて行けないのでは、と勝手な心配をしてしまうオバサンでした、笑。

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強化ガラス素材に、江戸小紋のモチーフを、レーザーで彫りこんでいるものです。この物自体は、ただそれだけのものなのですが、光を当てることによって、小紋が、微妙な浮き上がり方をしたり、素敵な反射をしたりして、間接照明的なインテリアとして、面白いものとなっています。

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これは、すでに結構引き合いがあるとおっしゃっていました。確かに照明メーカーが飛びつきそうなものだと思います。
小紋は、東京は早稲田にある富田染工芸という100年以上続く老舗に提供されたものだそうです。

2年前でしたか、パナソニックさんが、京都の老舗職人さん達とのコラボで、面白いものをたくさん作って、持ってきていましたが、現代の技術と、伝統工芸とのコラボというのは、意外とはまるものがあるのだろうと、改めて納得です。職人さんが守ってきたものには、やはり何か時代を超えて訴える力があるのでしょうね。

かなり満足して、残りも端折らないで見る元気が出ました。

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Unfluencer, De-Sinning the design
Freitag in collaboration with Georg Lendorff

入り口に並んでいる招き猫が胡散臭くて、引き返そうかと思ったのですが、暗闇は、苦手なくせに、引かれるものもあり、ふらふらと入っていきました。

そうしたら、極彩色の照明が当てられて、怪しく光る不思議な空間が現れました。

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なんだと思ったら、中に人がいますので、私も入ってみることに。

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これ、細くて白い糸が、無数に下がっているんです。行ってみれば、巨大なすだれ、みたいなことになっているんです。縦横無尽で、5x5とか、いや、もうちょっと小さいのかもしれませんが、倉庫スペースの真ん中にしつらえられた四角いスペースに、ぎっしり糸。そこに、派手な光が当てられているという展示です。

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言ってみれば、それだけなんですが、中に入ると、実に不思議な浮遊感があり、面白かったです。糸が下がっているだけなのに、見えない壁があるような、変に柔らかい壁を通り抜けているような感覚。左右前後上下が、見分けがつかないような。
照明の無限の可能性みたいなものを感じました。
手を伸ばせば届く場所にいる人も、ずっと向こうにいるように感じられて、ますます自分のいる場所がわからなくなります。

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びっくりした!疲れたなんて言って、見ないで帰ってたら、大損でした!

最後は、ちょっと人も並んでいたから、一瞬悩んだのですが、上の直後だし、損したくないし、笑、ちょっとだけ並んで、入ってみることにしました。

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A Piece of Sky by Sky Frame

これも、どうやら体験してこそ、という展示だったようです。
ビクターの蓄音機に、音の出るラッパみたいなやつの、内側に光があふれていて、多分そこに立って、踏み方とかで色や音が変わるとかそういう仕組みなんだと思います。

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その場にいたのは15人程度で、体験しようと思えばできたのでしょうが、さすがに人々をかき分けて、俺が!と頑張る気力はなく、他の人の立つ様子を見ながら、サクッと出ました。そしたら、なんと私を含む集団が、最後の見学者で、すでに外は店じまいしていました。
そう、気付いたら、会社を18時に飛び出して、18時半から見学開始して、この地区の終了時間20時まで、脇目もふらず、駆けずり回っていたんです。ちょっとびっくりしました。

次は、今回人気の高かった展示を紹介するつもりです。

おなじみのロマネスクは、こちらへどうぞ。
ロマネスクのおと

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