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先延ばししていても仕方ないので、昨夜、引っ越し手続きを実施しました。 結構いい加減にフローを読んで、こんなでいいのかな、と思いながら、やってしまったので、本日どうなっているかドキドキしながらパソコンを開けたところ、なんと、お引越し、完了していました。 新しいページは、以下となります。
うまくリンクできないかもしれないので、アドレスも貼っておきますね。 告知の意味で、こちらのページは、しばらく残し(いつまで残るのか不明ですが)、今後は、新しい方で、記事をアップするつもりです。とはいえ、これまでとはやり方も違うようなので、ちょっと手間取りそうで、若干不安ですが、まぁ、何とかなることでしょう。 ここしばらく、気になっていた引っ越し、意外とあっさりと済んでしまい、ほっとはしています。 こんな風にできるんだったら、ロマネスクのおとのページも、何らかの形で残せたのでは、とちょっと残念な気持ちも湧いてきました。一応原稿はあるので、再建はできると思っているんですけれど…。 では、いつも訪問していただかれる方々にも、戸惑いの日々かとは思いますが、どうぞ、新規ブログでも、よろしくお願いします。どうやら、皆さんのコメントも、無事持って行けたようなので、嬉しく思っています。 |
ロマネスク全般
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詳細
北イタリアを中心に、ロマネスクのある土地を歩いた記録を、写真とともにつづります。
コメント(7)
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フオリサローネ2018 その11(最終回) トリエンナーレ、続きです。 セイコーの展示で、すっかり満足したものの、一応その他も、さらりと見学しました。 イベントのタイトルとか忘れちゃったんですが、韓国の展示でした。 伝統的なマテリアルを使って、それを現代化して、時代に合わせるみたいなコンセプトは、日本の多くの伝統的な製品メーカーが目指している方向性と共通するものだと思うのですが、韓国や中国は、まだ、伝統からの踏み出しが浅くて、今一つコンテンポラリーに乗り切れてないところがあるように、多くのケースで感じます。 多くの素晴らしい伝統工芸を有する国ですから、おそらく、日本同様、これからどんどん発展する分野ではないかと思うのですが、今のところは、まだ後塵を拝している状態かもね。 この箪笥とか、とってもレトロでいい感じだけど、おそらく本物の伝統工芸に過ぎないと思われます。日本の古い箪笥のような。韓国の伝統工芸って、とっても繊細なタイプが多いかもね。私は、極薄の布を縫い合わせるパッチワークみたいなポジャギという技術?製品?それで作られた布が、とっても好きです。 意外と食いついてしまったのが、建築モデルの展示。 建築家は、コンペのときに、こういうモデルを提出するんですよね。ほとんどは実現しなかった作品なんですが、世界各地の建物が一堂に会していました。 建築家の頭の中では、具体的に建造するときのイメージがあってこそのモデルなんでしょうけれど、コンペでの決断って、本当に大変なことなんだろうな、という気がしました。イメージばかり先行しても、ダメだし、かといって、明確なコンセプトを押し出せないモデルでは、手にも取ってもらえないだろうし。 それで、東京オリンピックのザハの話などにも発展しちゃうんでしょうね。コンペの審査員って、すっごく責任重いですよね。 トリエンナーレで最後に見学して、大いにがっかりしたのが、こちら。 世界各地でデザインウイークというイベントが開催されているようで、これは、日本のイベントに連動した展示だったんでしょうけれど、もう、それはそれは驚くほどにしょぼくて、その割にスペースは結構取っていたので、しょぼさが無限大に強調されていたとさ〜! 同行の友人に言わせると、日伊修交何年記念とか、この数年、日本側は結構いろいろ投資して、多くのイベントを主催して来たりしているので、そういう文化的な予算が底をついているのではないか、と。まぁ、ありそうな話です。 しかし、日本の強みを発揮できる工業デザインという世界で節約してはいけないですよねぇ。国を挙げて、とは言わんまでも、こういう情けない展示なら、お願いだからやらないでくれ、と心底思いました。恥ずかしいです。 もう疲れちゃっていたので、参加しませんでしたが、これも、ちょっと面白い展示になっていました。 エスプレッソメーカーであるイリ―Illyです。 なんかね、コーヒー売らないというのはあるけどね、コーヒーで偶然できた染みをアートにしてました。 これ、ちょっと刺激されるよね。 あと、最後の最後に、セルフサービスのカフェテリアの脇で発見した、面白いもの。 Piece of Venice ぱっと見、なんだか絶対わからないと思いますが、ちょっとかわいい感じがしませんか。 木製の、万華鏡とか笛なんですが、原材料が、なんと、ベネチアで取れるあるものなんです。 ベネチアで木?ってすごく疑問ですよね。 なんとね、運河にたくさん刺さっている木の杭が原料!あの、水上バスやゴンドラに、水位や経路を示している杭です。 あれは、数年に一度交換する必要があり、古いものは廃材として捨てられるしかなかったものを、この、ブランドなのか、プロジェクトなのかわかりませんが、ピース・オブ・ベニスというブランド名で、複数のデザイナーが再利用で、アートっぽいオブジェクトや、木のおもちゃなどに再生する活動を始めたんだそうです。 立ち上がったばかりですが、近々、ベネチアにも、お店がオープンすると、コンパニオンのお兄ちゃんが言っていました。 万華鏡などは、販売していたら買いたいくらいの出来の品物ですが、今のところは、個別の販売はしてなくて、廃木一本を購入するシステムとか言ってました、笑。 将来、ベネチアでお店に出会えたら楽しみです。 なんか、運河に沈んでいた木を、身近に置けるというのも、夢があるというかロマンチックな気がしませんか。 へとへとになって、終了しました。 そしてもう一つ、これがまさに最後ですが、フオリサローネの会期が終わってから、たまたま通りかかったので、立ち寄ったところも、久しぶりで楽しかったので、アップしておきます。 Fondazione Sozzani – 10 Corso Como Domus 90. Gio Ponti コルソ・コモ10というブランドは、日本でもそこそこ有名なのではないかと思いますが、デザインに特化した、なかなかオシャレなブティック件、青山ブックセンターみたいな本屋件、カフェという総合文化センターみたいな場所なんです。 そこの中に、カルラ・ソッツァーニという写真のギャラリーがあり、無料のため、定期的に行っていたのですが、このところとんとご無沙汰していました。 で、フオリサローネ協賛の展示があったので、せっかくだから、と行ってみた次第です。 Domusというインテリアとか家関連の雑誌の、創刊90周年記念の企画だったようです。その雑誌の編集長を、40年にわたって務めたのが、このジョー・ポンティというアーティスト。建築(ミラノで最も有名な現代建築、ピレリ・ビルがこの人の設計だったと思います)からデザインから、インダストリアル系で、ありとあらゆることをしていた超多才な人物で、私はこの人の作る食器が大好きです。 とってもモダンで、品があって、食器好きだったら、絶対にほしくなるものが一つは見つかるような、そういう作品なんです。 ジノリとか、工業的大量生産多くのブランドにも、影響を与えたと思います。 やっぱりいいなぁ、と思いましたが、展示品はわずか。奥の方に行くと、これまでアクセスしたことのない屋上へのアクセスが開いていました。 そうしたら、びっくりするくらい広々としたスペースの屋上が広がっていました。 そして、古いミラノに埋もれるようにある立地なんですが、今やこんなすごいことになっていました。 ガリバルディの駅前にそびえたつウニクレディとの高層ビルを背景にして、ミラノの昔ながらの家並み。これは印象的でした。 手前には、ミラノの伝統的な住宅建築、Casa della ringhieraの見える中庭。そして反対側に高層ビル。 サローネ週間にピッタリな風景で、最後を締めることができた気がします。 ということで、実にだらだらしてしまいましたが、今年のフオリサローネも、ばっちり堪能して終わることができました。 お付き合い、ありがとうございました。 いよいよ、ロマネスクに戻りますよ〜! |
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肋骨骨折のおかげで、楽しみにしていたイースターの四連休、自宅療養となってしまいました。残念ですが、せめても、完治しつつあること、そして、サイトの更新ができたことに満足したいと思います。 先月に続いて、シチリア第二弾、完成しました。 たいした内容ではないのですが、今回、改めてシチリアの中世史を確認したことで、第一弾のときよりも、まとめるのが楽しかったです。 以前「いつか役に立つはず」と思って買ったまま、積読になっていた中世シチリア史の本が二冊ありました。実は、買ったことすらすっかり忘れていた本です。他に資料がなかったかな、と本棚を探していて発掘。びっくりしました。 内一冊は、学術色が強くて、注釈が何ページも続くような、かなり手ごわい内容ですが、今回お世話になった一冊は、大変読みやすい文章で、うまくまとめられています。ノルマンの歴史全般に興味がある向きにも、お勧めできる一冊と思います。 「ノルマン騎士の地中海興亡史」山辺規子著(白水社) 北の方で、法王とローマ皇帝がぐずぐずとやっているとき、シチリアでは、イスラムとビザンチンとギリシャ正教とキリスト教と、もうそれはいろいろな民族や文化が、渾然としていたんです。宗教に寛容って、やはりすごいことなんだ、と改めて思わされました。 混沌とした時代でも、単に利害を考えた結果だったにせよ、宗教に寛容であることで成功した指導者が確かにいたんですよね、イスラムにもキリスト教にも。 中世という時代は、その点だけ考えても、暗黒どころか、とても自由な時代であったのではないか、など考えてしまいます。 それにしても、いつまでたっても、やはり日本語。散々イタリア語で資料をあたったり、まとめてみたりしたのですが、どうも頭に入らないままだったのです。それが、この本を読んだら、すんなりと。 もともと語学の人間じゃないのが、こういうところに出る感じ。いつまでたってもアルファベットで読んだものは、身にならないというような。情けないですが、仕方ありません、今更どうにもならないし。 さて、シチリア第二弾は、パレルモの中世です。 イスラム建築をキリスト教教会に代替したものが多く、その融合が得意な形を作っています。 いつもの石中心のロマネスクとは、ずいぶんと性質が違うのですが、歴史とともに眺めるとき、面白さがじわじわと迫ってきます。 パレルモは、無作為に二つに分割しましたので、この後、第二弾が続くこととなりますが、さて、このリズムで出来るかどうか。 |
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わ〜、びっくり。 今度は、ローマ編を一部アップデート。 とっても地味な教会、サン・ジョバンニ・イン・ヴェラブロのとこに、書き込んでます。 最初に訪ねたときは、結婚式で近寄れず、そしてネットでも余り情報が入手できなかったので、ほとんど何も書けなかったのですが、去年春に訪ねたときは、無事に入ることが出来、その上小冊子をゲットできたのです。 早くアップデートをしよう、と思い、その小冊子を、ずっと机周辺に置いてありました。約一年、置いてあったということで、片付かないわけだよ、と改めて、あきれ返ります(今も、そういう書籍や紙関係で、机の周りはこんもりしています)。 そういえば、去年も、こんなスタートを切ったような気がします。よし、このペースで、と思ったのも束の間、結局そのあとは、ずっと更新できないまま年末になってしまったような…。 今年は、ちょっと違いますよ。新しいパソコンを購入して、ウィルス対策のソフトも入れ替えて、流れが出来ています! とは言え、新しいテキスト・エディタを使い出したら、どうもいろいろな設定が分からなくて、サイトの背景色とか文字色とか、望まない色になってしまっています。 とか何とか言いながら、現在、パレルモ編および、初めてのリグリア編を、鋭意準備中ですので、少なくとも昨年に比べれば、かなり意欲的…。 パレルモ編は、とっとと片付けちゃおうと快調だったのですが、ついつい関連本を発見してしまい、まず読まないと、ということで、若干不吉な遅れ感もありますが。 それにしても、研究書的な本が、読みやすいと、嬉しくなってしまいますね。 |
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いやはや、ほぼ一年ぶりの更新となってしまい、われながらあきれています。 4年前(2010.12)に訪ねたシチリアの中世特集です。 シチリアは、地中海の真ん中に位置しているために、古代から様々な人々が乗り込んで、民族と文化が交錯して、結果、中世の遺構も、他とは違うスタイルで残されている面白い土地です。 数日の週末旅行だったので、中世の遺構が最も残されているパレルモ中心で、加えて、列車でアクセスできるチェファルー。 そして、パレルモ郊外にあり、市内バスでアクセスできるモンレアーレです。 この地域、モザイク好きなら、訪問必至のサイトが、たくさんありますが、特にこの、チェファルーおよびモンレアーレの黄金のモザイクは、必見と思います。 モンレアーレの方は、モザイクにくわえて、とても美しい回廊も必見。柱に施されたモザイクや、繊細な柱頭の浮き彫り。全体に、イスラム芸術の影響も感じられるのです。 ただし、モザイクが大好きなわたしとしては、今回出会ったシチリアでのモザイクよりは、ローマの方が好みです(ラベンナは別格)。モチーフと表現が類型的というか、オリジナリティがあまりないというか。 そういう中で、唯一の例外は、ノルマン宮のルッジェーロ王の部屋のモザイクだったのですが、そこは撮影禁止。部屋にすら入室禁止。うーむ。 シチリア第二段として、パレルモ市内の教会を、鋭意編集中です。今年こそ、サイト更新のスピードアップを目指しておりますので、お楽しみに(昨年も同じことを同じような時期に書いたような…)。 もうひとつお知らせですが、最近、インスタグラムInstagramという写真アプリにはまっています。 フェースブックもツィッターも、性に合わずフェードアウト、今はひたすらインスタグラム。 わたしのアドレスは、@notaitaliaとなります。ロマネスクに特化して、昔の写真を少しずつアップしています。日本の方の訪問がほとんどないため、英語とイタリア語のみで、ちょっと苦しい状態ですが、よろしかったら、是非訪問してみてくださいね〜! |







