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ミラノの生活でつれづれ思うことを綴っていきます。
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二か月ぶりの記事となってしまいました。
これまで、パソコンの不具合等で、思うように記事のアップができない時期もありましたが、こんなに長くご無沙汰してしまったのは、ブログ開設以来、初めてのことではないかと思います。
いつも来ていただいている方には、ご心配をおかけしたかもしれません。たまには近況報告でも、と思いながら、どうしても記事を書く気にならず、とうとう二か月、というところです。

前回の記事の後、一時帰国したのは、母の介護が目的でした。2週間強東京で、介護漬けの日々を過ごし、ミラノに戻ってすぐ、夏休み前に手配していた、週末ロマネスク修行の旅に出かけ、その後は、趣味としているハンコ関連のイベントの準備に集中と、本当に忙しい日々が続いたのです。

そのイベントが近づきつつある11月半ば、母が緊急入院。
それでも、すぐにどうかなるという様子でもなく、イベントには参加したい、という気持ちも捨てきれず、半端な数日を過ごしたものの、このままではどうにも落ち着かず、万が一の場合後悔する羽目になるやも、という気持ちが募り、結局、10月の一時帰国から1か月で、再び日本へ。
帰国して、4日目に、母が永眠しました。

帰る前は、なんとなく、けろっと持ち直して、あーあ、喪服なんて持ってきちゃって、と笑ってしまう予感がしていたのに、まさかの進行でした。わがまま一杯、自分の好きなことだけ優先して生きてきた母の、最期の子供孝行だったのか?というような、見事なタイミングで、茫然としてしまいました。

ネットのおかげで、航空券をいつ何時でも手配できるとはいえ、飛行機に乗って、一日かかってしまう遠方に住んでいる私にとっては、間に合わなくて当たり前と思っていたのですが、誰もが予期しないタイミングで、さらりと。

まぁそんなわけで、この二か月間、時間が全くなかったわけではないのに、パソコンに向かって時間を使うことができなかったのでした。
そういう中でも、ちゃんと旅にまで出ているんですから、それはびっくりするし、私がちゃんと旅に行けるタイミングを作ってくれた母にもびっくり。というか、それが彼女の生き方だったから、あの母にしてこの娘あり、というところなのかな。

あまりにも間が開いてしまって、何をどう再開すれば、という戸惑いも満載ですが、何事もなかったかのように、前回の続きから再開したいと思います。
どうぞ、引き続き、よろしくお願いします。

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フィギュア・スケート世界選手権(ミラノ)

前回書いたように、試合観戦は、トリノで開催された世界選手権以来。もっと前かと思っていましたが、2010年、8年前のことなんですね。
当時は、フィギュアスケートをライブで観戦する、という発想がなくて、滑り込みでチケットを買ったため、リンクからは果てしなく遠いアルプス席のような端っこでの観戦でした。
でも、今思うと、滑り込みでも席が買えたし、今ほど、日本からのお客さんもいなくて、もっとずっとアットホームな感じでした。

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それが今や、世界中のどの大会でも、日本人や日本企業のスポンサーなしでは語れなくなっているので、フィギュアの世界では、この8年、いや、おそらくもっと前から熱くフォローしているフィギュアファンにとっては、隔世の感があることでしょう。

女子フリーで、最初に登場した日本人は、樋口新葉選手。
いきなり繰り広げられた日の丸の羅列に、一瞬絶句しました。

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リンクに一番近い最前列のほとんどが、日本人のファンに占拠されていて、リンクをぐるりと取り巻く日の丸。そして、リンクに面しては、日本人向けに日本語で書かれたスポンサーのロゴ。
すでに、この世界では当たり前の光景なのでしょうが、なんせライブ観戦8年ぶりの私には目新しく、たまげました。周囲のイタリア人の多くも、ざわついていました。
テレビだと、選手がリンクに登場すると、選手にカメラが行きますから、こういう風景って、見えないんですよね。

この、かぶりつきの席は、会期中通しで全試合観戦できるパッケージ・チケットでしか買えないことになっています。もちろん、地元で買う人もいるのでしょうが、普通に生活している以上、1週間通しで観戦できる人は限られますから、ほとんどが、海外発の観戦パッケージ旅行のために、買い占められるのでしょう。海外初と言っても、ほとんどは日本でしょうね。
シングル・チケットの発売は11月に入ってからで、発売開始当日に購入しても、最前列で9列目でした。
三つの試合を見ましたが、同じような顔が周囲に散見されたので、多くの人が、同じようなタイミングで買っていたのでしょう。

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それにしても、日本人の排他的な様子は、ちょっと気になりました。
男子フリーは、朝10時からでしたが、9時過ぎに入場すると、最後の組の練習時間でした。
最前列の日本人の多くは、見事にずらりと席についています。それ以外の場所は、ガラガラですけどね。
そして、黙々と練習風景を動画に撮影している人がほとんど。
他の観客に混じって、最前列まで降りて、宇野昌磨選手を撮影しようとしたら、最前列に座って、撮影している日本人の女性に、まるで犬猫を追い出すような動作をされてしまいました。それも、マジ、怒り顔。
怖かったですね〜!
その時、その場所にいることは、禁止されていることではないはずなのに、「VIP席の私の撮影を邪魔するとは許せん!」という無言の圧力。
みんな、楽しく応援に来ているのに、何を殺伐と…。怖いので、黙って引き下がりましたけれど、なんですかね〜。

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なんかもっとこう、楽しく、選手も頑張ってるんだから、みんなで頑張って応援しよう!みたいなムードになれないもんでしょうかね。観客がすさんでどうする?と思うんですけれど。

日本人以外にも、在住、旅行者を問わず、多国籍な観客でしたが、誰もがもっと応援を楽しむ的な様子だったと思うんですけど。

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フランスのかわいいベレーのおばさんとか、下の写真の人たちなんて、英語をしゃべっていたのでイタリア人ではなかったのですが、いろんな国の旗を持っていて、どの旗を広げる時も、応援を楽しんでいる様子でした。どっちも毎回ご近所さんでした。

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男子フリーのときのお隣さんは、スペイン人だったのですが、なんとミーシャの大ファンで、巨大垂れ幕を広げて、私の視界を遮ってくれたんですが、笑、そのためにカメラが来て、なんと全世界放映のテレビ出演しちゃいました!

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ミーシャの演技中の動画にも、ばっちり写ってしまいましたよ。いい記念になります。

こういう熱い応援ならいいんですけれど、自分が独占的な熱さは、ちょっと苦手です。

わたしなんて、本当にミーハーなんで、選手よりも、こっちにキャー、なんて言っちゃう口なんで…。

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ランビ様。王子様タイプのデニス君とのキス・アンド・クライ。さすがランビ・コーチ、躍らせますよね。

なんて、ミーハーぶりなんですが、今回、フィギュアスケートの観戦における志向、とでも言ったことを考えてしまいました。
というのは、女子フリーのとき、お隣にいたイタリア人が、おそらく何らかの形でフィギュアにかかわっている男性だったんです。あの衣装はほしいわね、なんて話している、知り合いらしい若い女の子たちも近くにいたので、ちょっとしたスケート教室のコーチとか、そういう人ではないかと思われました。

彼、演技観戦中、真剣そのもので、素人目にはうまく降りたようにしか見えないジャンプでも、「残念」とか、逆に、「完璧だ」とかつぶやき続けていました。カロの演技のあとに話して、彼がエキスパートであることがわかったんですが(最初のジャンプは回転不足で、その次は云々、と、流れるように解説してくれた)、やっている人とか、競技をよく知っている人は、もしかして、そういう目で見てしまうのか!ということに気付いたんです。

そんなの当たり前だろう?と言われてしまいますかね。

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でも、たとえ、回転不足でも、美しいものは美しい。演技全体を通した振り付け、表現力が素晴らしければ、満足できるときもあると思うんです。もちろん、回転不足では、点が伸びないわけですが。
でも、彼の観戦態度、というのか、志向というのか、それはもう審査員的な見方なんですね。そうなっちゃうんだったら、ちょっと寂しい。

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どうせ、回転数どころか、ジャンプの見分けすら、一生できないと思うし、負け惜しみになっちゃうかもだけど、審査は審査員に任せて、私はやっぱりミーハー志向でいいな、って思いました。

ただ同時に、フィギュアスケートという「スポーツ」の特異さ、というのは、改めて感じました。
ジャンプは、四回転以上は行かないと思うし、行ってほしくないと思うし、美しさの観点から行くと、三回転の方が絶対に美しいし、個人的には、フリー中の四回転は2個まで、とか、そういう制限をしてほしいくらいです。
スポーツとしての競い合いがなくなるのはつまらないけれど、今回のネーサン・チェンのように、四回転が決まれば、とんでもない点が出る、というルールは、なんか、納得しかねます。フィギュアスケートの本質的な部分が、抜け落ちているような。
それだったら、ジャンプだけの部門を作ればいいのでは、と思ってしまいます。昔、コンパルソリーがあったように。

今回、女子で優勝したオズモンド選手。ご近所さんのエキスパートによれば、想像通りでしたが、すべてのエレメントが完璧であると。だけれども、全体としての面白みはなくて、わたし的には、女版パトリック・チャン、と思いました。
彼らのようなタイプが、点を伸ばすのは、今回、よくわかりましたが、みんながチャンやオズモンドになったら、きっとこのスポーツはつまらなくなります。

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そういった意味で、フィギュアスケートの本質を唯一守っているのが、アイスダンスだと思うのですが、そこにも、カナダ系技術完璧志向が入り込みつつあり…。アイスダンスまで、技術中心になってしまったら、おしまいです。
やっぱり、北米系が、そういう志向が強いんですかねぇ。日本人は、絶対そうはならないし、欧州系も、やはりしっとりプログラムで見せる志向が強いですよね。

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というようなことを、つらつらと考えていました。
とにかく、生はいい。
ライブで見たからこそ分かったことが、たくさんあるように思います。
例えば、衣装の色にしても、テレビ写りって、結構違うようです。
それに何より、静かな音楽の時に聞こえるエッジの音って、ゾクゾクします。選手がノリノリのときは、身体から何かが発散しているのが目に見えるようだし、逆に疲れてきた時の重力も、視覚化される感じ。
下位選手とトップ選手の差が、そんなところに見え隠れするんですね。

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多くの選手について、今後の進退がはっきりしないですが、まだまだライブで見てみたい人たち、たくさんいますから、どうぞ、また次の機会がありますように、と祈るばかりです。

では、次回からは、通常のロマネスク営業に戻ります。お付き合い、ありがとうございました。

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またまた寄り道で恐縮です。
再開したばかりで停滞していたのは、ミラノで開催された、フィギュア・スケートの、世界選手権観戦のためでした。

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ジャンプの区別もつかないレベルなものですから、恥ずかしい限りですが、フィギュア、好きなんですよね。このブログでも時々思い出したように、「実は好きなんです」レベルの記事を書いていますけれど、そういう、かなりミーハーなレベルで、細く長く、見ています。だから、ミラノで、世界選手権となると、やはり押さえとかないと、っていうレベルのミーハー度はあるんですよ。

仕事的にも年度末なので、お休みを取ってまで、というのはなかったのですが、お休みを取らなくても観戦できる、金曜日の午後から土曜日、どっぷりとつかってきました。

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今年は冬季オリンピックがありましたから、チケットを手配するときは、実際に誰が来てくれるのかは賭け、みたいなところがありました。それでも、羽生結弦選手やハビエル・フェルナンデス選手を期待して男子フリー、応援するカロリーナ・コストナーの女子フリー、そして、アンナ・カッペリーニとルカ・ラ・ノッテのアイスダンスのフリーのチケットを、シングル・チケット発売と同時にゲット。
ところが、オリンピックを終えて、期待していたゆづ、さらにはハビエルまでも来ないことになり、若干テンションが下がったり。

でも、カロリーナはいるし、アンナはいるし、やっぱり、当日が近づくにつれ、徐々に気持ちは盛り上がってきました。そんな中、カロリーナが、ショート・プログラムでトップ発進、なんていう現実にも後押しされて、徐々に気持ちは盛り上がりました。

でね、結果から言えば、号泣状態ですよ〜!

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泣けたのは、まずは、カロリーナ。
やっぱりこの人は、アートだ〜!

今回、ショートが神演技だったと思うのですが、フリーは、ジャンプのほとんどで回転不足を取られたり、点が伸びなかったのです。それでも、フリーのプログラム、「牧神の午後」の芸術的な美しさは、まさに、フィギュアスケートのアーティスティックな側面を体現する、素晴らしいものだったと思います。

この世界選手権で引退か、と取りざたされている現状で、彼女をトリノの惨敗時代から見ている人の誰もが、ここに至るまでの彼女の道筋に思いを馳せないわけにはいかず、それだけで、もう涙目になっちゃうんですよねぇ。
トリノの頃の彼女は、「強化費とか使って海外で練習とかしているくせに、この程度しかできないのか」的なバッシングされて、でも、それにひるまず、「今に見ていろ、私は負けない」的な激しい発言をしたんですよね、まだ、下手だったイタリア語で!すっごく印象的で、この人はすごい!絶対有言実行タイプだろうな、と、すごく楽しみに思ったんですよ。きっと、他の多く人も、そうだったんじゃないかと思います。

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そして、本当に、その通りになりました。カロは、今は国民的なレジェンド。世界に誇るアイスリンクの女王となりました。

ショートで神演技をしたわけですが、フリーでは、残念ながら、回転不足など、テクニカル部分の完成度が足りずに、点を伸ばせませんでした。
それでも、ライブで見る彼女の美しさは、常に半端なく、ただ、そこで滑っている彼女を見ているだけの喜び、幸せ。これは、この稀有なスポーツをフォローしている人だけが知る感覚かもしれません。

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もう、この時点で、お点はどうでもよくなります。
彼女が、現役を終えた時、どうするのかは知りませんが、できることなら、ずっとカロ本人を支えたローリー・ニコルズのような、カロ本人が目指している美を追求するような、振付家になってほしい、というのが、個人的な望みですねぇ。
フィギュアスケートの場合の振付が難しいのは、自分が目指す世界観を共有できる選手に出会わないと、振り付けが生きないであろう、ということですね。ということは、スケートのコーチもしないとダメかもねぇ。

今回、自分でもちょっとびっくりしたのが、アイスダンスで、もしかして今回引退かも、というイタリアのカップル、アンナ・カッペリーニとルカ・ラ・ノッテの演技に、カロのとき以上に、泣けてしまったことです。

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彼らのストーリーは長くて、すでに、過去に、世界選手権金メダルを取っていたりもするのですが、とにかく氷上にドラマを作り出す表現力はピカいちだと思うんです。

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そういう二人が、今シーズン選んだのが、ロベルト・ベニーニの映画、La Vita e' Bella (Life is beautiful)。映画の世界観を、このフリー演技の短い時間に凝縮して、見事なまでに表した振り付けだったと思います。
オリンピックでは、技術的なミスがあり、点が伸びなかったのですが、今回は、とにかく完璧な演技で、テクニカル的にも、おそらく文句なし。その上に、この確固たる世界観を表した演技力…。
映画の美しい音楽にも誘われて、観戦後、涙がこぼれてしょうがなかったです。
だけど、残念ながら、4位に終わりました。

3位との差は、なんと、0.27。テクニカルの詳細がわからない私には、何も言えませんが、正直、納得できない結果ではありました。

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でも、彼女らの気持ちは、演技にしっかりと出ていて、観客の多くにもしっかりと伝わって、もうそれでいいんだ、という選手本人たちの気持ち。それでいいんですね。

もひとつ見たのは、男子フリーですが、ここまで転倒の嵐という大会もないですね。
日本人的には、ピンチヒッターで出場した友野選手の検討に、ただただ、嬉しく感動いたしました。

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大健闘ですよね。
今後が、大いに期待されます。

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今日はいろいろ用事があるので、結構早起きして、家を出ました。
用事と言ったって、郵便局に行って手紙を出すとか、スーパーに行くとか、日々の生活にかかわる重要性はあるものの、あまり面白くもない用事。
その中で、生活に直結しないけれども、わたし的にはやるべきことの筆頭が、これ。

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近所の丘での花見散歩です。
見上げると、まだ早いとは思ったけれど、ちょうどよいころ合いに行けないことも多いので、とりあえず、チェックだけでも、と車を停めました。

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とっても小さい、さくら系。結構咲いてる。っていうか、おそらく見ごろ。というのも、この花は、たぶんもうすぐに葉っぱが出ちゃうタイプで、葉っぱが出ると、全体にくすんでよくないんですよね。

一つ一つの花の姿は、なんか結構へちゃむくれだったりしますけれど、まとまると威力を発揮。

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ゴッホの描いたアーモンドの花を髣髴とさせますね。きっと、南仏にもこんな風景があるんだなぁ。

ここはとっても小さな丘で、人工的なので斜面が異常に急。だから、風景が見切れるところが、なんか絵画的で好きなんです。

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実際、急坂過ぎて、芝生の植わっているところは、とても登れません。階段でも、かなりのもの。

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ここからは、ミラノの北部が見晴らせるんですが、今日は空気も澄んでいるようで、遠くアルプスの手前の山々が見えます。

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こういう山の見え方って、私の出身である東京に通じるものがあって、だからミラノはしっくりくるのかも。これで、海がもう少し近かったら、完璧なんだけどなぁ。

反対側、ミラノの中心部の方。

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高層ビルが、続々とできてきて、ミラノのスカイラインも、年々変わってきます。土地も平坦なら、街並みも平坦だったのにね。
ミラノ一の、アリアンツ・ビル。

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アリアンツが投資しているビルですが、磯崎さんの建築です。非常に薄いビルで、実はあまり評判よくありません。お隣は、イタリアの保険会社ジェネラリのビルで、まだ工事中。もうちょっと伸びるのかな。

戻り路で、ふと下界(?)を見下ろすと、目にも鮮やかな黄色。立派なミモザです。

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しばらく、間近でミモザを見ていないなぁ、と思い、急階段を降りる決心をしました。実際、どうしても、という必要がない以上、決心しないと降りられないほど、急で長い階段なんですよ。

いやぁ、でも決心した甲斐がありました。

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まさに今を千図と、超満開でした。ミモザって、本当にかわいい。
3月8日の女性の日に、イタリアではこのミモザの花を女性に贈るのが習慣です。

お隣さんの家の庭にも、梅っぽい、でも白くて小さい花が咲いていました。

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忘れちゃいけないのが、足元でひっそり、自然の花たちが彩る原生花園。

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小さな薄紫のすみれ。

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そして、オオイヌノフグリ。この花、本当にかわいいのに、なんでこんな名前を付けちゃったんですかね、昔の日本の人たち。別名、瑠璃唐草とか、天人唐草とかあるそうですけれど、私は知りませんでした。欧州が原産なんだそうですね。ちなみに、学名はVeronica persicaと、かわいいです。

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これは、久しぶりに見たなぁ、と思いました。名前が出てこなくて、ネット検索。ホトケノザでした。子供のころから、身近にあった雑草だと思うんですが、同じ形で同じ季節にちゃんと咲く花が世界中に分布しているって、なんだかすごい。

後の用事もあったので、ちょっと急ぎ足でしたが、やっぱり行っといてよかった!
八重桜系の花までは、まだ時間がかかりそうですが、忘れずに会いに行きたいと思います。

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先週土曜日に、ミラノに戻ってきました。
しかし、スマホで撮った写真、パソコンに取り込み方がわからなくて、こちらの更新ができないでいます…。
パソコンを使いだしたのは、結構早い方だし、当初はそれなりに進んでいたのに、結局そこから発展がなくて、いつもくだらない問題で躓いていますねぇ。

ご挨拶が遅れてしまいましたが、本年も、どうぞよろしくお願いします。
今年は、絶対に、パキパキアップしていくつもりです。いきなり滞っているとはいえ、笑、気持ちだけは前向き。だって、アップしたいロマネスクが、とにかくたくさんあるし、今年の旅の計画も、徐々に決まりつつあるわけで、忘却との戦いが日々、厳しくなっていますから、アップしないことには…。
ということで、どうぞ、ご期待くださいね。

まずは、写真の取り込み、何とかしないとね。
まずは、インスタグラムから、復帰です。

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