先住民族末裔の反乱

〜民主主義の危機!国家の危機!もう黙ってられない!

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二本松市の三保恵一市長は、5月27日、OurPlanetTVのインタビューに答え、独自にホールボディカウンターを利用した内部被曝検査を行うことを明らかにした。(http://www.youtube.com/watch?v=s9e8rslKFhc) 
今回ホールボディカウンターで内部被曝調査を行うのは、二本松市内の妊婦や子ども、屋外での作業時間が長い農家や建設業の人など。これまで国に内部被曝調査をするよう要請 ­してきたが、国が取り組む予定がないことから、まずは20人に限定して、独自に調査をすることにしたという。 
検査する人の選定や、公表の方法などが調整でき次第、早ければ今月中に検査を実施する方針だ。 
福島県立医科大学のホールボディカウンターは利用できないため、県外の医療機関と提携する。 
三保恵一市長は、「内部被曝がないというのを願っている」としながらも、結果によっては、子どもを含めた市民の避難についても検討すると明言した。
三保恵一市長の検査に至った経緯と
・土壌汚染に関して同市で30〜60万ベクレルが検出され、これはチェルノブイリの避難基準55万ベクレルに匹敵する数値
・市民の健康と安全の観点から市独自でホールボディカウンターで測定することを決断
・検査の結果、被爆なしという結果を第一に望むが、避難等も視野に入れ、国に働きかける準備はできている
・山下教授を招いた講演の中で、同教授は放射能について冷却システム・施設閉鎖で原発は未だに安全だと強調した上で、“国が決定したことに国民が従うこと”、を繰り返し述べたが市長はそれに疑念を抱いた
・主権在民及び原発は人災事故であるとの見地から、情報隠蔽はなすべきではなく逆にいち早く公開し国民とともに歩む姿勢でなければならないと市長は考える
・政府は「真実は何なのか」「どう対処すべきかについての国民の見識」を信頼すべきである。
 
その測定値は市のホームページで公開されており、現在における市内24箇所の放射線量は0.5〜1.0マイクロシーベルト/Hであり、3月18日時点の2.7〜8.7マイクロシーベルト/Hと比較すると、かなり減少傾向にあると推察されるのだが・・・同結果報告において原子力安全委やX線を例に挙げて「人体には影響はありません」と掲示されていることに懸念が生じた。
ここで市長の話の中で話題に登った、福島県リスクアドバイザーこと原発利権御用学者山下教授について触れてみよう。まず彼の経歴と現在の肩書きを列挙すると、
・被爆二世で1978年長崎大学医学部卒業、1990年同大医学部教授、医学博士
・長崎大学大学院長崎大学大学院医歯薬学総合研究科長、同研究科附属原爆後障害医療研究施設教授
・カトリック信者で長崎カトリック医師会支部長
・WHО緊急被曝医療協力研究センター長
・日本甲状腺学会理事長
・福島県放射線健康リスク管理アドバイザー
彼は本年3月21日福島にて「放射線と私たちとの健康との関係」と表題の講演において次の点を主張した。
◎子供が外出遊んで全く問題なし、100マイクロシーベルト/Hを越えなければ何ら問題なし
◎数十マイクロシーベルト/Hの差は無いに等しい
◎水道水の安全性に関して、問題はヨウ素だけでセシウムはゼロになる
◎地下水への影響について、数十メートル地下であれば微生物や半減期で無くなっている
◎セシウムの人体への影響に関し、セシウムの9割は尿で排出され、残りは筋肉に残留するものの影響があったとの事例は存在しない
◎少量でも内部被曝する可能性について、生物学的(疫学的にも動物実験でも)少量なら影響なしと証明済み
◎内部被曝は10分の1リスクは低い(?)、元々の基準を厳しく設定してあるので問題なし
◎土壌・食物の安全に関して、土壌の調査は政府が責任をもって行うべき、福島県産の食品が何時出荷可能になるかは測定数値次第であり基準値以下になれば全く問題はない
 
素人の私が過去に調べた範囲でも明らかに虚言妄言の類であると言明できる。日本の基準は放射性セシウムの飲料水中及び牛乳・乳製品中の暫定規制値を WHO 基準の20倍以上に相当する200 Bq/kgと定めており、セシウムはアルカリ金属で、カリウムという放射性物質と同じような挙動をするであろうことは高校で少し化学を学んだだけの私でも理解できるのだから、このセシウムの特異な性質をどう山下は説明するのだろうか(笑)。
さらにこのような醜態を晒している。
5月20日 第1回東京シンポジウム 『長崎から福島へ』〜放射線の正しい理解のために(http://www.youtube.com/watch?v=Tj3oiukC8HA&NR=1)において、100マイクロシーベルトの安全性の根拠と責任を追及された山下教授は、「(半減期?)30年後には生きていないから責任のとりようがない」と堂々と凡そ学者とは思えぬ無責任な発言を行っている様に、怒りと共に彼に憐れさすら感じた。山下教授は医者だったとは・・・・てっきり欲ボケ天下り役人かと思っていました(笑)。
 
次に国会でも福島等住民に対する内部被曝調査を求める質疑がなされていた事実を報告したい。
2011年5月16日 (月) 衆議院予算委員会 柿澤未途(みんなの党)議員の質問に対する原子力保安院の答弁で、体内被曝、内部被ばくの真実が明らかになった。(http://www.youtube.com/watch?v=pa7RXrzHndM&feature=related
原発作業員を除く福島に立ち寄ったのボディカウンターによる検疫検査を求める柿澤議員の質問に対して、原子力保安院の寺坂保安委員長は次のように答えている。
内部被ばく、1500cpmを超えた人・・・4956件
このうち、事故発生後に福島県内に立ち寄ったケース・・・4766件
さらにそのうち、10000cpmを超えたケース・・・1193件
 
政府が内部被ばくに関する追跡調査を全く行っていない現実を踏まえ、その実体を推し量るでデータとして、放射線管理区域への入域登録を行う際に実施されるホールボディカウンターでの全身測定結果、スクリーニングレベル1500を大幅に上回る結果が続出したことを受けて今回の質疑に及んだようだ。
同議員は本質疑において、4月から関連数値の提出を求め続け今回やっと提出に至ったと発言しており、また周辺地域住民の内部被曝の検査を行うべきであるとも主張している。
ここでいうスクリーニングレベルとは、
調査レベル(線量限度より低く設定される値で、この値を超えるとそれを引き起こした状況の検討や詳細な調査が行われるレベル)より低く設定されるレベルであり、放射線防護上の立場からは、作業環境の異常を早期に発見し、作業管理への迅速な反映を目的として設定されるレベルをいう。(公益財団法人原子力安全研究協会が運営する「緊急被曝医療研修」より)
如何にも分りにくい定義であるが、要するに即座に人体への影響が危惧され精密検査が必要とされる数値を意味する。また前述のCPM(1分あたりの放射線計測回数:カウント・パー・ミニット)を各シーベルト単位に変換すると、「120CPM」を「約1μSv/時」として計算されるらしく、上記1500cpm=12.5μSv/時、1000cpm=83.3μSv/時
となり、凡そX線検査を1時間受け続けた値の10倍以上に相当する。
これを小出氏らが用いる一般人の上限である1μSv/時と比較すると恐ろしく莫大な被曝量であることが推察され、これを知る政府・官僚は恣意的に内部被曝調査を行いえないとも考えられる。
 

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