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UPDATE(9月30日午後13時02分):オバマ氏は、金融安定化法案が最終的には何らかの修正を経て可決されるという楽観的な見方を示したのに対し、マケイン氏はCBS4のインタビューに対し、「ひどくがっかりしている。全く許せない結果だ。これはワーキングクラスにとっても大きな打撃になる。とにかく議会が否決するという事態に至ったのは全く許せない事態だ。私たちは行動をしなければならない。民主共和両党が、超党派で行動する必要があるのにそれを見誤っていることが法案否決の原因だ。私が大統領になるという野望は、この問題を解決することと比べれば、全くもってとるに足らないことである。」と疲れきった顔で、早期の修正と再度可決するように訴えた。 なお、ロイター通信の報道で、驚くべき意見がアメリカの専門家の意見が流れていた。CATO財団の専門家ダン・ミッチェル氏は、議会が何もせず、救済法案がない方が、つぶれるべき企業はつぶれるし、間違った経営判断をした役員は職を失うので、リーソースが再分配さる。健全な経済のためにはそちらの方が良く、景気回復を早めるとの見解を示している。 http://cosmos.bcst.yahoo.com/up/player/popup/index.php?cl=9957252 このような見解は初めて聞いた。同氏の経歴はこちら→http://www.cato.org/people/daniel-mitchell UPDATE(9月30日午後12時):AP通信によると、金融安定化法案が否決されたことを受け、身内の下院共和党を抑えられなかったマケイン氏に対する批判が高まっており、選挙戦へのマイナス影響がでている。また、下院民主党の40%近くが造反し、造反者にはオバマ氏の支持者である黒人議員が多く含まれていたことから、オバマ氏に対する批判も高まっている。 http://news.yahoo.com/s/ap/20080930/ap_on_el_pr/candidates_bailout 私見であるが、アメリカ国民は、この金融危機の重大さを自分の問題と思っていない印象をアメリカのメディアを通じて感じる。米メディアは、「ウォールストリートの太った猫を助けるために公的資金を導入」などという論調の記事が多い。自分たちがとんでもない経済危機にあることを全く認識していないのだろう。「アメリカの経済は強い。これは、ウォールストリートという特殊な場所での対岸の火事だ。」と感じているアメリカ国民がかなりいるようだ。 規制緩和を好む共和党議員も公的資金の導入に多くが反対しているが、これは予想できた。 驚くのは、民主党議員がこれはブッシュ政権の起こした問題と批判するだけで、40%近くが否決に回っている点である。もともと公的資金導入に反対していた下院共和党に造反者が多いのは予想できたが、民主党からこれだけの造反者がでたのは、マケイン氏へ打撃を与えようという政治的意図も感じる。事前にメディア等で超党派の行動を強調した一方で、民主党のペロシ下院議長が下院の投票直前に超党派に水を差す演説をしたことも首をかしげたくなる。ここ数年、アメリカは非常に政党同士の対立が激化しすぎている。今回の危機は、アメリカ民主主義の危機なのかもしれない。 アメリカ下院は、74兆円の公的資金導入を目的とする金融市場の救済法案(金融安定化法案)を否決した模様。 AP通信が報じている。 評議は、228対205で否決された。株価が650ポイント下がった模様。 共和党の2/3と民主党の40%が造反して、否決したと記事は伝えている。 共和党側からは、民主党の下院院内総務のペロシ議長が投票直前に、ブッシュ政権の厳しく批判をしたため、超党派の行動に乱れが生じ、反対に回った議員が多くいたとのコメントを寄せている。http://news.yahoo.com/s/ap/financial_meltdown;_ylt=AujwJUjxQXrqFkpHmYZeqcth24cA 今回の法案は、オバマ、マケインの両氏が支持し、早期成立を求めていただけに、関係者の落胆の色が隠せない。 マケイン氏は、「何も行動しないことは受け付けられない」と身内の下院共和党を批判。また、同時にマケイン氏は、民主党の幹部が投票直前に、党派色の強い演説をして、共和党やブッシュ政権を批判したことで、法案の成立が妨げられたとし、緊急時に対応できないのは民主党に問題があるためとのコメントを出している。 マケイン陣営の経済顧問は、オバマ候補がこの法案に対する支持を明確にせず、法案を政局がらみにして、否決させたと批判している。http://www.gmanews.tv/story/123849/House-kills-bailout-backed-by-Obama-McCain http://www.politico.com/blogs/bensmith/0908/McCain_blames_Obama_not_House_GOP_for_House_GOP_vote.html さらに混乱が深まりそうだ。アメリカの議会システムは、日本のように法案については、上院ないし下院の優越がない。そこで、超党派の協議による修正が重要となる。今のところ、上院では可決される可能性が高いが、上院で可決しても下院で否決された以上、この法案は成立しない。つまり、両議院で可決されなければ、法案にはならないのである。したがって、もともと法案が早期に成立しにくい構造になっている。 今後の展開は、新たに修正を加えた法案が下院で可決され、上院でも可決されなければ、法案は成立しない。本当に超党派の協議をしなければ、アメリカ経済は政治につぶされると思う。 また、AFP通信は、アメリカでは、ユダヤ教の祝日に入るため、多くの議員が地元に戻ることが予想され、修正協議をしても、法案が可決できるという見通しは難しいと指摘している。 反対票と投じた民主共和両党の下院議員は、「ウォールストリートが作りだした問題になぜ税金を投入しなければいけないのか。」「大量の税金をつぎ込んで、子供たちの将来の負担を重くして、子孫への貯えを破産させるべきではない。」など、公的資金導入そのものに対する懸念を示している。http://afp.google.com/article/ALeqM5hYHgVE_49Dyo-gGRohAkBTfN07Hw |
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こんにちは。ブログを拝見させていただきました。当方にもお立ちより下さい。多謝
2008/10/3(金) 午後 2:52 [ FX40Years ]
>FX40Yearsさん、ご訪問有難うございます。またご意見をお聞かせください。
2008/10/3(金) 午後 6:17 [ ESQ ]