川音の記

猛威をふるった低気圧。それから一転秋晴れの日々。続いてくれるといいなあ。

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お盆に思う。

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さて、盆である。
帰省ラッシュがあちこちで始まった。
先日会った友人の奥さんの実家は、
神道でお盆には関係ないと思っていたら、
さにあらず、ちゃんとやるのだという。
江戸時代に寺と対立した集落が集団で、
寺の信徒をやめ神道へ鞍替えした。
しかし、神仏混淆政策で、行事のありようも変わった。
神道へ鞍替えした20戸あまりの集落も、
その周辺との関係もあり、今では盆の行事もやるのだという。
だから混んだ中を車を運転しなければならないのだ、
と友人は嘆いていた。
茨城県の片田舎にこの集落はある。

この話を聞いて、先年白血病で逝った甥のうちも神道で、
四角錐の墓石が霊園にあってそれとわかるのだが、
盆の間に墓参りに行ってみようかと思った。

3年前に亡くなった義母の新盆には、
精霊船に名前を入れてもらった。
義母は元々金沢の人だったが、
長崎に嫁した。
住んでいたところは鳴滝町。
鳴滝には有名なシーボルトの鳴滝塾があった。
このため鳴滝町の精霊船の上部には、
高々とシーボルトの肖像が掲げられている。
その下両側に「西方極楽浄土」と書かれた文字に囲まれて、
新盆を迎えた人たちの名前が大書されている。
この精霊船が赤々と明かりを灯し、
暗い川から海へと流れ出て、
西方浄土で待つ精霊たちに受け取られるのである。

その点、ぼくのうちのほうはお盆に縁がなかったなあ。
父がキリスト者であったせいもあるが、
うちの母の無宗教は徹底していた。
キリスト教も仏教も、神道も無視、
そればかりか積極的に忌避していた感さえあった。
それだけにぼくは一人になって、
お盆などを迎えると、
その行事の前に立ち止まりうろうろするばかりである。

閉じる コメント(4)

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スーもnotukeushiさんの母と同じです。ふふ

2006/8/13(日) 午後 0:56 bibi***

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家は、仏教。でも、殆ど家の年中行事のようにお墓に行って、手を合わせる不信心者です^^;

2006/8/13(日) 午後 9:46 kokky

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地方によって同じお盆行事でもきっと随分することが違うのでしょうね。ましてや宗派によっても。家は新盆で済ませたからこの今の時期は取り立て何もしません。が、長期休暇に入ってる旦那のお守りが大変です^^。

2006/8/15(火) 午前 9:43 air**50jp

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私の母も、 notukeushi さんのお母さんと全く同じで全然何もしなかったので、私も何も知らずに育ちました。今、夏の休暇の時に、友人に習って、子供達にお盆の迎え火や送り火を教えています。父の弟が神主だったし(神社だけれど田舎の山岳宗教だから仏教と混ざっていて面白いのですよ)、私は、神様はいると思うのです。でも、他は、スーさんとも同じ、「あんたがいるとお化けも出ない」とよく言われます。

2006/8/19(土) 午前 7:38 ぷーまま


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