川音の記

猛威をふるった低気圧。それから一転秋晴れの日々。続いてくれるといいなあ。

ニュース観察

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全11ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

非東大出の総理大臣。

安倍自民党新総裁が誕生した。
順調にいけば、26日には第1次安倍政権が誕生する。
山口県出身の総理大臣はこれで8人目だという。

なにやらこれで東大出以外の総理大臣が、
連続して7〜8人続くことになるのだとか。
東大出はかのホリエモンや村上何某、Mixiの社長やら、
IT関連や怪しげな新興勢力と、
今や国民の敵と後ろ指を指される高級官僚に多い印象。

昔、東大出といえば「末は博士か大臣か」の頂点と目され、
重厚長大の構想力を恣にしていた。
世は様変わりしたようだ。

明日から9月。
今日はそれに相応しいような爽やかな1日だった。
暑くもなく、寒くもなく、
それでいて真っ青に晴れ上がった空。
つい誘われて散歩に出たが、
どこの公園も子供たちの遊び声に包まれていた。

こんなのどかな日に、
原付バイクで逃げ回っているであろう学生は、
何を考えているのだろうか。
山口県周南市で起きた女子学生殺人事件で、
被疑者として手配されている学生のことである。
そういえば高専は学生とはいわないのだそうだ。
生徒といわなければならない。

犯人と名指された生徒の写真を見たが、
どこにでもいる普通の男の子だ。
人の命を奪うことは決して許されないが、
逃げ回っていては償いはおろか、
冥福を祈ることさえできないではないか。
爽やかな日に、突然地震が来ることもある。
なぜ突然、殺したいほどの衝動に突き動かされたのか、
その激しい心の動きを出てきて説明してほしい。

そうでなければ生徒の親族、
被害者の両親ともに何がなんだかわからない。
説明する責任があることぐらい、
19歳にもなればわかるはずだ。

事故ったら逃げるな!

金曜日の夜に福岡で起こった追突事故には驚いた。
22歳の福岡市の職員は、
捨て犬、捨て猫などを保護するセンターの仕事をしていた。
上司によれば仕事ぶりは真面目で、
犬舎などの清掃も率先してやり、
里親捜しにも熱心に取り組んでいたそうだ。
その彼が飲酒運転を日常的にしていたそうだ。
犬や猫に注ぐ優しい心が、
どうして飲酒運転が巻き起こすであろう、
残酷で悲惨な結果に結びつかなかったのか。

これは彼の想像力の欠如というより、
やはり生活習慣の問題だろう。
地方ではよく居酒屋の前が駐車場になっているところがある。
そのことに誰も関心がないように見える。
しかし現実には、そういうところで酒食を提供し、
事故を起こす例が後を絶たない。
家までの短い距離なら何でもない、
と飲食店も客も考える習慣があるようだ。
こういういわば「軽い気持ち」が事故を生む。
なぜ地元の警察が取り締まらないのか理解に苦しむ。

さらに高速道路のSAやPAでなぜ酒を売るのか。
また幹線道路沿いのドライブインでも酒を販売している。
なぜ売るのか。
酒類の販売に対して、我が国は規制が弱すぎる。

東名高速での酒酔い運転の結果、
追突事故で幼い生命が奪われたことをきっかけに、
危険運転致死傷罪が新設され、罰則が強化された。
その結果、飲酒運転による死亡事故は減った。
ところが今度はひき逃げが急増する事態になった。
飲酒が露見するのをおそれて逃げるやつが急増したのだ。
こうなればひき逃げに重罰を適用して押さえ込むほかない。

福岡市の職員だった彼は、
見ればどこにでもいる普通の青年だ。
仕事ぶりから察して、世間的常識も相応にあっただろう。
その青年が事故後、逃げたのが解せない。
もし彼が、同乗者の青年とともにすぐに車を止めて、
かなわぬまでも飛び込んで子供たちの救助に当たっていたら、
結果は同じで子供たちは助からなかったにしても、
世間の受け取り方はずいぶん違ったものになっていただろう。
何よりも獄に繋がれてからの、
彼の心の負担は、いくぶん軽減されたことだろう。

それにしても水に落ちた車は、
カンガルーバーを備えて自重が重すぎたことが仇となった。

坂東眞砂子という作家が、
日経新聞夕刊に書いたコラムが話題になっている。
彼女はタヒチに住んでいるというのだが、
その家で犬3頭と猫3匹を飼っているそうだ。

週1回金曜日にコラムが掲載されるが、
先々週のコラムには、犬が仔を産んだときのことが、
先週のコラムには猫が仔を産んだときのことが書かれていたようだ。
そして産まれた犬の仔を「始末」し、
猫の仔を崖から川へ「投げ捨て」た、のだという。

ぼくは日経をとっていないので、
コラムの内容(要旨)を友人からメールで知らせてもらった。
この友人(女性)はメールの最後に、
「もう2度と坂東の本は読まない」
「持っていた坂東の本はすべて焼却した」
と書き添えてあった。
日頃温厚な彼女にしては珍しく、
怒りを露わにしている。

コラムのような短い文章だから、
どのような考えで女流作家がそうしたのかまではわからない。
だが、犬猫を飼っていて、
雌には避妊手術、雄には去勢手術という方法をとらず、
そのまま放置しておけばいずれ仔ができるのは自明のこと。
仔を産んだらそのまま育てるなり、
里親を捜すのが当然。
その責任を全うできないなら飼う資格はない。
コラムには飼っている犬猫の扱い方も若干触れられているようだが、
特別犬猫が好きで飼っているわけでもないらしい。
何というか扱いが粗雑で無頓着、
とても愛情を持って飼っているようには見えない、
と友人はコラムの文章から感じ取ったという。

坂東眞砂子というのは確か直木賞作家で、
ぼくは作品を読んだことはないが、名前は聞いたことがある。
実際に犬猫の仔をそうしたのか、
何かの比喩なのか、是非知りたいところだ。

東京都下の特別養護老人ホームで、
認知症の老人に対する虐待が表面化した。

ぼくはかつて、7〜8年にわたって、
認知症の義母とともに、
数々の施設を渡り歩いた経験がある。
その間、比較的施設に恵まれたこともあって、
義母が虐待を受けたことはなかった、と思う。
しかし、その兆候を感じたことが何度かあった。
理由はわからないが、
時々義母の手首に結束されたことを思わせるような痕が、
散見されることがあった。
その都度、管理者に痕を見せ、
説明を求めた。
すると施設の側は担当者を呼び、
きちんと説明をしてくれた。
徘徊のおそれがあったが、付きっきりでみる介護士がおらず、
不在の間の30分ほど結束したとか、
何度注意をしても点滴の針を引き抜くため、
やむを得ず点滴の間だけ結束した、など。
聞けばそれなりに合理的な理由があった。
だが、痕がつくほど強く結束することを避けるなど、
いくつかの条件の下に施設側が結束を含めて、
患者を拘束するのを認めた経緯がある。

義母が最後の時を過ごした特別養護老人ホームは、
八王子市の郊外にあったが、
こうした問題は何も起きなかった。
それ以前にやっかいになっていた老健でも、
この種の問題は発生しなかった。
そういう意味で義母は幸せだった。

だがだからといって、
今度の事件のような施設が特殊かというと、
そういう感じがしないことが、
事件の不気味さを表している。
介護制度の変化や施設の拡大、
介護士の量的拡大に質が伴わないことなど、
課題が山積しているからだ。
いずれにしても事件を起こした施設は、
苑長の会見内容や当該職員の処分内容などをみると、
とても反省にはほど遠く、
事件は氷山の一角であろうと想像される。
こういう施設を野放しにしていては、
介護の現場は決してよくならない。
施設の閉園を含めて、厳しい措置を検討してもらいたい。

全11ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


.
眞神博
眞神博
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

Yahoo!からのお知らせ

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事