November-Yankeeのweblog

…2009/06/11をもちまして、弊Blogの新規記事投稿を終了させていただきました…m(_ _)m。

おんがく

[ リスト | 詳細 ]


記事検索
検索

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]

Coco d'Or 2 (AVCD-16102/B)

イメージ 1

                        ( http://www.avexnet.or.jp/coco/


今まで紹介してきたJazz-CDとはちょっと一線を画しているかも知れませんが、こないだ久し振りに行ったHMV

で視聴して「打ちのめされた」アルバムなので、未だ聴き込み半分の状態なのですが紹介します(リリースは

06年07月26日)。


…リンク先のページを見て貰うと分かるのですが、「Coco d'Or」とは「元SPEED」であるhiroが自身のソロ活動

とは別に始めた「Jazzプロジェクト」名であり、今回はその2ndアルバムとなるものです。

…自分は04年に発表された1stアルバム「Coco d'Or」も持っているのですが、1stはどちらかというと選曲が

「Jazzど真ん中」といったラインで、曲調も「スロー&ムーディー」が中心でした。そして肝心の「1stの感想」

なのですが…、正直「素晴らしい!」と言ったアルバムには感じられなかったのです。

その理由として一部Web上で「英語が上手くない」1stは全曲英詩だった。ちなみに今回の2ndも全曲英詩&

スペイン詩で、日本歌詞はなし)という意見も出ているのですが、自分はむしろ本質は「英語の上手い下手」の

問題
ではなく、1stに納められた曲では、hiroのヴォーカルに「聴く人を『グッ』と惹き付ける『個性・特徴』が

出なかった」
からではないかと思います。SPEED時代の楽曲を聴いてみても、hiroの声質はどちらかというと

「アップテンポ」な曲にマッチしており、「バラード・ジャズ」等と言ったスローな曲を唄うにはまだ声が若く、

「唄の説得力」が出ていないのでは? と感じるのです。


…そして2年後に発表された今回の2ndアルバムですが、上記で挙げた問題点(?)を修正するためか、

アルバムコンセプトが「Jazzメイン」から「夏を感じさせるJazz、Bossa、Latin etc.」となり、曲調もノリの

良い曲ばかりを揃え、まさに「夏のドライブ」にピッタリなアルバムに仕上がっています。

…この選曲の妙が今回は見事にハマリ、hiroのボーカルのグルーヴ感も格段に良く、とても聴き心地の良い

アルバムになりました。特に圧巻なのは「9.I Will Survive」です。この唄の原曲は79年頃の古き良きディスコ

ブームにGloria Gaynorがヒットさせた「I Will Survive(恋のサヴァイヴァル)」です。

Gloria Gaynorのバージョンは、往年の「ソウルフル・ディスコティック」なアレンジで、ノリがゆったりした

「横ノリ」なのですが、hiroのバージョンは現代風にテンポが速く、まさに国道58号線の海岸沿いを

オープンカーで疾走する
が如く、駆け抜けてゆくのです。その早口の英語詩の巧さにも舌を巻きますが、その

歌唱でも、言葉がただ流れているだけでなく、気持ちよく「グルーヴ」しているのです。これにはたまげました。

やはりhiroはこう言った曲が得意なんだなぁ〜、と実感することができます。


…前作の「Coco d'Or(Parfait Ver.を含む)」の出来にイマイチ納得のいかなかった人も、今回のアルバム

には(hiroが嫌い!と言わない限り)きっと満足できると思います。まずはHMV等のサイトで、視聴してみる

ことをお薦めします。


追記

…特別hiroのファンと言うのでなければ、通常のCDのみバージョンで十分です。あのDVD+\800の価値が

あるとは、ちょっと……。

追記・2(08/02・18:45修正)

「スペイン詩」じゃなくて「ポルトガル語詩」です。スミマセン…。

イメージ 1

           ( http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A001538/VICJ-41580.html


日本語タイトル名は「サラ・ヴォーン/枯葉」です。言わずと知れたジャズボーカルの女王、サラ・ヴォーン

パブロレーベルの大傑作です。自分はサラのもう一つの傑作「サラ・ヴォーン with クリフォード・ブラウン」

も持っていますが、好きなのは圧倒的に「枯葉」の方です(録音日時は82年03月01・02日)。


邦題が「枯葉」だからと言う訳ではないですが、自分のこのアルバムのイメージは完全に「秋・冬」です。

もしかしたらこのCDを購入したのが当時暮らしていた冬の松本で、買ってからと言うもの、バイト先の白馬まで

の雪の道中、いつも車の中で聴いていたからかも知れません。収録曲も全体的にシックでスローな曲でまとめ

られており、サラの息遣いが聞こえるヴォーカルは、あたかも雪積もるロッジの中であたる、暖炉のような

暖かさ
を感じさせてくれます。


…このアルバムを紹介するにあたり、おそらくどの推薦人も触れるであろう曲。それは3.「枯葉」です。

この曲の原曲は勿論、言わずと知れたシャンソンで有名な、あの「枯葉」です。ですがここでの「枯葉」は、

このアルバム中唯一と言っていい程、「シック」でも「スロー」でもありません。冒頭のギターソロが「枯葉」には

似つかわしくない程のテンポでスタートしたかと思うと、サラのヴォーカルが、さっと飛び込んできます。

但しスキャットで。そしてなんと有名な「…♪枯葉よぉ〜♪」なんて歌詞はただの一辺も出てこずに、

全編スキャットでゴリゴリと押しまくったまま、唄い切ってしまうのです。何とも爽快、かつ豪快な曲です。

リンク先で約45秒の視聴ができるので、まずは聴いてみて下さい。これまでの「枯葉」のイメージが、

吹っ飛ばされる事請け合いです。


…そして自分がこのアルバム中、一番好きな曲が6.「シーズンズ」です。

冬、ゆきの結晶
あしあと、こおりの大地
そりの鈴、近づいてくる
かあさん、とうさん
はたらき、ねむる
女の子ら、男の子ら
あそび、まなぶ
さわって、みて
ねがって、欲して
キスして、愛おしみ
生きて、息吹く
春には、耕し
花々は、美しく
大地を授かり
夏の暖かさに包まれる


…スミマセン……。一応「『歌詞の丸写し』は不味いかなぁ」と思い、自分の訳詩を載せました。雰囲気だけでも

感じて頂けるでしょうか?…原詩は文章ではなく、単語が並んでいるだけの詩なのです。これをサラが情感

たっぷりに唄い上げていきます。サラがこの曲を唄うと自分には、冬の湖に程近い林の中で、子ども達が

雪遊びをしている情景
が目に浮かぶのです。決して派手な曲ではないのですが、何だか昔の絵本を読んで

いるような
、そんな気持ちにさせられる、素敵な曲です。


…もしかしたら、紹介する時期を間違えたかも知れません。このアルバムは賑やかな夏が終わり、「ちょっと

落ち着きたい、静かに心を癒したい」
と感じた時にお薦めする、必聴の一枚です。

イメージ 1

             ( http://www.universal-music.co.jp/jazz/j_jazz/kishino/mvcj2902.html


近年Panasonic関連のTVCFで度々耳にすることが多かったのが木住野佳子である("Let'snote"のアップ

テンポなオリジナル曲や、「小雪」出演の"VIERA"での「ノクターン」など)。最近はJazzのみならずClassic

Bossa Novaなどのアルバムをリリースするなど多方面で活躍中だが、今回紹介するアルバムは作曲もこなす

木住野が「オリジナル曲なし、ピアノ・ベース・ドラムス以外の音源一切なし」というド直球のスタンダード・

スタイル
で挑んだ、初めてのスタンダード・ジャズ・アルバムである(リリースは99年03月20日)。


…木住野はこのアルバム以前に合計3枚のアルバムをリリースしているのだが、正直それまでのアルバムの

個人的な感想を言えば「確かに上手いんだけどね…」という印象だった。特に3rdアルバムの

「RENDEZ-VOUS」は、ジャズレーベルから出すにはあまりにも「ポップ」に仕上がっており、おもわず

「お〜い、木住野ぉ! 一体、どこに行っちゃうんだーい!!」とつぶやきながら視聴したものである。

…ところがその3rdアルバムの「開き直り感」が良かったのだろうか。この4thアルバムにして初のスタンダード集

の演奏・アレンジは、原曲の印象を覆すほどのオリジナリティに溢れているのである。まさに「一皮剥けた・

開き直った」
ような瑞々しい演奏を披露しており、この変身ぶりにはちょっとビックリした。


…このアルバムの中で私が一番好きな曲は1.「Israel」である。「Israel」はマイルズ・ディヴィス

ビル・エヴァンスなどのアルバムにも納められているが、木住野のアレンジはそれらと異なり、テンポが早く、

とてもアグレッシブに演奏する。かと言ってずっと流れっ放しかと言えばそうでもなく、途中ブレイクしてドラムスと

ベースのソロが入ることで曲全体に「緩急」が織り交ぜられており、とても聴き心地の良い曲に仕上がっている。

たった4分弱の曲にも関わらず、このアルバム全体の印象を表している素晴らしいスタートナンバーだと思う。

この曲の他に3.「枯葉」8.「パリの四月」など、木住野の特長の一つにオリジナル曲も吃驚する程の

「ドライヴ感」がある。だがこの「Israel」にはそのスピード感の中にも「品の良さ」を感じさせ、私はこの曲を聴くと

いつも「さぁ、今から聴くぞ」と言ったちょっとした緊張感を持つのだ。


選曲や「ピアノ・トリオ」というスタイルから見ると確かに「スタンダード集」なのだが、演奏内容はとても明るく、

「ジャズ・スタンダード」に多少の窮屈さを感じている人には、とてもお薦めの一枚である。

イメージ 1

               ( http://www.jvcmusic.co.jp/friedpride/discography/index.html )


・・・Fried Prideは女性Vocal(Shiho)と男性Guitar(横田明紀男)の2人からなるジャズユニットです。

このユニット、一応発売元のビクターエンタテインメントでも「JAZZ」のカテゴリーに分類されているのですが、

そのスタイルは世間一般の人が持つ「ジャズ」のイメージとはかけ離れていて、ロック好きなひとにも気に入って

もらえる位ゴリゴリとドライヴしている曲も多数納められています。


自分はこのアルバムの他に1stアルバムである「Fried Pride」も持っているのですが、当初はこれまで聴いて

きたJazz Vocalistにはない、どちらかというと「ハッキリとした」声質のShihoの唄声にあまりしっくりしません

でした。ですが去年たまたま見た北海道のローカル音楽番組(「夢チカ18」。局はHTB)で撮り下ろされた、

スティービー・ワンダーの「PART-TIME LOVER」の演奏がとてもカッコ良かったのです。横田の

アコースティックギターとShihoの声というたった2種類の音源で構成された曲なのですが、とにかく飽きさせない。

ギターの演奏はそれだけでも十分アルバムが創れる程のレベルだし(横田は個人名義でギターアルバムも

リリースしています)、Shihoのボーカルも1stアルバムから比べれば、場数を踏んだだけあって格段に良くなって

います(ってエラソーですが)。Shihoの声質が少し「まろやか」になったためか、昔あった「キンキンさ」

がなくなり、特にスキャットはある種の「余裕」さえ感じられます。


来月には「リバーサイド・ホテル」「接吻 KISS」など初めての日本語ボーカルに挑戦した新しいアルバム

「Musicream(ミュージックリーム)」が発売される予定です。上記HPアドレス内のdiscographyを見てみて、

もしその中に自分の好きな曲があったならば、一度視聴してみることをお薦めします。

イメージ 1

  ( http://www.videoartsmusic.com/ap/?mod=m02&act=a02&iid=624&st=0&wd=%88%C9%93%A1%8CN%8Eq


・・・紹介記事を書いときながらちょっと無責任なことを言うと、自分は伊藤君子なるJazz Vocalistをこのシングル

CDで初めて知り、なおかつ彼女の作品はこれだけしか持っていません。知り得た経緯も・・・ええ、そうです。

04年03月に公開された押井守監督作品「イノセンス」http://www.innocence-movie.jp )からです。



"Follow Me"は元々伊藤君子が88年に発表したアルバムのタイトル曲でした。

「・・・私につきてきて・・・」という唄い出しから始まるこの曲は、映画「イノセンス」の世界観を表現するのに

あまりにもぴったりだった為に、この映画のプロデューサーであるスタジオジブリ鈴木敏夫の推薦で、

この映画の主題歌となりました。後に押井守監督は「・・・(プロデューサーである)鈴木の功績は、この映画を

『イノセンス』と名付けたことと、『Follow Me』を見つけてきたことだ・・・」と語っています。この曲が流れる

映画のエンドタイトルには、訳詞のテロップも流れるので、もしこの映画を見る機会があったなら、歌詞にも注意

して見てみて下さい。


2曲目の"River Of Crystals"はどちらかと言えば暗く、ムードのある曲で、まるで「場末の酒場」で演奏

されているような雰囲気を漂わせています。

自分が一番好きなのは3曲目の"A Song For You"です。オリジナルはレオン・ラッセルの曲で、これまで

多くのアーティストによってカヴァーされてきましたが、一番有名なのは「カーペンターズ」によるカヴァー

でしょうか。カレン・カーペンターはどちらかというと力強く、何かを宣言するかのように唄い上げるのに対し、

伊藤君子は昔を振り返る大人の女性の如く、情感豊かにシックに唄います。カレンのドラマティックな

"A Song For You"もなかなかですが、伊藤の"A Song For You"もとても素敵です。



このシングルCDはあと、伊藤自身が「とても好きだ」という"My Favorite Things""River Of Crystals"

別バージョンを納めた、全5曲で\1260です。値段の話は正直、ちょっと「イヤらしい」印象を与えるかも

知れませんがそれでも、伊藤君子を聴いてみたいというエントリーCDとしては、(おそらく)一番のお薦めだと

思います。

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
お肉、魚介、お米、おせちまで
おすすめ特産品がランキングで選べる
ふるさと納税サイト『さとふる』
話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事