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…先月観た映画だったのですが、映画ネタが続いているので、こちらの話も少しばかり…(笑)。 言わずと知れた押井守の出世作「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」(95年)のバージョン アップ版と言った作品です。95年公開時は国内のプロダクションで制作された「音響」部分を、 再アフレコを含め、全て「スカイウォーカー・サウンド」で創りなおし、画像に於いても「セル画 +CG」で表現されていた一部カットを「フル3DCG化」した上に、その新カットに合わせて全カットの 色調・画面効果(ビジュアルエフェクツ)の再調整を施した作品です。…なのでストーリーは95年版 と全く変わらず、台詞も(記憶している限りでは)一字一句変わらず、恐らく尺の長さも変わって いないハズです…(多分)。 …で感想ですが(笑)、昔の作品を最新技術で焼き直すとこんな案配になりますと言った技術的 挑戦をした、指標(ベンチマーク)のような作品、と言ったところでしょうか? これは正直言って95年版が、95年当時に「未だかつて見たことのない映像」で一大インパクトを与えた が故に(…つまりそれだけ95年版に思い入れがあるが故に)、この08年版の「2.0」と謳った本作は、 人によってかなり好き嫌いが分かれるだろうと思います。 でもまぁ、これは押井守本人も「…今回『2.0』を創ったからって、95年版を否定しているのではない。 どっちのバージョンも『有り』なんだ。あの『ブレードランナー』にも幾つかのバージョンが存在 するように、この映画も見比べてみて、自分の好きなバージョンで楽しんで欲しい。…」と発言して ますので、ある意味「割り切って」制作されたのだと思います。「2.0」を創ったからと言って、 「GHOST IN THE SHELL」そのものの評価や、押井守の業績が悪くなる訳ではないですからね。 …それにしてもこの作品で描かれている「…人間の記憶や人格が肉体を離れて外部記憶(装置)に 移動した場合、人間は人間であり得るのか…」と言う問いは、今まさにこのBlogスペースで問われて いるのでしょうね。特に日本のBlogは個人の体験や日々の日常を綴る「日記スタイル」が主流なので、 まさに自分の「思い出・体験」を外部のサーバ(記憶装置)にため込んで、ネット環境のある場所ならば、 自分のみならず、あらゆる人々がその情報にアクセスできる世界になりましたものね…(^^;。 この映画は先月、東京・大阪・名古屋・福岡・札幌で限定公開されましたが、もうそろそろ公開終了 になってしまうので、もし興味があれば冬頃にDVDレンタルでもして観てみて下さい〜♪。
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えいぞう
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…どーも最近、観たい映画が重なっておりまして…(笑)。 自分は、押井守作品は「うる星やつら」からリアルタイムで観ておりまして、 まぁご多分に漏れず、この作品もか・な・り気にしていた訳です。 …でその感想ですが、確かに「機動警察パトレイバー2」から「イノセンス」にかけて 顕著だった難解なプロットと先鋭的な演出方法……要は「マニア向け」の映画という 側面は幾分かゆるめられ、今の日本社会にも通ずる物語背景の中で「恋愛」ドラマが描かれ、 そこからは特に若者に向けた、今を生きることに対するメッセージらしきものを 感じ取ることは出来ます(…スミマセン、抽象的すぎて。…でもここで物語の設定・あらすじ なんかを書いて「ネタバレ」する訳にも行かないので、どーしてもこんな書き方になって しまいます…笑)。 …ん〜〜、でもなぁ。従来のアニメーションではあまり見られなかった「間」で演技させたり、 画の色づかい、描画のタッチを工夫して物語の空気感を表現したり、と果敢に挑戦している のですが、それが大成功しているとはちょっと言い難く、ややもすると間延びしてしまって、 眠気を誘う単調な展開になってしまっているかも知れません。厳しい物言いですが。 …あっでも、そのような演出がなされているのは、キャラクターが演技をしているパートで、 戦闘機が空中戦を行なうパートでは、さすがに押井守が「…ずっとヒコーキの空中戦を、映画で 描いてみたかった」と思っていただけあって、「圧巻」の一言です。少なくともアニメーションで 表現されたヒコーキの飛翔・戦闘シーンとしては、これまでの観てきた映画の中でも ダントツNo.1のクオリティです。 …なんかあまり参考にもならない感想文を書き殴っていますが、少なくとも「押井守×Production I.G」 としての完成度の高さは、裏切られることのないレベルですので、気になっておられる方は 映画館で観てみて下さいね〜♪ (…そうそう。この映画、音響は「スカイウォーカー・サウンド」が創っていますので、 音の繊細さ、迫力さ加減は、映画館で体感した方が良いかも知れません…(^^;)。
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…08/12と言うこの日。今年は仕事だったため、特別なことは出来ません。 なのでせめて、今からこの映画を見に行ってこようと思っています。 何か感ずることがありましたら、「追記」という形で記事を記そうと思っています。 では行ってきます。 08/13・21:13 追記 …08/12のレイトショーで観てきました。 まずは純粋にこの映画そのものの感想ですが、活字で表現されている原作の世界観・雰囲気を 損なうことなく、うまく映像化できていると思います。2、3年前に制作された「NHKバージョン」と比べて セットやロケ地の精巧さはもちろん、登場人物に関してもひと癖もふた癖もあるキャラクターが 多数登場し、またそれらを巧い演者達が演じることで、物語の世界観に「奥行き」が感じられます。 …ただやはり、この作品を2時間前後の映画作品としてまとめるには、どうしても取捨選択が必要で、 原作ではもう一つの主軸になっていた、主人公とその息子の崩壊寸前のぎこちない親子関係を キチンと描ききれなかったのが、ちょっと惜しいですね…。 …それにしても、今回のようにたとえ「フィクションの映画」として観ていたとしてもやはり、 刻々とJL 123が御巣鷹の尾根へ墜ちつつある状況を表現されると、ちょっと辛いですね。 以前にも記したことがありますが、自分はこの事故については、ほんの少しだけ当事者として向き 合った時間があるので、たとえ映画の中での「史実に基づく」事故描写だったとしても、自分には どうしてもそれだけとして通り過ぎることの出来ない「居心地の悪さ」を感じてしまいます…。 …そんな居心地の悪さを感じるであろうことは、この映画を観る前に分かり切っていたのだけれど、 それでもやはり、自分はこの映画を「観たい」と思って観ました。それは私達が、航空機事故で 亡くなられた方々に対してしてあげられること、また現在の航空機の安全運航に対して貢献できること は、「過去の航空機事故を忘れずに、思い続けていくこと」だと(…少なくとも「ヒコーキまにゃ〜」 の自分はそう…)信じているからです。 …なんか話が映画の話から外れて、訳分かんなくなってしまいそうなので、この辺りで止めときます…。 最後に一言。この物語の主人公で「堤真一」は、ちょっとカッコ良すぎかなぁ〜(^^;。 (…まぁ、好きな俳優さんではあるのだけれど…笑)。
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画像出典:株式会社 シンフォレスト 公式HP内 商品カタログより( http://www.synforest.co.jp/cdrom/SF-191 ) |
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近年日本のJazzシーンにおいて、世界を相手に活躍している女性Playerがとても多くなった。去年レコード会社を |

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