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HOYAのクリスタルガラスの紅茶椀。クリスタルガラスは一般のガラスに比べ透明度がたかく重い。欠点は傷がつきやすく曇りやすい工芸品。クリスタルには天然クリスタルの水晶と人工クリスタルのクリスタルガラスがある。クリスタルガラスは指ではじくと、「キーン」という高音が聞こえる。普通のガラスではコツコツという低い音。以下のコップもすべて澄んだ高い音が出る。くもりやすいため、蒸気をあてて、触らないように布巾で磨く。
クリスタルガラスは普通のガラス食器と異なり、ガラスにつけた口当たりの感触が異なり(柔らかく温かいと感じる)、容器に入れる液体の見た目の雰囲気も変わる。液体の艶が出る。
むかしに買ったもの。贈答品のもあるし買ったのもある。
HOYAは現在クリスタルガラス分野から撤退している。だが、それ以前は日本を代表するクリスタルグラスのトップブランドだった。
ためしに普通のガラスコップとクリスタルガラスのコップにそれぞれ赤ワインを入れて飲んでみると、
味が違う。
赤ワインの細かい味わいがクリスタルガラスのほうがはっきりと表れてくるのである。
本来、クリスタルガラスの食器は芳香と味を追求するワインに向いている。だが、味の選別を図ってゆくにはクリスタルガラスのほうに軍配があがるため、ワインのみならず紅茶やコーヒーにも向いているといえるだろう。
だがクリスタルは熱に弱い。工芸品にありがちな実用性の弱点を持っている。用途に気をつけて使用すれば、飲み物の味わいを引き出す良い容器となるのである。
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