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侍達の夜明 のべるわんでいのお部屋
地道にコツコツと 先天下之憂而憂、後天下之楽而楽

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A=B B=C ならばA=C?


■A=B B=C ならばA=C?

 そもそも、AもBもCもすべて違う。どう異なるかというと、まず記号の形が異なる。もう初めっからすべてが違うのである。

 「=」とは「見做す」という意味であって、同じものを示しているわけではない。

 人間は見做すということに関してあまり深く注意を払わない。

 関数とか数式というものがそうである。

 マクロに使う関数は数百存在しているが、それぞれは道具にすぎない。

 組み合わせによって一定の効果を表現するために開発された言語である。

 IF関数もそのひとつ。

 数式というのはあくまで想定の世界であり、想定の世界だからこそ1とか2とかという数字が存在しうるのである。もちろん数字の効果を知る関数も同じ。関数は役割にすぎない。

 だから1+1=1というのも理解することができるだろう。

 何が1なのか? その何と何を足しているのか? 具体性がない。だから、1+1=2と書く場合と1+1=1と書く場合の意味がそれぞれ異なるのである。
 
 前者の数式の場合は、たとえばトマト。後者の数式の場合は、たとえば粘土である。

 1つの塊の粘土と他の1つの塊の粘土をくっつけたら、1つの塊の粘土にしかならない。だから1+1=1である。

 A=B B=Cという条件を並列させた場合において、何がAでBでCなのかの判別をすることが初めに考えることである。

 この世に同じものは決して存在しない。

 種類物も指標のひとつだがそれは詭弁でしかない。

  だからすべてが不等式となる。

 等しいとは何か?

 スーパーでリンゴを1つ買ったが、レジで料金を支払ったあとにそのリンゴに虫食いの穴が空いていることに気がついた。そこで店員に交換を申し出る。店員は同等品と交換に応じねばならない。

 一般通念で認められているものが等しいという考え方である。

 だが、虫くいのリンゴと交換されたリンゴは異なる。

 あたりまえだ。

 通念に疑問をもつと、ブレークスルーできる論理の壁にぶち当たる。

 A=B B=C ならばA=Cという論理は成り立たない。

 自分は見做し規定というものに強く好奇心を持つ。

 ほお〜おもしろいね。 そう見做しますか。

 前提、そこで結論。その前提、おかしくないか?

 前提とはすべて架空の産物である。実証してようが、1つの傾向として顕著だからというだけにすぎない。パーセンテージで言うと、8割か。

 残り2割のことも気になるのだ。

 何事も一概に決めつけることはできないのである。


■好奇心 

 物事を探求しようとする根源的な心。自発的な調査・学習や物事の本質を研究するといった知的活動の根源となる感情を言う。 ヒトをはじめ、比較的知能が高い動物でも多くの種にそれがあると思われるような行動が見られる。

 子どもは知らないことが多すぎるから好奇心が旺盛だと言われる。では大人が知っていることって子どもよりも多いのだろうか?という疑問が湧くのである。大人になると好奇心が少なくなるのは、子どもよりも知性が高いのだろうか?

 明確に書いておく。好奇心は年齢を問わない。もちろん男女も問わない。条件は人間であればそれで足る。
 
 物忘れの多い人は、おそらく好奇心が少なくなっているのではなかろうか。

 そこで小林製薬の物忘れ改善薬ワスノン。

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 好奇心が衰えた大人は物忘れが多くなる。

 別に物忘れで困っていない方には無用のサプリであるが、このサプリの主成分はワスレナグサではなくて、ヒトヒメハギという多年草の開花期の根である遠志(オンジ)という生薬である。これが物忘れに効くという。

 記憶力の衰えとは記銘力の劣化であり、脳神経の活発化が図られないことにより起こる現象である。

 好奇心はこうしたサプリに頼らずに脳神経を活性化させる効果がある。

 子どもは脳神経が日々発達している。

 大人はどうでしょうか?

 これはできる。これはできない。という枠組みをあらかじめ自分の中で決めてしまい、できることばかりしていると、脳神経は発達を停止し、しだいに痩せ細り、消えてゆく。

 瀬戸内寂聴さんは90代になっても現役の小説家である。もちろんプロだ。彼女は官能小説を得意としているが、精神は20代よりもさらに若返っているらしい。プロは好奇心を失うとプロでなくなる。

 脳神経の発達は年齢を問わないことは、彼女の仕事ぶりを見てもよくわかるであろう。

 ましてやガキが好奇心を持っていないとなれば、それはもう子どもにも負けてしまっている存在となっている。

 好奇心を持たない人間はわからないことには興味を示さず、わかろうともしない。わかっていることしかしないのだが、本当にわかっているのかどうかを本人が分析しきっているわけではなく、わかっていると思い込んでいるのである。

 好奇心をもつと、さまざまにわからないところが噴出してくるであろう。だから脳内神経は活発となるし、記憶力、それを支える記銘力をも高めることができるのである。

 好奇心とはその必要性に駆られるように意図することが大事である。

 おそらく好奇心のない大人は、知らないことに関して自ら考える力を失っていることを知られたくないために、興味がないと言っているだけなのであろう。

 考える力は好奇心から生まれてくるのである。

 考える力のない人は、思い込んだり、決めつけたりしてさっさと自分のスキルの劣化を知られないようにしているだけだ。

 
 

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