|
■おしゃべりは銅 提言は銀 沈黙は金
おしゃべりは銅、提言は銀、沈黙は金。こんなことを理解しているかいないかで、人間の気質がよくわかってくる。
沈黙は金であることをよく理解している人は、TPOをきちんと理解している人である。
提言は銀であることをよく理解している人は、身内である。
おしゃべりが銅であることをよく理解している人はおしゃべりをしない。
天網恢恢素にして漏らさず。長生きしたければ、この諺を身に沁みてよく理解しておくことだね。
風聞というものがある。TPOをきちんと理解している人はおしゃべりではない。どこでどう漏れてゆくか先々をよく考えている人だからである。これが沈黙は金という意味である。
小耳に挟んだことを想いだしたのだが、そんなことを言っているらしいな。そんなことを言われると終わりである。
戦国時代ならば縷言を放つこともしただろう。これも戦略だからである。余計なことまで事細かに伝えてゆくと、縷言を放った者は斬られる。おしゃべりは帰ってから斬られる。
自分はうわさ話をする人を極力敬遠する。うわさ話は必ず噂になっている人の耳に入るからである。
うわさ話をする人は、背後からいつか斬られるのであろう。
これは芸能ネタではない。芸能ネタならば、誹謗中傷、虚偽の情報などが流されるのを芸能人は甘受できるところまで甘受しなければならないが、芸能人ではない人々の間では、うわさ話は禁物である。
うわさ話をする人は油断している。だから世渡りが下手なんだね。そういう人は。
何人も見ている。いずれどうなるかが伺いしれるところだ。
■猛獣使いがすべきこと
ガラパゴスには各大陸とは隔絶された独自の進化を遂げた固有種が多く存在する。天敵になるような大型の陸棲哺乳類が存在しない。そのなかにガラパゴスイグアナもいる。ただのイグアナではなくガラパゴスのイグアナである。
猛獣使いがすべきことはガラパゴスイグアナに餌をあげることである。
ガラパゴスイグアナが欲しい餌を猛獣使いは知っておかねばならない。たとえばサボテンの花である。ガラパゴスイグアナはサボテンの花が大好きだ。歌でもあるだろう。
猛獣使いが選んだ猛獣をガラパゴスイグアナが興味を示さなければ、猛獣使いは失敗である。どこの猛獣使いがヤギをガラパゴスに持ち込んだのか。ヤギがサボテンの花を食べるとイグアナの食べ物が無くなってしまうのである。こういう猛獣使いは馬鹿である。
ガラパゴスイグアナの興味を示すものをすでに知っており、ガラパゴスでは入手しがたいものであることも知っており、それが入手できる情報を潜在的に求めているということも知っている猛獣使いがガラパゴスに上陸することがガラパゴスにおける猛獣使いの資格である。ヤギとイグアナではヤギのほうが背が高いから先にサボテンの花を食っちまうんだ。それだと意味がない。イグアナに食わせないといけないのである。
そのためには、猛獣使いはガラパゴスイグアナの現在の生態をよく知っておくことが必要である。
しかしガラパゴスには変わったガラパゴスイグアナもいる。
他の一般的なガラパゴスイグアナではないガラパゴスイグアナもいる。
|

>
- 芸術と人文
>
- 文学
>
- ノンフィクション、エッセイ






