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侍達の夜明 のべるわんでいのお部屋
地道にコツコツと 先天下之憂而憂、後天下之楽而楽

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 GW中の後半が最盛期だったらしい。

 GWは河原で風景を描いていたからすっかり忘れていた。自分は必ずイーゼルをたてて描く。環境的によほど合わない限りはイーゼルは必須である。

  イーゼルを立てて山の風景をスケッチしていると集中が途切れるときもある。

 こんなこともあった。

 素っ頓狂な歌をうたいながら10人ほどの小学5、6年生ぐらいの子どもたちが自分の背後を通り過ぎた。そのときひとりが「ヘタかと思っていたけど期待ハズレや ぜんぜんヘタじゃないやん」子どもはデリカシーというものがない。 が、それが子どもらしい。子どもはたいへん素直であり、ヘタはヘタとはっきり言う。特に集団になると子どもはひとりがヘタと言うと口々にそれにならう。ウマいというとそれもならう。興味は個人でも集団でもひとつであり、あちこち興味を飛ばすから、大人は子どもたちの興味を信用してはいけない。おもしろいが信用できないものだ。
 スパイダーマン3という映画の最初に、主人公が子どもたちにスパイダーマンを褒めている姿をみていい気になっている場面がある。主人公が子どもたちにスパイダーマンの凄さを伝えようとすると、子どもたちは瞬時に興味を失ってさっさと他へ遊びに行ってしまう。主人公は┐(´д`)┌ヤレヤレという顔をする。
 自分は鉛筆を彼らに突き出して彼らに手を振った。引きずりまわされる。
 子どもたちは「あの人、女の人? 男の人? どっちだろう」とか「男っぽい絵を描いているから男なんじゃないの」とか言った。
 自分が女の人に見えるとは思わなかった。おそらく日焼け防止のためのマスクとサングラスとハンチング帽、そこにヘッドフォンをしていて、自分の顔がまったく相手に見えないところからそのように想定したのかもしれない。首から上は黒ずくめだが日焼け防止のためである。恰好はロロピアーナのグレーコートにインコテックスのネイビースラックスとプラダの黒のスポーツスニーカー。シャツはルイジボレッリの白にジャケットはボリオリのドーヴァーのネイビー。概してスケッチをする恰好ではないが、このイタリア好きは子どもにはわかるまい。子どもに褒められるのは良いのか悪いのかよくわからない。

 「写真をとってもいいですか?」こんなことを言う男性もいた。「マスクとりましょうか?」「いやそのままで描いていてください」おおきなカメラで自分の周囲から自分を撮影する。居なくなったと思ったら、自分の背後から少し離れたところから自分を撮影している。よほど絵を描いている人が珍しいのか。自分は撮影するのは好きだが、撮影されるのは好きではない。気恥ずかしい気持はマスクの下で隠れて見えない。しょうしょう緊張する想いもある。

 「私は見るのは好きですが、描けない」と言った男性から描いている最中の自分の鉛筆の動きを眺めいろいろ話をした。自分は「絵はね。コツですね」と言うと、「コツですか」と答えた。「自然はとても複雑ですからポイントおさえてアッサリと」と簡単に言うと「そのポイントとは?」と尋ねてきたので、「自然が教えてくれます」と笑った。「ほお〜・・・・・・自然がね〜」「とにかく描いてみるとなんとなくつかめてきます」なんだか誤魔化した感じになった。
詳しい秘訣をここで書くわけにはいかないが、コダワリの強そうなその男性にはいろいろ教えてあげた。絵を観賞するときの基本など。

 こんな男性もいた。自分の前を横切った男性が居なくなったと思ったら、自分の背後にいてずっと絵を眺めていた。自分は何気なく背中に気配を感じたから振り返るとその男性がいた。自分は驚いたが、その男性は「見事なもんですなあ。本当にお上手ですね〜」自分は謙遜し「いえいえ、自然は本当に難しいですね。いつも失敗しています。でも反省できるところがたくさんでてくるから」「小さい頃からお上手だったのでしょう?」この男性は言葉が巧みだった。「いやいや、好きで描いているだけですから」自分の鉛筆の線が紙のあちこちから筆で描くようにサッサと全体像が浮き上がるように見えているらしい。「魔法のようで見飽きませんわ」と言ってくれた。「ありがとうございます」丁寧に謝辞を述べた。褒め上手な人は社会的地位の高い人ですね。これじゃあまだまだ。

 鉛筆の線は抽象そのものである。さらに自然と同様にまったく誤魔化しができない。すべてがおもてに現れる。色は誤魔化しが効く代わりに制御できなくなり失敗することもあるが、鉛筆の場合は練り消しで消すことができる。小さく千切って使う。イーゼルの台に乗せているとちょっと席を外しているときに風が吹いてイーゼルが倒れる。すると地面の砂利や石や砂や草むらのなかに小さく千切った練り消しが隠れてしまう。そうなるともう見つからない。似たような色をした石がたくさんあるからだ。たくさん練り消しの粒をなくした。せこく使うからだ。屋外のスケッチは風が大敵であるが、イーゼルに鞄をひっかけておけば強風でない限り倒れない。立って描く場合もあり座って描くときもあり、イーゼルを使えない場所では立って描く。絵画の基本は立つことだ。
 外で描くときは日射が大敵である。雨よりも怖い。日傘をさしながら描くときもある。体調不良を起こさないようにこうした防備を入念にしている。

 自然は絵画のすべてを教えてくれる。出来ないよりも出来ることに越したことはないが、出来たからといって自然には決して勝てない。いつも負けてばかりいる。だから謙虚になれる。自然は最大の教師であり決して乗り越えることができない師匠だからこそ挑み続ける。以上にあげた人たちには決して伝わらない自分の気持がある。自然を見ていると腹立たしさが湧くのである。難しすぎるわと。毎回そう思いながらその難しいことに挑み続けるのである。自分がいつも自然に負けていることに彼らは気がついていないのだろう。不自然なあらゆる人間には勝つけれどもあらゆる自然には負けてしまう。その事実に気がついたとき、自分が勝てない存在がこの世にあるのかという敗北感をもつのである。畑を肥やすミミズ一匹に自分は勝てないし、木々を成長させる葉っぱ一枚にも勝てない。この謙虚さが一番大事。そういえばミミズが道路を横断するのを見かける。見つけて生きて居れば(タイヤなどに踏まれていなければ)、ひろいあげる。トカゲは速いがミミズは遅い。拾い上げて草むらへほうる。ミミズには目がない。だが、土にとってミミズは非常に重要な存在である。ミミズがたくさんいるところは良い土だ。草むらにはテントウムシの季節。たくさんとって畑にばらまいてやろうかしらと考えたこともあるが、テントウムシは羽根が生えているからすぐ飛び去ってしまう。集めても定着しないそこが問題。野菜を守るためにアブラムシを食べるテントウムシは必要だが。テントウムシはたいへんな益虫である。

 余談がすぎた。

 12日が三室戸寺ツツジ・シャクナゲの最終日。そのあとアジサイ園が始まる。アジサイ園は800円。ツツジ・シャクナゲは500円。アジサイのほうが手間かかるからだろう。剪定に。

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 アジサイにはさまざまな色がある。花ことばは浮気。移り気。 
 
 浮気・移り気→むなしい(笑。
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 三室戸寺にはアジサイをこれまで何度も見に行ったが、ツツジは初めてであった。

 ツツジの花言葉はアジサイよりもはるかによろしい。

 ツツジの花言葉。

 「節度」「慎み」。節操のないアジサイと反対である。 笑える。

 しかも内に秘めた情熱というものもある。

 
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 ここのツツジは関西ナンバー1の本数(20000本)らしいから、GW中は非常に混雑していたのだろう。だが最終日は数人しかみかけない。

 ↓手前がアジサイ園。奥の赤や白の花が咲いている一帯がツツジ・シャクナゲ園。
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 ↓左が本堂へ。右下がアジサイ園とツツジ・シャクナゲ園。
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 アジサイはまだ1本の咲いていない。 1本1本きちんと剪定されている。手間の嵐だ。もうすぐここが紫色に染まる。
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 ここをくだって左へゆくとツツジやシャクナゲ園に突入する。

 ↓ 紅白の花の色がそうであるが、実は、その周辺区域もすべてツツジやシャクナゲ。2万本はうなづける。だいぶ散っている。
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 これもすべてツツジ。ほとんど散っている。
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 それでも多少は残っていた。 最盛期はもっとすごい光景が見えたのだろう。

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山の風景はとてもいい。
左手に本殿が見える。

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 ↓これ全部ツツジだが、ほとんど花が散っている。壮観なんだが。。
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見る場所によっては、残っているところもある。

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 次。本堂へ。

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 気温30度。女性は日傘必須。

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 ツツジよりも、自分はシャクナゲのほうが。
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 上にあがると閑散としていた。ここはハスも有名。もっと後だね。

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 線香を100円で買い、先祖供養。煙がすごい。
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 次。

 自分の畑でもうすぐタマネギができる。
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 そのあとに花オクラを植える予定。タマネギは連作障害が起こりにくい。

 まだ小さい。もうちょっと幅を詰めて植えたほうがよかったか。競って大きくなる。
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 何個か抜いてトマトソースとベーコンでパスタにした。玉ねぎは栄養価が高い。タマネギは大量のオリーブ油で炒める。

 花オクラは平成時代の者が残っている。28年度。29年度。30年度。
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 すべて花を食すために育てたものである。それぞれ冷蔵保存していおいた種であるが、芽が出始めている。使えるものを使う。

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 紙漉きに必要なトトロ葵ではなくてトロロアオイは作り方が異なってくる。

 タマネギの収穫が5月下旬になるため、それまで苗ポットで育成する。

 花オクラは2通りの楽しみ方がある。

 1つ目は、花を食べる楽しみ。

 2つ目は、ネリをとるための楽しみ。

 肝心なのは、両方を同時に楽しむことはできないということ。

 ここ3年は花を食べるたのしみのために育てた。

 今年からは違うやりかたで育ててゆく。


 ここで↓簡潔なイラストに書いた。
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 紙漉きに使用するトロロアオイの根にしたいときは、育成するときに十分な配慮が必要になる。

 1、苗床において5cmほど大きくなったら、本葉をいくつか残して、つど生えてくる小葉をすべてとってしまうこと。周囲に草が生えると、それらも成長の妨げになるので抜いてしまうこと。

 要点は、栄養をすべて根っこに集中させるため、余計な花や葉は不要となるため、光合成に必要な本葉だけを残してそれ以外の枝や葉をとってしまうことである。

 2、1mほどになるが、支え木が必要。1本1本きちんと支えてあげること。

 花オクラを楽しむときは、それこそ黄色い花がたくさん咲いて華やかになる。その黄色い花をポン酢につけて食べるのが醍醐味。花から出るネバネバ感がおいしいのである。
 だが、これが根っこの育成を邪魔してしまう。ネバネバの栄養成分は花や葉に行き届いてしまうため、どうしても根っこに集まらない。そこで長細い根っこになってしまうのである。紙漉きに使用するトロロアオイの根っこにするときは、花や余計な葉がつかないように育成時に適宜に切除する必要がある。こちらのほうが手間がかかるが、これが本当のネリになる。


 人間の身体も同じ。食べると胃が消化活動に入る。血が胃に集まり、頭が働かず、眠くなる。これを防止することはできない。だから食後20分から30分(胃の消化活動の時間)は休憩する必要がある。収穫する植物の種類により栄養は地面の下に行き届かせるか、地面の上に行き届かせるかで判断して育成する必要がある。

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    ノベルさんって、男だか女だかわからないようなアヤシイ恰好をして絵を描いているんですね。。。(笑) それで上手いんだから、アヤシイすぎるかもしれない。。。(笑) ほんと、野菜を育てたりと、いつもやることなすことマメですね。。。

    [ 藤中 ]

    2019/5/13(月) 午後 8:40

  • 顔アイコン

    藤中さん、そうらしいです笑。そう見えるみたいですね。日焼け防止だけの恰好です。河原専用の特別仕様です。あそこは日射と風が強烈ですから。ロードバイカーたちもみなさん日焼け防止のため覆面しています。いえいえ褒める人がお上手なんでしょう。

    いえいえ笑、野菜づくりはけっこう難しいです。まだまだ失敗もあり、よりよいものを作るには数年かかりますね。勉強中です。

    novel1day

    2019/5/13(月) 午後 11:05

novel1day
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