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侍達の夜明 のべるわんでいのお部屋
地道にコツコツと 先天下之憂而憂、後天下之楽而楽

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 2年前の6月に行った鞍馬寺の竹伐会式の様子をほったらかしにしていたため、記事にしておく。すっかり忘れていた。

 鞍馬寺 竹伐会式。
 寛平年間(889-98)峯延上人が修行中、現われた大蛇を仏法の力で倒した故事に因む。長さ4メートル、太さ15センチ近くもある青竹を大蛇に見立て、僧兵姿の鞍馬法師が近江、丹波の両座に分かれ伐る早さを競い豊凶を占う。

 大蛇に見立てた竹の種類は真竹。日本では真竹と孟宗竹の2種類が非常に多く日本の代表的な竹である。太さは最大で12cm〜16cmほどに成長する。



 鞍馬法師が持つ刀は山刀。これで竹を斬る。斬るというより山刀の性質上、叩き割るといったほうがいいのかもしれない。 実際の映像を診てもらうとわかるとおり、それほど切れ味のよいものではない。

 映像を診てもらう前に、日本刀で真竹を気軽に斬っている直心影流十七代宗家の秋吉氏の以下の映像をみてもらいたい。日本刀の切れ味がいかにすごいかがわかる。刀の重量を使って斜めに刃を入れている。研いだ包丁で紙を切るように竹をサクサクと斬っている。侍のもつ内刀は白刃の鋭さが山刀とはぜんぜん違う。山刀は鉈(なた)のように使うものである。


直心影流十七代宗家:秋吉先生、未公開の竹斬りビデオ

 


 2年前の映像である。こちらを昨晩ユーチューブにアップした。

 
2017年 6月 鞍馬寺 竹伐会


  鞍馬法師が苦労して切っている様子がわかる。太さ15cmほどの青竹を切るのにけっこう手間がかかっている。

 2回で切るのが上等でしょう。1回目で半径を割り、竹を反対側に回して、2回目は反対側の半径を打ち落とす。すると2回で切り落とせる。だが、1回目で手こずると3回、4回と打ち下ろさねばならなくなる。こうなると、竹の両端の持ち手はそのまま反対側に回さずに、けっきょくそのまま強引に打ち落としてしまう。そもそも日本刀のように斜めに切るものではなく、竹を叩き割るので、切り口がガタガタになる。

 日本刀ではサクサク切れても、山刀はその性質上簡単に竹を切り落とすことが難しいということだね。刃の入れ方が難しいのでしょう。

 竹は初年からケイ酸を地面から吸収しはじめ、次第に硬くなる。3年目を超えるともう立派なものだ。ものすごく硬い。しかもツルツルすべる。だからそれを切るには刃の入れ方が難しいということなんだね。

 普通は竹ノコギリで切るし、枝は鉈で落とす。

 自分は山刀も日本刀も触った経験すらないので、けっこういい加減なことを書いているとおもうが、映像で観察した範囲ではこんな感じになる。

 なお、当日鞍馬法師達からの話では、竹伐会式の前日に頓集し山刀を保管している会館内にて一日かけて山刀を研ぐそうだ。だから青竹を切る練習はしない。当日ぶっつけ本番となるらしい。

 映像が先になったが、これから画像を載せる。

 前にブログで熱中症で倒れた男性の写真を載せたことがあるけれども、それがこの竹伐会のときに起きた事件だった。その画像も再度載せる。

 鞍馬寺の仁王門。
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 ケーブルカーであがる。ここのケーブルカーは有料(志納100円)だが、日本一距離が短い鉄道として知られている(昭和32年創業 鞍馬山鋼索鉄道)。山門駅から多宝塔までの距離を走る。わずか207m。勾配は50度。高低差は90m。平均時速7キロ。

イメージ 2

 ケーブルカーから見下ろす道。徒歩でも目的地へつくことができる。歩くのがめんどくさい方がケーブルカーを利用する笑。
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 春夏秋冬のシーズンになるとケーブルカー乗り場が混むらしい。15分置きに出発するが、混むと乗るために1時間以上待つことになる。待合室もあるのだが、そこで1時間も待つくらいなら、歩いて登ったほうがいい。徒歩で30分もかからないのだから笑。

 こちらがケーブルカーの終着点。乗車時間はわずか2分。
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 この2分のためにわざわざ1時間以上も下の駅で待つ時期もあるのだから、人間のめんどくささの性根がどれほど座り込んでいるのだろうか。。

 鉄道主催者側のほうも「どうかできるだけ歩いて登ってください」と言っているのだが、20、30分歩くのをためらう観光客の気持もわからないでもない。夏の山道は涼しいよ。

 ともかく進む。

イメージ 5

 鞍馬石。非常に高価である。なんでも細木和子氏が自宅の沓脱石として購入したものは価格が1000万円以上したらしい。小さい塊でも高いです。採石禁止。花崗岩だが、鉄サビが石の中心部にまで達している。茶席用のつくばいや沓脱石として使用されることが多いらしい。細木さんの自宅には茶室があるのだろうね。

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 これも全部そうだよ。すごいねえ。。
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 ブラタモリのタモリさんじゃないが石の話をしたら長くなるからやめておく。ま、そんなことどうでもいい。

 樹木が凛凛と生い茂っている。さすが鞍馬天狗がいたところだ。
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 見渡す限り周囲はすべて山。山だらけ。
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 鞍馬寺に到着。

 なんかへんなことをしている人がいる。空気を感じているのだろうか。ここって確かまだ行ったことはないのだが、五月満月祭というのがある。とても怪しい祭で、夜通し行われる。別名ウエサク祭ともいうらしい。スピリッチュアルの世界。夕方から始まり夜通し祭が実施される。満月に祈りを捧げてパワーを頂くらしいのだが、毛頭興味なし。。

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 本殿金堂前の金剛床は、宇宙のエネルギーである尊天の波動が果てしなく広がる星曼荼羅を模し、内奥に宇宙の力を蔵する人間が宇宙そのものである尊天と一体化することができるとのこと。ここは京都最強のパワースポットという話だ。
イメージ 11

 
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 ここらで待っていると雅楽演奏の行列がやってきた。法師たちも現れる。映像にある。

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 これから竹伐会式が始まる。
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 マスコミもたくさん来ていた。

 式が始まろうとしたとき、見学者のなかで突然倒れた人がいた。周囲は騒然とする。舞台を撮影していたマスコミのカメラもいっせいにそちらに向いた。

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 熱中症のようだ。本人(70代の男性か)の意識はしっかりしていた。「大丈夫大丈夫」と言っていたが、立ち上がれない様子だった。だから救急医療班がかけつけてきたのである。
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 暑いから熱中症には気をつけないとね。

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 式は中断せず静々と進行しているが、マスコミは突然の出来事にカメラを向けっぱなしであった。

 そしていよいよ竹伐会式が開始された。

イメージ 21
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迦陵頻の舞
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 江戸時代から僧兵恰好の鞍馬法師たちが丹波座と近江座に分かれ、速く切り落としたほうの土地が豊作になるという習わしが現代でも継承されている。

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2017年は「近江座の勝ち!」という怒声をあげて目の前を走り抜ける。
イメージ 25

 ということです。

 おわり。。

  • 顔アイコン

    鞍馬寺の中でもいちばんのパワースポットがあるところが他にない新しさがありますね。。。。鞍馬石、高い。。。細木数子は最近見かけなくなったけれど、六星占術でがっつり儲けたんでしょうね。。。

    [ 藤中 ]

    2019/6/26(水) 午前 11:06

  • 顔アイコン

    藤中さん、そうですね〜笑。鞍馬山はこれまで何度も登ったことがあります。悠久の大自然を感じさせますね。そこがパワースポットの力なのかもしれません笑。 鞍馬石は高い。ネットでも買えますが、高いですね。細木さんの六占星術の本は毎年更新されています。九星あるので9冊ですか。毎年売れているみたい。買ったことはありませんが。。テレビに出なくとも印税で儲けているんですね彼女は。

    novel1day

    2019/6/26(水) 午後 11:36

novel1day
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