歴史

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日本人を振り返る

いま、日本は危機に瀕しているという。少子化、財政難等々。

しかしその危機は「日本人=農耕民族、単一民族」という「常識」の危機なのだ。

海に囲まれ、山々を背骨としてもち、これほど魚貝類が好きな民族の殆どが農業で暮らしてきたというのは、常識で考えればおかしなことではないのか?

日本人は、農耕民族で、欧米人は狩猟民族で… という意味不明な説明にも飽き飽きした。

網野善彦は偉大な歴史家だった。彼は、生涯をかけて「日本人=農耕民族、単一民族」という「常識」と闘った。水呑百姓という言葉が「水しか飲めない貧しい農民」ではなく「農業以外で生計を立てる普通の人」であることを示した。

素人が考えてもわかる、百姓=百の姓(かばね)のはずが、「百姓=農民」という奇妙な「常識」に縛られることは窮屈でたまらない。この「常識」といわれる固定概念が日本人を縛りつけ、本当の危機をもたらしている。

今の「日本人の常識」は、100年ー200年遡(さかのぼ)れば、常識なのかもしれないが、1000年ー2000年遡れば、何の意味も無い。

結局、今ある危機は日本人が、自らの歴史を2000年遡れない想像力の欠如のために起こっている。アジアから太平洋から、様々な人々が日本列島に集い、活力ある生活を送っていた時代を思い出すことが、未来につながる希望を生み出すだろう。


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