科学

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サイボーグの時代

昔、こんなSFを読んだ。そのとき人類は究極的に進化(退化)を遂げ、脳だけになった。その脳は、ガラスの中の水溶液に浸されている。そして、その脳の指示により人類は、いや人類の指示によって動く宇宙船は、はるかかなたの宇宙まで探検に出かける。

昨日見た立花隆のサイボーグの現在の最前線の取材番組を見てそれを思い出した。現在、人類は、脳に電極を差し、その電気信号をもとに腕や足や視覚さえ取り戻せるようになっているという。そして、アメリカの軍事産業はそれに多大の予算をつぎ込んでいる。たとえば、パイロットの脳に直接、電極を取り付け、高速な反応が必要な飛行戦闘では、時間的なロスがないこのような兵器は、大きな進歩を遂げるだろうと。そして、5年以内に電極を直接刺さなくてもいいヘルメットができるそうだ。

ここで、思うのは、科学技術の驚くべき進歩の速さではない。今のロボットの知能レベルは、3歳児のレベルにも達していない。サーボーグでいえば、その原理は、脳の可塑性に依存している。つまり電極を脳に差し込むのであるが、脳が、その電気信号を処理するように脳自身で調整してくれているのである。猿は、脳に電極を刺されてずいぶん以前から実験されていた。脳の可塑性に関しては、ここ何十年もの間知られていたことである。発想や原理自体に目新しいものはなさそうである。

ただ、実際に普通のおばさんが、義手をつけてモーター音をさせながらお茶をくむ姿を見ると、驚異的でさえある。究極的には、脳以外の部分についてはある程度代替は可能なようだ。近い将来には、脳以外を蝕むようなガンはそれほど重病ではなく、むしろ脳をおかす、アルツハイマー病や、ヤコブ病が、生存にかかわる重病になるというのもうなずける。


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