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ドラマ「不毛地帯」を見ながら、「沈黙のファイル―「瀬島 龍三」とは何だったのか 」を読み返した。
「不毛地帯」の主人公のモデルは、瀬島 龍三だというが、それは間違いないだろう。こんな経歴を持った人間はそういないと思う。
ドラマの注意書きには、実在の人物の描写ではないという旨の注意が流れているので、山崎豊子さんやフジテレビの責任をうんぬんしているわけではない。
ここで注目するのは、ドラマ「不毛地帯」で唐沢寿明演じる壱岐正と、「沈黙のファイル」の伝える瀬島 龍三の人物像の大きな違いだ。
壱岐正は、誠実で、一貫した考えを持った正直な人間として描かれ、「沈黙のファイル」では、瀬島 龍三は、変節漢で倫理観がない人間として描かれている。
要するにまったく正反対の人間として描かれているのだ。
自分としては「沈黙のファイル―「瀬島 龍三」とは何だったのか 」の記述のほうが、ノンフィクションだけあって瀬島 龍三の実像を伝えている様な気がする。
陸大の優等生として、大本営参謀になり、結果として数十万の日本の将兵を殺し、数千万のアジア人を殺し、シベリア抑留11年、帰国後商社マンとして上り詰め、第二次臨調委員も務めた。
未完
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