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NHKの冬のオリンピックを見ていた。
注目したのは、天下のNHKが彼女をどう呼ぶかだった。
アナウンサーは、「日本生まれの川口悠子」と言った。これがNHKの正しい日本語のようである。
少し前なら「日本人の川口悠子」と呼ばれていた。
愛知県出身の両親は日本人のはずだが、彼女は日本人ではなくなってしまったのである。
何故か?
彼女がロシアからオリンピックに出場するためにロシア国籍を取得したからである。
日本の国籍法では、重国籍を禁じている。ロシアも同様のようである。
2008年にノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎博士も、「日本人」ではなく「日本生まれ」なのだ。
オリンピックは、国を背負った運動会のようだが、有能な日本人にとっては国はどうでもよいようだ。
彼女が、「日本人」に戻れるのだろうか?
一度放棄した国籍を再取得することになると思うが。
日本人とは何なのか、日本国籍とは何なのか?
テレビも、他のマスコミも、真剣になって考える必要がある。
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ちなみに、多重国籍を認めている国は、
アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ、コロンビア、ブラジル、ペルー、アルゼンチン、チリ、パラグアイ、ウルグアイ、イギリス、アイルランド、フランス、ドイツ、イタリア、ギリシャ、オランダ、スイス、スペイン、ポルトガル、フィンランド、デンマーク、イスラエル、トルコ、イラン、ガーナ、ナイジェリア、モロッコ、カメルーン、コートジボワール、マリ、オーストラリア、ニュージーランド、ベトナム、フィリピン、韓国などである
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