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TBS 終戦ドラマスペシャル「帰国」−−これは、愚作だと思う。
話の筋は、太平洋戦争中に国の命令で、戦地に赴く途中で撃沈され戦死した船に乗っていた「英霊」が、現代に戻ってきて、現代日本をみて「こんな日本にするために戦ったのではない」と嘆くという筋である。 何が、愚作というかというと、原点の作り方なのだと思う。作者に知性を感じない。作者は日本の歴史を知らない。 国に命令されて死んでいった「英霊」がこの場合は原点で、彼らから見た日本を嘆くという。 たとえば、国のために戦ったといえば幕末の志士たちがいる。大村益次郎でもいい、西郷隆盛でもいい、坂本竜馬でもいい。彼らが、太平洋戦争末期によみがえり、その時の近代日本を見たらどのように感じるだろう。 彼らは、「こんな日本にするために戦ったのではない」と嘆くだろう。 特に、坂本龍馬はこう嘆くだろう。 「わしがせっかく奔走して、過激な尊王攘夷を抑えて明治維新を導いたのに、この太平洋戦争は過激な尊王攘夷そのものだ」と。 |

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