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「会えてうれしかったわ…真由」
ウィザードとビーストを一蹴したメデューサは変身を解除。ミサは悠然と真由に近づいていく。
そんなミサに姉の美紗の姿を重ね合わせ、喜びのあまり、思わずミサに近付こうとする真由。「あれはファントムよ」という凛子の制止すら振り切ろうとするが、ミサは姿を消してしまう。
「面影堂」に真由を連れ帰った晴人らは、改めて真由から両親のこと、姉・美紗について話を聞く。
美紗や両親は、真由が海外留学中に行方不明に。留学を迷っていた真由をやさしく後押ししてくれた美紗の言葉を励みに頑張ってきたと。でもその美紗はファントムになっていて・・・。
とりあえず「面影堂」に泊まることになった真由は、晴人に「ファントムの中で美紗がまだ生きているのでは?」と問いかける。
ファントムはファントム、人間ではなく、単にゲート=美紗の記憶を利用しているだけなのだが…。
ゲートの多香子を守ることになった仁藤と瞬平。多香子の家族への状況説明に失敗するが、凛子のおかげで多香子を「面影堂」で保護する了承を取り付ける。
さっそく移動しようとするが、そんな4人の前にグールが現れた。
そのころ「面影堂」では真由の携帯にメールが入った。そのメールを読んだ瞬間、一人で寮に帰りたいという。いやな予感しかしない。
ゲートではないから大丈夫だと思うが、念のため晴人が送ってやることに。しかし、凛子からグール出現の連絡が入り、その間に真由はさっさと「面影堂」から出て行ってしまう。
仕方なく晴人は多香子を守るために凛子らに合流。ウィザードに変身し、ビーストとともにグレムリンに立ち向かう。
一方、「面影堂」を出た真由は、かつて自分たち家族が住んでいた懐かしい家へ向かっていた。
ミサがメールで真由を呼び出していたからだ。一人、真由を待っていたミサは、優しい笑顔を浮かべると、真由のおかげで昔の自分を思い出したと語りかける。
「やっぱり美紗ちゃんの心が残ってたんだ」
喜ぶ真由は、留学する前に美紗からもらったキーホルダーが心の支えだったと打ち明ける。
「これであなたを絶望させられる」
実は真由もゲートだった。両親の命を奪ったのも、ファントムとなったミサ。そのミサによって「心の支え」だったキーホルダーも粉々に破壊されてしまう。今までで一番キツい絶望のさせ方かも。
真由の身体にヒビが入り始めた。
グレムリンによってミサの狙いを知ったウィザードは真由の家に急行。真由を救おうとするが、メデューサが立ちはだかり真由に近づくことすらできない。
頼みのドラゴタイマーも使えず、追いつめられたウィザード。強力な一撃を受けると、魔力を吸い取られてしまい、変身を解除してしまう。
「ダメだ…絶望しちゃ…」
晴人の悲痛な叫びもむなしく、ついに真由の体からファントムが…誕生しなかった。
真由はアンダーワールドでやさしい姉・美紗から再び力をもらっていた。ファントムを自らの力で封じ込めると、メデューサに向けて言い放つ。
「美紗ちゃんのフリをしただけのあなたなんかに…私の人生を終わりにさせない!」
その時、白い魔法使いが現れるとメデューサを追い払い、真由に手を差し伸べる。
晴人同様、希望を捨てずに生き残った真由は、魔法使いになる資格を手に入れた。自分と一緒に来ることがファントムを倒す唯一の道だという。
つまりは真由も魔法使いになるということか?
失った家族のため、白い魔法使いについていくことを決心する真由。
晴人と凛子は「テレポート」のリングで消えていく2人を、ただ見送るしかなく。
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