ケロ小の棚

また更新するのサボってしまった・・・。

ケロロ小説

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 (久しぶりの更新です。)

 今日は新しいガンプラの発売日♪ なのになのになのにーーーーーーーーー!!!
 我輩の前には高すぎるハードル、夏美殿がいるし、でもガンプラはゲットしたいし、そんでもって時間もないし!
 どうする? 我輩どうすればいいの!?

 「困ってるみたいだな、隊長。」
 秘密基地の入り口から、機嫌のよさそうな顔をしたクルルが出てきた。片手には何かを抱えている。
 「あっ、クルル曹長。」
 「くっくっく〜、なぁ隊長、今みたいな状況にピッタリのもの、用意したぜぇ。」
 「マジ!? どんなの、みせてみせてー。」
 ケロロはまるでえさに釣られた魚のようにようにクルルにくいついた。気のせいか、クルルはにやりと意地の悪そうに笑った。
 「発明と呼べるかどうかはわかんねぇが、こんなもんだぜ。」
 クルルの片手に持っているものは、一見トランプのような外見で、真ん中は穴の開くような空欄になっている。
 「名づけて『人生選択補助手動紙』(アナタノセナカヲオシテアゲマスカード)〜。」
 「え〜、こんな紙切れみたいなもので〜? いつもみたいなメカティックなやつじゃないのー?」
 ケロロはカードを一枚手に取り、仕掛けのなさに少しあきれたようだ。
 「おいおい、メカっていうのはそうゴツゴツしたものばっかじゃねぇぜぇ。むしろそういうものが厄介で造りがいがあるってもんさ。」
 「ふーん、そんで、どうやってつかうの? これ。」
 クルルの説明を聞いてもいまひとつ信用してないのか、飽きてきたようだ。カードを一枚床に放り出すと、突然カードが光りだした。
 「な、なにごとぉ!?」
 「どうやら説明の手間が省けたようだな。くっく〜。」
 カードは数秒ぐらいで光らなくなり、カードにはケロロのコードネームである「K66」と、その下には「CARD」と書いてあった。ケロロは再びカードを拾い、裏返すと、そこには自分がどうすればいいのか頭に浮かんだ選択肢がそっくりそのまま書いてあった。

 「逃亡」 「土下座」 「クルル」 「あきらめる」

 「おわ、すげー!」
 「それ造るの苦労したんだぜぇ。ま、あとは隊長の選んだカードのとおりに実行されるから、俺は知らねぇぜぇ。く〜っくっくっくっく。」
 「知らねぇぜぇ」のニュアンスは少し気になったが、ケロロはほんの少しの勇気を手に入れた気がした。クルルは秘密基地のドアを開けると、そのまま中へ入っていった。
 「なるほど、こうしてみると冷静に考えられ」
 「ボケガエルーー!! さっきから呼んでるのになにやってんのよー!」
 冷静になっている暇はなかった。夏美の怒りのボルテージはガンガン上がっている。早くしないとまた顔に包帯を巻くはめになってしまう。
 「ひー! 時間がないであります。ここは穏便に平和的に解決できるこれにするであります!」


           「 土 下 座 」

 ケロロがカードを選ぶと、ただの真っ白な紙に戻り、自然と夏美のところへ歩いていく。
 「心なしか、成功しそうな気がするでありますな。」
 夏美は台所にある流し台の前に立っていた。そこにはお昼ご飯に使用した食器があふれそうに積まれてあった。ちなみに、今日はケロロが当番である。
 「夏美殿、遅れて申し訳ないであります。」
 ケロロは混じりけのなさそうな笑顔で登場した。
 「ちょっとボケガエル、今日はあんたが当番でしょ、今すぐ食器あらってよね。」
 「あのー、夏美殿。その前にすこしばかり相談なんですけど・・・。」
 ケロロはその場ですぐに正座した。
 「お願いします! 今日は新しいガンプラの発売日であります。だから、だからどうか我輩を」
 「だめに決まってんでしょ! さっさと食器洗い済ましてちょうだい。あと、トイレ掃除も残ってるんだからね。」
 夏美はそう言うと台所から出ようとしていた。ケロロははぁぁぁと大陸だなより深いため息を吐いた。ま、うすうす予想はしていたのでそのおかげでショックは小さく済んだ。
 『やっぱりなぁ・・・。』
 「了解であります・・・。」
 ケロロはガンプラのことを渋々あきらめた・・・、しかし、ケロロの判断とは別に、体は勝手に夏美の向かう方向へと進んでいった。
 「あらら、あららららあらああぁ?!?」
 ケロロは自分のとっている行動にわけがわからなくなった。しかも後ろ向きに歩いているため、途中ですっころんでフローリングの床に後頭部をしこたま強く当たった。
 「ゲロォ!」
 ケロロは後頭部を抑える暇もないまま、夏見の前まで来てしまった。
 「ちょっと、今度はなんなの?」
 「ち、ちがうであります。これはクルルが・・・。」
 ケロロの体は心とは裏腹にさっきと同じ正座をした。いや、やらされたのほうが正しい。
 「言っとくけど、何度言ったもだめなものはだめだからね!」
 「いや、そんなわけでは・・・、ガンプラ買いにいきたいであります。あれぇ!?」
 「なにばかみたいなことやってんの? それ以上ふざけたら本当に許さないわよ!」
 ケロロは夏美の顔をうかがってみると、そろそろ沸点間近な感じである。モア風に言うなら、ていうか、一色即発?
 「いや、だからちがうであります。我輩はただガンプラがほしいだけで・・・、えっ!? なんでぇ?! どうして!?」
 ケロロは「クルルの仕業でありまして・・・。」と言おうとしていた。どうやらあのカードにはとんでもない力を秘めていたのだと気づいたが、いかんせん気づくのが遅すぎた。
 「いいかげんにしなさーーーい!」
 「ゲロぉぉぉぉぉぉーーーーーーーー!」
 夏美のけりが見事にケロロに命中し、ケロロの頭ごと壁に埋もれてしまった。
 (つづく)

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解説

 書き忘れていましたが、この小説、テレビを見ている日となたわかると思いますが、あの某クレジットカードのCMのパロディです。今回出てきた選択を選ぶことによってケロロの運命が変わっていくという、お決まりのパターンです。
 もしよろしければ、どれが一番見たいのか書き込みしてくれるとうれしいです。また、ケロロ以外にもギロロとクルルの話も考え中です。
 
 それと、更新なんですが、仕事をしていて、しかもネットカフェにて執筆と言うことで、不定期になりそうです。
 小説の腕前はまだまだですが、どうかよろしくお願いします。

 奥東京のとあるところ、今日も平和な日向家。
 今日も今日とて侵略会議は・・・。
 「まったく、奴ときたら・・・。」
 ご覧のとおり、ただでさえ赤いギロロ伍長がさらに赤くなって、完熟したトマトのように真っ赤になった。ごしごしと磨いている自慢の銃がこすりすぎて傷がついていることに気づいていなかった。
 ことの始まりはどういういうことかというと・・・。

 ケロロ小隊専用会議室、ここでは過去さまざまな作戦を計画してきた場所である。ただし、実質的な成功とは程遠い結果ばかりがうきあがるばかり。今まで成功といえることは、泥の塊にしか見えないミニチュアペコポンを製造したことである。
 「おいっ! 会議中止とはどういうことだ。」
 ギロロがまたかといわんばかりに日ごろのうっぷんをまぜあわせながら怒鳴っていた。そのターゲットは例のごとくケロロだった。
 「いやー、実は今日新しいガンプラが出るのを忘れていたのでありましてなぁ。」
 ギロロは「ガンプラ」という言葉に反応してまゆをギリッとつり上げた。
 「貴様、また」
 「しかも今回は限定版の奴で、直接店頭に行かなければ行けないのでありますから。」
 「ふざけるな!」
 ギロロの拳が机の上でかたい悲鳴をあげた。
 「そうやって貴様は何度も何度も・・・。」
 「いやっ、だから、何とかして、ペコポンは、え〜っと・・・。」
 ギロロのにらみつけ角度はすでにいっぱいにあがっている、このままではやばい。それを悟ったケロロは本能のいうことをいち早く実行に移した。
 「そんなわけだから、んじゃっ!」
 「あっ!」
 まさにあっ! である。チーターもビックするほどの超高速で走りぬき、ギロロの怒号など追いつくことはなかった。(きさまー! それでも軍人かーーーーー!)

 「やれやれ、どうにかまくことができたであります。」
 ケロロの部屋でガンプラの載っているチラシの一番下を見た。

 販売は午後3時より。 数量に限りがございますのでご了承ください。

 「ゲロゲロゲロ。こればかりははずせないであります。」
 目を細めてひとり優越感にひたっていた。しかしそんなことは1分もたたないうちに終わった。
 「ボケガエルーーー!」
 ゲロっと言うままもなく、ペコポン侵略の足止め役となっている夏美の声がケロロの胸を飛び上がらせた。
 「まずい、夏美殿の攻略を忘れていたであります。」
 時計の針は2時を少し過ぎた。このままホビーショップに直行なんてできればいい。しかし夏美殿に見つかれば半殺しだし・・・。
 
 「どうする? どうするの、俺!?」(オダギリジョー風に)


 このときのケロロの切り札は4つ。選べるのはひとつだけ。

   ・逃亡   ・土下座    ・クルル    ・あきらめる


 さぁ、あなたがケロロだったらどうしますか?


 この続きはK66カードに         つづくであります!

あいさつ

 はじめまして。
 これから小説を書き始める者です。一応名前はノヤヤということで。
 自分でもうまくやれるかわかりませんが、これからがんばっていこうと思います。

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