よろこび・しあわせ・ゆめ

薬草の話、健康の話と親父たちの話です。

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呉茱萸(ゴシュユ)

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9月28日(月)曇り のち雨

 早朝は岩手県盛岡市にいました

 昨日は、盛岡市にて開催された自然薬の研究会で6時間余り講演をし

 一晩泊まりました。

 
 昼頃に帰宅 

 2時頃には洞戸の「神薬才花苑」にいました。

 小雨の中

 楽しい 薬草苑の薬草たちと遊びました。

 ゴシュユ(呉茱萸)が結実寸前でした。

 なじみの薄い薬草ですが

 婦人の俗にいう“おこり”に用いられ、激しい頭痛(特に、頭の前やコメカミが痛む)のあまり天井が

 ゆらいで見えるほど症状にも効きます。

 漢方薬では呉茱萸湯という処方が在ります。 

 薬用部分:果柄を除いた未熟果

 
「重陽節は菊の節句」の話しの中に、
 
 重陽(ちょうよう)節は、旧暦の九月九日(新暦の10月26日)

 この日

 赤い袋を作り、

 これに茱萸(しゅゆ)を入れ臂(ひじ)にかけ、

 山に登って「餌(じ)を食(くら)い、

 菊花の酒を飲まば、人をして長寿ならしむ」といいます。

 これを重陽の宴、菊花の宴、または菊の節句と呼んでいます。

 ここでいう茱萸(しゅゆ)とは、ミカン科のゴシュユだといいます。

 「茱萸には呉(ご)茱萸、食(しょく)茱萸、山(さん)茱萸の種類があり、九日に用いられるのは呉茱萸

 で、和名をカワハジカミという」(荊楚歳時記 守屋美都雄 注平凡社刊東洋文庫)とあります。

 悪気を避(さ)けるには香気の強いことが条件のようです。

 その通りで、
 
 ゴシュユの実はとても強い臭いで、悪気を避け、初寒を禦(ふせ)ぐ為に、山に登るときに

 赤い袋に入れて持ち運ぶのだと考えます。


 ちなみに、神戸中医学研究会編著『中医臨床のための中薬学』に、

 呉茱萸の味は辛、苦、性は大熱。小毒。帰経は肝、胃、脾、腎経であり、作用は温中散寒(身体の中を 温め冷えの除く)、下気止痛(のぼせた気を下に降ろし、痛みを止める)とあります。

 

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