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小沢昭一さん、川勝正幸さん、土田世紀さん、吉本隆明さん、吉田秀和さんが亡くなりました。『大瀧詠一のアメリカン・ポップス伝2012』 のパート2が圧巻でした。世の中には、「どう生きれば (このクソみたいな世の中で) 自分だけ美味しいトンカツが食えるか?」 もしくは、「どう生きれば (このクソみたいな世の中を) 自分の力で楽しくできるか?」 みたいなことを “常に” 考えているひとが存在していて、そのバランスが、いつの時代でも面白いと思います。よい音楽でよいお年を。

(2012年12月30日初出)

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立川談志師匠、中村とうよう先生が亡くなりました。3.11 の震災がなければ、ももクロ、アイマス、ヒャダイン、パフューム、坂本慎太郎ソロあたりで、お気楽に盛り上がってたのに、というのが今年の印象です。とうよう先生については、面白い資料が自宅にいっぱいあるので、そのうち追悼文でも書こうかな。写真は今年いちばん聴いたアルバム (CD) です。よい音楽でよいお年を。

(2011年12月31日初出)

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「スプリット」

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今野雄二さんが亡くなりました。“けいおん!” に象徴される非実在音楽が台頭した1年でした。以下、さいきん聴いてよかった曲です。

“モノクローム” 戸松遥
“irony” ClariS
“メイズ参上” メイズ

,聾朕妖に “ゼロ年代の船山基紀” と位置づけている職業作家、神前暁の楽曲、△魯縫各亜曾蕾札潺組で Perfume にも影響を与えている kz の楽曲、は Angel Beats、けいおん!的な世の中のムーヴメントを批評したサエキけんぞう&バカボン鈴木の楽曲で、それぞれとても印象に残りました。アニソンばっかで10曲セレクトしてもよかったんだけど... そういうのみんなやってるしね。スカしてヴィニシウス・カントゥアリアとか紹介しても、スモールサークル感が漂っちゃうよなあ。写真はけっこう前に100円で買ったスネオヘアーのマキシ。テレビ版とは尺が違います。よい音楽でよいお年を。。。

(2010年12月22日初出)

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*** Curtis Mayfield : Curtis : Curtom, 1970


ちょっと時間が経っちゃってうろ覚えなんだけど、いちおう書いときます。

年末のラジオ番組で、放送作家の高橋洋二さんがめずらしくトーク出演していて、だいたい年間に 200 本ぐらいの映画を観るという話をしていました。「もちろん、テレビや DVD も含めますが、だいたいは映画館で観ている」 そうです。この人の仕事量を考えると、とても信じられない数字だと思いました。

これは要するに、映画を観ることを主軸に置いた生活パターンにしている、ということでしょうか。ああ、ぼくなんかが比較の対象になるはずもないですが、CD やレコードを聴くことを生活の主軸にしている身としては、ものすごく共感してしまったのです。


これは、きっと短所であり、もしかしたら長所かもしれないのですが、ぼくは CD やレコードの “とばし聴き” ができません。買ったものは、よほどのことがない限りフルで再生しています。ええと、これこそ映画にたとえると分かりやすいと思うのですが、あらかじめ編集された “いい場面” だけをつないで観たところで、その映画を “観た” ことにはならないでしょう? 去年の 3月だったか、音楽データ用にあたらしいハードディスク (1TB) を買い、今年のはじめに保存されているアルバムの枚数を確認したら、約 2000 枚ありました。1ヶ月でだいたい 200 枚ぐらい。この数字はつまり、一日の大半を “音楽を聴く” ことに費やしている計算になります。

ていうか、このペースで聴いても年間 2000 枚ちょっとしか聴けないんだ! そう考えると、必然的に購入するアルバム選びも慎重になります。ぼくの周りには、レコードだけで 2万枚ぐらい持ってます。みたいなひとが何人かいるのですが、これは大まかに計算すると、1枚のレコードはまずフルでは聴けない、2回くりかえし聴くなんて絶対にムリ、という数字です。

だから CD やレコードいっぱい持ってるひとって、実はあんまり聴いてないの。ちょっと音楽のはなしすると、密度がうすいから分かるでしょ?



良い音楽に出会うにはどうしたらいいんだろう。めずらしいものを見せびらかしてるような、そんな輩とコミュニケーションをとったところで、高く売れるレコードは教えてくれるけど、良い音楽は教えてもらえない。そういえば、何年かまえに海外のコレクターから、トーキングヘッズの “Remain In Light” みたいな雰囲気で、トーキングヘッズではないアーティストのレコードをいっぱい教わりました。こっちもセルメンの “Look Around” みたいな感じで、セルメンじゃないアーティストのレコードや、和モノで応戦 (ギヴアンドテイクのこと) しましたけど ... こんなことやってるあいだに、“サイコキラー” を 100 回聴いたほうが、どちらかといえば有意義な人生を生きていけるんじゃないかなあ、なんて。いや、べつにサイコキラーじゃなくてもいいのだけど、じっさいにいまの音楽を支えているのは、そういった熱意を持ってるひとじゃないかと思うのです (このはなし、ケスクセーとか云われてもケセラセラなので、念のため)。

もちろん、いまだったらこんな曲が聴きたいのにな、という漠然としたフォルムがぼくのアタマの中にもあります。でも、そんな卑近なキャパシティを吹きとばしてくれるくらい、ぶっとんだ音楽が世の中にはあるはずなんだ。


だからね、とかいって話をすすめちゃうのもアレなんですけど、音楽が大好きで、月に 1、2まいしか CD を買わないようなひとと会話するのが最近はとても楽しいのです。このあいだ呑み屋で、増井修がいたころのロッキンオンがどれほど素晴らしかったか力説されて、ああオレ、みんながストーンローゼス聴いてるとき、まちがってフェアーグラウンドアトラクションを選択しちゃったなあ ... なんて、なつかしくも反省しちゃった。たぶん、えらそうな音楽評論家なんていらない気がするんだけど、記憶にのこる紹介者って必要かもね。



写真はさいきんよく聴いている CD です。近所の店で、去年の暮れに 100 円で買いました。いまどきのレコ屋店員にしてみれば、カーティスって誰? オーティスってなに? といったところでしょうか。いやあ、買った値段より高く売ろうとか、そんなつまんないこと考えなければ毎日がほんとうにパラダイスだよ。1曲めの、“(Don't Worry) If There's A Hell Below, We're All Gonna Go” は二枚組のライヴアルバムでもやっていた曲で、インプレッションズ脱退してソロ 1発目の、いちばん最初にこの曲をもってくるカーティスってすごい!


そんなわけで、努力しているつもりですが、好きな曲、いま聴きたい曲を見つけるのはけっこう大変なのです。個人のがんばりには限界があるので、だれか、お気に入りの楽曲を入れたカセットテープを交換してくれるひとっていないかなあ。あ、もちろん CD-R にも対応します。仕事的にはバイヤーさんとかだとうれしいんだけど、個人的にはもっと一般のひとがよいのです。ぜひぜひご連絡ください。



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「人生お見舞い」

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*** Otis Redding : Pain In My Heart : Atlantic, 1963


いろんなひとが年間ベストやってるので便乗してみます。もちろん1年前のことなんてぜんぜん思い出せないので、ここ3ヶ月ぐらいで聴いてちょっと良かった5曲です。写真は今年 (下半期) よく聴いたレコード。ウチの近所の店で100円で買いました。ほぼ美品、歌詞インサート付きの国内盤だよ。


安藤裕子 “人生お見舞い”
花澤香菜 “恋愛サーキュレーション”
デヴェンドラバンハート “Rats”
上野茂都 “外食無情”
ジェフミルズ “The Drummer Pt.1”



学習の結果として得た同時代性や、自分の趣味の部分からは距離を感じてしまったのですが、ライムスターのシングル “ワンスアゲイン” や、柴原聡子さんのアルバムには、心情的にかなりぐっときました。楽曲以外では、ラジオやくしまるの 『QRU なのでファイナルにします』 なんて、録音物としては相当なインパクトがあったなー。雑事でまだ聴けてない曲が多数あって、とくに地下ダンスシーンはかなり豊作じゃないか? しばらくはゼロ年代のアーカイヴに終始しそうな予感がします。

たったいま、エンドレスでリピートして聴いているのは、一柳慧が書き下ろした、宮田まゆみ “独奏 笙のための星の輪” という曲。細野晴臣の対談集で名前だけは知ってたけど... よい音楽でよいお年を。


(2009年12月27日初出)

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