踊る春樹捜査線

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東野圭吾

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ぼくが大好きな東野圭吾さんの小説やエッセイのレビュー記事&ニュース記事です。
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STORY
記憶を一部喪失した雨村槇介は、自分が死亡事故を起こした過去を知らされる。
なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。
事故の状況を調べる慎介だが、以前の自分が何を考えて行動していたのか、思い出せない。
しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める…。


東野さんの小説「ダイイング・アイ」を読みました。


交通事故を題材にしたミステリーで、登場人物が夜の仕事の人たちということもあり、
全体的に暗めで、かつちょっと大人っぽい雰囲気もある小説ですが、
中盤からホラーやオカルトっぽい展開があり、純粋なミステリーとは呼べないかも。
この作品が長い間お蔵入りになっていた理由もそこなのかな?と思いました。

東野さんの作品にはそういうホラーやオカルトなものもありますが、
これまではそういう作品でも科学的な解決や理由付けがなされていたと思います。
しかし、この作品ではホラーっぽい感じのまま終わってしまい、
もしかして話の収拾をつけられなくなって、無理にそうしたのかな?と。
もちろん面白かったし、冒頭の交通事故の描写がリアルで息を呑んで呼んでたし、
終盤の展開には思わずページを捲る手が止まらなくなりましたが、
他の東野作品と比べると、完成度も面白さもやや劣るのかなと思いました。

でも、交通事故に対するメッセージもしっかりと含まれているし、
ホラーっぽい展開を除けば、普通に面白い作品ではあると思います。
やや期待外れではありますが、つまらないということはないです。

あ、あとカバーを外した中の装丁がすごく綺麗なのでぜひ見てみてください。


というわけで東野圭吾著「ダイイング・アイ」でした。

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東野さんの最新作「夜明けの街で」を読みました。


まあ、一言で言ってしまえば不倫の話です。
東野さんらしく、不倫だけでなく、殺人事件も絡めてきますが、
やっぱり中心となるのは不倫のエピソード。
また、殺人事件の真相にしてもさほど意外性があるものではなく、
東野さんにしては少々、期待外れの感があります。

なんだか「慣れないことをしたなあ」という感じです。
本人もこういうのが苦手なのはわかってたみたいだけど、
そこまでして書きたかったのは、もしかして、
実生活で実際に不倫or浮気の経験があったからじゃ?と疑いたくなる。
東野さんは離婚を経験してるし、
荒唐無稽な妄想ではないと思うんですが、どうでしょうか?

家族も大切だし、秋葉も愛している。
そんな間で揺れる主人公・渡部は本当にズルい。
そしてすごく重いものを背負いながら渡部との不倫を続ける秋葉。
正直言うと、ぼくは秋葉みたいな女性に弱いと思います。
なので、秋葉の一瞬見せる弱さや脆さにヤラれながら読んでました。
関係ないけど、もし映像化されるなら
秋葉役はぜひ中谷美紀さんにやってもらいたい。
これだけは譲れません。「恋愛偏差値」の時の感じが忘れられないので。

最後に番外編として渡部の友人である
新谷君の不倫エピソードがついてますが、
不倫の話としてはこっちの方がまとまってるし、面白く読めたかもしれません。
何より新谷君の最後のオチにニヤリでした。


東野ファンとしては期待外れ。
客観的に見ればまあまあというところでしょうか。
この本ではじめて東野さんに触れた人には、
これが東野さんだと思わないでもらいたいですね。
本来の東野さんの作品はもっともっともっと面白いですから!!


評価:6.5点

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STORY
亡くした父と同じ病気の人を助けたい。そんな思いで医学部を卒業した夕紀は帝都大学医学部で研修を行っていた。しかし彼女には、医師になったもう一つの動機があった… 

東野さんの久々の医療サスペンス。
物語自体にさほど特別なものはないけれど、それでも読者をぐいぐい引き込んでいく東野さんの力量をあらためて見せ付けられました。
さらに医療ものということで、専門用語がたくさん出てくるんですが、それもしっかりと使いこなしていて、東野さんのリサーチ能力のすごさもあらためて示された感じです。

主人公の夕紀が持ち続けている疑念、今回の事件の犯人である譲治と恋人・望の関係、単独捜査で事件を追い真相に近付いていく刑事・七尾という3つの軸があり、それぞれが章ごとに語り手となる手法も東野さんの十八番で、物語を飽きさせない要素でもあると思います。

前半部は何かが起こりそうだという感じがだんだん強まっていくという感じで、後半はジェットコースターのようにラストまで走り続ける素晴らしいエンターテイメントです。
後半ではきっと読む人だれもがページを捲る手を止められないんじゃないかと思います。
それほど素晴らしい作品でした。

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赤い指

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東野さんの直木賞受賞後第一作目の小説。

母親が認知症であること以外は平凡な家庭を持つ前原昭夫は、妻からの慌てた様子の電話で家に帰ると、家には息子が殺したと思われる少女の死体があった。息子の将来のため隠蔽を考える昭夫はあらぬことを考える。一方、捜査の過程で刑事の加賀恭一郎はあるささいなことから前原家に目をつけ・・・

お馴染みの加賀シリーズであり、刑事と犯人の両方の目線から一つの事件、そして加賀の家族と犯人側の家族を描いています。

文句なし、という感じでした。あまりの素晴らしさに読み終わった後は一人で拍手をしてしまったほど。息子のことを思う余り、事件の隠蔽を企てる昭夫やその妻の気持ちもわかり、今はそんなことしてはいけないと思っていても、実際自分がその状況に追い込まれたらそうしてしまうかもしれない。彼らは特別じゃなくて、明日はわが身かもしれない。そんなことを思いました。

また、加賀とその父親との関係も描かれていて、最後には事件ともリンクした形で、二人の絆がわかってすごく感動しました。それに昭夫の母の思いも。

さすが東野さんという感じの素晴らしい一冊でした。

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回廊亭殺人事件

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久々に東野さんの本を読みました。倒錯ミステリーの「回廊亭殺人事件」。

事件がたくさん起こるわけではなく、ほとんど推理が中心で話が進んでいくのですが、東野さんのこういった本格的なミステリーはあまり読んだことがなかったので、新鮮でした。

でも、色々?という点もあって、整形手術だけで若い女性が老婆になりすませるのか、ダイイングメッセージに無理がある、など色々詰めが甘い感じも受けましたが、初期の作品なのでしょうがないでしょう。
主人公には犯人と初めて会ったときからわかっていたはずなのに、どうしてすぐに殺さなかったのかというのはかなり俯に落ちない。やっぱり共犯者を探したかったからなのか。

100点とは言えませんが、十分の楽しめる内容でした。

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