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先日の営業中、タクシーから降りようとされている車椅子の方がお店の中から見えたので、ダッシュで玄関までお出迎えに行ったんです。 車椅子のお父様と奥様、そして娘さんの三名様で。 車椅子でもお食事のできるお席にご案内させて頂き、ごゆっくりと過ごして頂きまして。 お食事を終え、デザートのメニューをご覧になっていて。 奥様「すみません。」 僕 「はい!何か甘いものご用意いたしますか?」 奥様「それなんだけど、この人があったかいぜんざいを食べたいって言ってるんですよ。でも、メニューに無いからできないわよね?」 僕 「あ、そうですか。…、分かりました!あったかいぜんざいお持ちしますね!」 奥様「え?でも、できるんですか?」 僕 「はい!ただ、少しだけお時間をいただいてよろしいですか?」 奥様「もちろん!いくらでも待ってます。」 速攻で調理場にダッシュして、さっさー副料理長を呼ぶ僕。(料理長お休みの日だったので。) 僕 「副長!!」 さっさー「はい!」 僕 「ぜんざい作って!!」 さっさー「…。…はい!?」 僕 「ぜんざい!!」 さっさー「ぜんざい??」 僕 「ぜんざい!!」 さっさー「…ぜんざい…。」 僕 「ぜんざい!!」 ぜんざいぜんざい言い合ったあと、さっさーは見た目からいかにも美味しそうなぜんざいを作ってくれまして。 お客様にお出しすると、とても喜んでいただけました。 その日はそのままお帰りになったんですが。 その数日後。 営業前に奥様だけがご来店になったんです。 奥様「あの…。」 僕 「はい…。あ!おはようございます!!先日はご来店ありがとうございました!!」 奥様「あ、覚えていらっしゃいますか?」 僕 「もちろん!!今日はお一人で?」 奥様「あの、実はちょっとお願いがあって来たんです。」 僕 「はい。何でしょうか。」 奥様「実は、先日お邪魔した主人なんですが普段は家族とは別に、ある施設に入っているんです。体が良くなくて。」 僕 「…はい。」 奥様「毎日施設の決められた食事しか口にできないんですね。」 僕 「なるほど。」 奥様「でも、月に一度だけ施設から出て、好きなものを食べていい日があるんです。」 僕 「はい。」 奥様「それがこの前伺った日だったんです。」 僕 「そうだったんですか。」 奥様「あの日は施設を出る前から、『寿司とぜんざいを食べる』って言ってたんですけど、時間的に一つのお店にしか行けなくて。」 僕 「はい。」 奥様「で、海鮮市場でお寿司を食べて、ぜんざいはあきらめるつもりだったんですけど、メニューにないぜんざいを作っていただいて、大満足で施設に戻って行きました。」 僕 「あ〜、それは良かったです!」 奥様「主人がとても感激して、また海鮮市場に行きたい行きたいって毎日のように言うんです。」 僕 「ぜひ、またお越し頂ければ美味しいぜんざいご用意しますよ。」 奥様「ありがとうございます。で、今日は来月の予約をしに来たんですができますか?」 僕 「もちろんです!!」 …。 嬉しかったです!! 毎日、営業していると色々たいへんな事もありますが…。 こうして、お客様に喜んでいただけるお仕事ができていると実感させて頂くと、心のそこから頑張ってきて良かった〜〜〜〜と思います!! これからも頑張るぞ〜〜〜!!! ま、ぜんざいを作ったのはさっさーだけど…。
転載元 海鮮市場店長のブログ より
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素晴らしい☆拍手!
素敵なお話に心が暖かくなりました。
迷わずすぐ行動を起こせるふらっとさんは本当にお客様のことを考えて働いておられるのですね。
美味しいぜんざいを作って下さったさっさーさんにも拍手!☆
2010/11/4(木) 午後 3:03 [ はらっち ]