ボンジュール!パリからの健康便り:チョコレートの健康効果をラベル表示読売新聞 2013年9月11日
世界最大のチョコレートメーカーであるバリーカレボー社(スイス)は、 カカオ・フラバノールを成分に含む同社のダークチョコレートが昨年、 血液循環に良い影響を与えると欧州食品安全機関に認められたことから、 今年、欧州委員会の承認を得て、製品ラベルなどに健康面での効果を表示できることになった。 カカオ・フラバノールとは何なのか? フラバノールは抗酸化物質として知られるポリフェノールの一種で、 カテキン類やタンニン類から成る。 ダークチョコレート(ブラックチョコレート、ビターチョコレートとも呼ばれる、 ミルクを含まないチョコレート)に含まれるカカオ・フラバノールは、 血管の弾力性を維持し、血液循環に役立つとされている。 軽度の認知障害を持つ高齢者へ与えたところ、認知テストで改善がみられた。 またインスリン分泌障害や高血圧の改善もみられるという。 カカオ豆に含まれるフラバノールの中で、 特に健康面への良い影響が明らかになってきたのは、 カテキンの一種のエピカテキン。 カテキン類は、抗酸化作用や抗菌作用、コレステロールの上昇抑制効果、 血糖値や血圧の上昇を抑制する作用があると言われている。 1日の摂取量として推奨されるカカオ・フラバノール200ミリグラムは、 ダークチョコレート10グラムに含まれている。 どのダークチョコレートにもフラバノールは含まれているが、 カカオの割合が高いほど多くなり、70%以上のカカオが含まれたものが良いとされている。 もちろん、食べ過ぎは体重増加につながる。 適量を毎日摂取することが健康維持につながるとしている。 ホワイトチョコレートにはカカオ・フラバノールは含まれていない。 こういった健康をうたった食品は、他の製品よりも高値で販売でき、 さらに売り上げも10%増加すると見込まれている。 私ももちろん、明日すぐにダークチョコレートを買いに走ります。 パリでは毎年10月に開催される「サロン・ド・ショコラ」という チョコレート専門の展示会が大盛況である。 有名パティシエやショコラティエが、その腕を競う。 様々なイベントやセミナー等が開催される。 ここ近年は日本人の活躍も目覚ましい。 今年の祭典では健康志向のイベントが見られそうだ。 さて、今週末はいよいよパリジェンヌマラソンです! 古田深雪(ふるた みゆき) 1992年に渡仏し、97年から医療通訳としてフランスの病院に勤務。 読売新聞 2013年9月11日
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