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【比べる×調べる】(43)鍋 ゆでるのに最適なアルミ

産経新聞 2014.2.28 08:02


 鍋といっても材質も違えば、値段にも幅があります。
キッチンの限られたスペースに置くのですから厳選したいもの。
湯が沸くまでの時間と保温性を比べてみました。

 実験したのは蓋付きの直径20〜24センチ、容量2〜3リットルの7種類。
材質は、アルミニウム▽ホーローびきの鉄
▽フッ素樹脂加工の深形フライパン
▽底が多重のステンレス
▽ホーローびきの鉄鋳物
▽耐熱ガラス
▽土鍋
−です。

 【湯が沸くまでの時間】一般的に熱の伝わりが早い材質は銅とアルミニウム、
その逆は耐熱ガラスや土鍋、ステンレスといわれます。

鍋に水2リットルを入れて沸騰するまでの時間を計ってみると、
最も早かったのはアルミニウムで7分40秒、最も遅かった土鍋は約2倍の14分でした。
やはり、熱の伝わりが早い材質の鍋ほど湯を早く沸かすことができました。

 【保温性】調理後、再加熱しないでも食べられる温度の下限を60度と想定し、
水2リットルの沸騰状態を1分保った後、火を止めて60度になるまでの時間を計りました。

早く温度が下がったのはアルミニウム、フライパン、鉄で1時間5〜8分、
遅かったのはステンレスで1時間56分と、その差は約1時間でした。

【まとめ】湯が早く沸く鍋ほど保温性は低く、
逆に沸くのが遅い鍋ほど保温性が良いという結果になりました。

鍋の厚さや底の形状、蓋の密閉性などの要因も影響するため、
同じ素材でも使う鍋によって順位は変わる可能性はありますが、
材質を目安に使い分けると良さそうです。

 パスタや葉野菜などをゆでるなら、加熱時間が短いアルミニウムの鍋が最適です。
省エネになりますし、重量と価格ともに軽めという点も魅力です。
昭和レトロなデザインですが、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。

 保温性が高い鍋は食材に熱がゆっくり伝わるため、味のしみ込みが良いといわれます。
じっくり加熱し、火を止めてからしばらくおいて味をなじませるカレーなどの煮込み料理には
ステンレスや耐熱ガラス、鉄鋳物、土鍋が適しています。

                   ◇

 エフシージー総合研究所 食品料理研究室 www.fcg−r.co.jp

産経新聞 2014.2.28 08:02
【比べる×調べる】(43)鍋 ゆでるのに最適なアルミ
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140228/trd14022808030002-n1.htm

転載元転載元: Dr ミカのメモ帳: 脳・栄養・心 (発達障害・特別支援教育)


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