高齢者は肉を食べない方がいい?
(2014年4月23日 読売新聞)
「年をとったら肉は控えめに」と考えている人は少なくない。
しかし、日本老年医学会認定専門医で人間総合科学大学保健医療学部長の柴田博さんは
「高齢者こそ、肉をきちんと食べるべきです」と指摘する。
主な理由は次の通りだ。
〈1〉体を作る基となるアミノ酸のバランスが良い
〈2〉不足すると「うつ」になる脳内伝達物質セロトニンを作る物質トリプトファン、
脂肪を燃焼させるカルニチン、コレステロールの酸化を抑えるカルノシン、
貧血を防ぐヘム鉄などが豊富に含まれる――。
肉を食べるとコレステロールが増え過ぎるのでは、と心配する人もいるはず。
日本人の3倍近くも肉を食べている米国なら、その心配も当を得ている。
しかし日本の高齢者で問題となるのは、
むしろコレステロールやたんぱく質が少な過ぎる「低栄養」だ。
もちろん、肉だけで健康になるはずもない。
柴田さんによると、肉と魚の理想的な摂取比率は1対1。
加えて大豆や卵、野菜、芋類など「様々な食材をバランス良く」が元気の秘訣ひけつだ。
転載元: Dr ミカのメモ帳: 脳・栄養・心 (発達障害・特別支援教育)
|