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「便秘が悪化」「体が冷える」......。野菜の間違った摂取はかえって危険!?

Goo:マイナビニュース  2014年3月23日(日)20:01


野菜が体にいいのは周知の事実。
美容や健康のために積極的に野菜を摂るように心がけている人もいるのでは?

でもご注意! 実は野菜の摂り過ぎはかえって体に悪影響を及ぼすこともあるのだとか。
一体どんなデメリットがあるのでしょうか。
栃木県の病院で管理栄養士として働く、沢田智子さんにお話を伺いました。


■野菜の食物繊維が便秘を悪化させる!?

野菜不足が便秘の原因となるというのはよく耳にしますが、
野菜の食べ過ぎがかえって便秘を悪化させることもあるのだとか。
でも、野菜に含まれる食物繊維って便秘に効く栄養素ではないんですか?

「一口に食物繊維と言っても『水溶性食物繊維』と『不溶性食物繊維』の2種類があり、
それぞれ働きが違うのです。
例えば、不溶性食物繊維はその名の通り水に溶けないので、
水を含むと数倍に膨らみ、便のカサを増やしてくれます。

便を外に排出するための腸の動きを、『ぜん動運動』と言いますが、
便が増えると大腸の内側が刺激され、そのぜん動運動が活発になり、
便秘を解消してくれるんです」

ぜん動運動が弱まっている人にとっては不溶性食物繊維が効果的なんですね。
やはり、便秘を改善するためには腸への刺激が不可欠なのでしょうか?

「それが、便秘にもいくつか種類があるので、
腸の働きを促すための刺激が、かえって症状を悪化させてしまうこともあるんです。

例えば、『痙攣性便秘』は腸が痙攣するほど動いているため、
正常なぜん動運動ができず、便が外に出ない状態。
痙攣性便秘の人が不溶性食物繊維を摂り過ぎるのはNGです。
不溶性食物繊維は便のカサを増やして腸壁を刺激しますが、
ただでさえ活発になりすぎている腸にさらに刺激を加えると、
痙攣も悪化して、よけいに便が出なくなります」


「便秘には食物繊維!」とばかりにやみくもに野菜を食べても逆効果な場合もあるのですね。
ところで、もう一つの「水溶性食物繊維」はどんな働きがあるんですか?

「水溶性食物繊維は水に溶けやすい食物繊維で、便を柔らかくする働きがあります。
便が硬くなっているせいで排便しにくくになっている人は水溶性食物繊維を摂るといいでしょう。

水溶性食物繊維は、昆布、わかめ、こんにゃく、里芋などに多く含まれており、
不溶性食物繊維は、ゴボウ、菜の花、たけのこ、アボカド、春菊、などに含まれています」


便秘の種類によって、効果的な食物繊維が変わってくるのですね。

ちなみに、便秘と下痢を繰り返すような場合は、
「痙攣性便秘」であることが多いそうです。

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維、どちらかに偏るのではなく、
双方バランス良く摂取することが大切なのだとか。


■生野菜を食べ過ぎると体が冷える

ビタミンや、デトックス効果のある酵素を効率よく摂ることのできる
「生野菜」も食べ過ぎると冷え性の原因になるそうです。
生で食べると、どんな野菜でも冷え性の原因になるのでしょうか?

「全ての野菜というわけではなく、トマト、きゅうり、セロリ、キャベツ、
モロヘイヤ、など暖かい季節に採れる野菜に体を冷やす作用があります。

でも、それらの野菜を全く口にしなかったら栄養が偏ってしまうので、
体を冷やしたくない人は、火を通して食べるといいでしょう」


「ヘルシーだし、栄養も豊富だし、いいコトづくし!」
そう思って筆者は毎日のように生野菜サラダを食べていました!!
でも、冷え性ってよく聞きますし、あまり気にしなくても大丈夫なのでは?

「冷え性をあなどってはいけません。

体の冷えは、血流を悪くして、内臓の正常な働きを妨げることがあります。
そうなると、肌荒れ、便秘、生理痛、月経不順などさまざまな弊害が出てしまうんです。

また、体の免疫は通常36.5〜37.0℃の体温でよく働きますが、
そこから1℃下がっただけで免疫力は30%もダウン。
風邪やインフルエンザにかかりやすい体質になってしまいます」

冷え性、完全に見くびってました......。

今の日本だと、冬場でも夏野菜が食べられますが、
素材によっては調理法を考えたほうがいいかもしれませんね。

ちなみに、ネギ、白菜、大根、とうがらし、しょうが、みず菜など
よく鍋の材料として使われる冬野菜は体を温めてくれるそうですよ。


■食べ過ぎると太る野菜もある

野菜中心の生活だと痩せやすいイメージがありますが......。
「野菜=太らない食材」というとらえ方は間違いなのでしょうか?

「全ての野菜がダイエットの味方とは限りません。
中でも、かぼちゃ、さつまいも、とうもろこし、レンコン、根野菜の茎の部分など、
糖質が多く含まれる野菜を摂り過ぎるとかえってダイエットの妨げになることもあるんです。

糖質を過剰摂取すると、吸収しきれなくなった糖が
中性脂肪として体内に溜め込まれてしまいます」


野菜が脂肪になるなんて、ちょっと意外です。
「ダイエットには野菜!!」と決めつけるのは危険ですね。
最低限の栄養素を理解して、上手に野菜を取り入れたいですね。


■ほうれん草の摂り過ぎは危険!?

ちょうど今が旬で、値段も手頃になっているほうれん草。
最近ではグリーンスムージーの材料としても注目され、
生のほうれん草に含まれる酵素にはデトックス効果があると話題にもなっています。
正直、体に良いイメージしかないのですが......。

「ほうれん草は栄養豊富な緑黄色野菜ですが、シュウ酸という物質も多く含まれています。
シュウ酸はカルシウムと結びつきやすい性質をもっているため、カルシウムの吸収を妨げることも。

そのため、シュウ酸を過剰に摂取すると骨粗鬆症の原因になることもあるんですよ。
また、シュウ酸とカルシウムが結合したものをシュウカルシウムと呼びますが、
それらが尿路結石や腎結石、胆石などを引き起こす可能性があります」

ほうれん草にこんな危険なデメリットがあったなんて意外です。
でも、「ほうれん草は食べないほうがいいの?」と思ったあなた、ご安心を!

シュウ酸は大量のお湯で茹でると、7割ほどは流れ出ていくとのこと。
また、病気の原因になるというのは、あくまでも大量に食べ続けた場合に限定されるようです。


「何事も程々に」。
耳が痛い話ですが、野菜も例外ではないようです。
体に良いからといって、やみくもに野菜を食べ続けるのではなく、
適度な量やバランスを心がけて健康的な食生活を送りたいですね。

文●松原 麻依(清談社)

Goo:マイナビニュース  2014年3月23日(日)20:01
「便秘が悪化」「体が冷える」......。野菜の間違った摂取はかえって危険!?
http://news.goo.ne.jp/article/freshers/bizskills/fresherscol201403post-819.html

転載元転載元: Dr ミカのメモ帳: 脳・栄養・心 (発達障害・特別支援教育)

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