“まちに出た、建築家たち” NPO法人 家づくりの会

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さあ、今日も昨日に続き二世帯住宅での例を取り上げてみましょう。

ご主人のご両親との完全同居型の二世帯同居です。
 ひとつのまとまった家族のなかに、言ってみれば他人であった女性が加わり、一緒に生活するのですから、その女性の身の置き場所には充分配慮する必要があります。
 
 そうでないと、とても居心地の悪い、落ち着かない、毎日を過ごす事を強要することになってしまいます。(カメラマンが撮影のために、中央の柱の右横に奥のソファーとL字上に置かれていたソフーをはずしてしまっていることを考慮して、以下の説明をお読み下さい。右東南の隅にテレビが置かれています。)

 若奥さんが左奥の厨房に立ちます。お母さんは同じように厨房に立つか、テレビを見ながら、食卓の左に座り若奥さんとおしゃべりをします。お父さんは、正面のソファーに、ご主人は柱を背にすわりテレビを楽しんでいます。
ー多分そんな位置関係に、家族それぞれの居場所が定まるのではないかと思います。

 若奥さんは、庭の緑を楽しみながら(午前中の撮影の為、写真では厨房がやや暗めに写っていますが、日中は食堂は吹き抜けで1,2階からの光が届きます)、お父さんの背中越しにテレビに時折目をやりながら、誰からの視線にも過度にさらされることなく、落ち着いて料理をすることができます。
 トイレや、2階の若夫婦ゾーンにも、厨房右に見える玄関に続く出入り口から
皆に気がねすることなく行く事ができます。
 お父さんにしてもこうした位置関係が、最も居心地がよい筈です。

 居間、食堂、厨房と連続する空間の中に、それぞれの立場、視線、動線への配慮によって、家族全員の居心地の良い居場所が確保されたわけです。

今日の日記を書いた人→NPO法人家づくりの会所属建築家 野口泰司/野口泰司建築工房

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