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スペインの森林

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スペインは、ヨーロッパ南西部先端にあるイベリア半島の約80%を占める本土と、対岸の北アフリカに有する2都市、本土東に位置するバレアレス諸島、西南へ1000km離れた北アフリカ大西洋岸に位置するカナリア諸島から構成されています。

本土北西部の大西洋沿岸は多雨で夏も涼しく豊かな森林が見られますが、中央部は標高600〜700mの乾燥した高原が広がっています。

地中海沿岸も雨は少なく、夏は「スペインのフライパン」と呼ばれるほど酷暑となります。

スペインでは大昔は「動物は木の上をつたわって移動できた」と言われるほど、豊かな森林を誇っていたといいます。

首都マドリッドの語源は、アラビア語で建築用木材や森林を表す「megrid」からつきました。

ウイスキー好きに珍重されるシェリーウッドは、スペインのオークでつくられたシェリー樽で熟成されたもので、またオークのドングリで育てられたイベルコ豚のハムは、日本の食通の垂涎の的です。

かつては森林に覆われ、今も森林にまつわる豊かな文化を持つスペインですが、現在はほとんど残されていません。

スペインの農用地面積はフランスに次いでEUで第2位で、国土面積の約60%を占めています。

特に地中海気候を利用した野菜や果物の大産地で、オリーブオイルの生産量は世界第1位、オレンジやレモンの輸出量も世界第1位です。

粗放的な農業が主でしたが、近年は乾燥地帯での灌漑農業も増加して農業生産額は年々上昇している一方で、慢性的な水不足に悩まされるようになっています。

水不足の解消や環境保全の意味も含めて、現在スペインでは、条件不利地内にある農地での森林化が促進されています。


※文・写真(社)国土緑化推進機構「ぐりーんもあ」より抜粋

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スイスの森林

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スイスは、ほぼ九州と同じくらいの面積に高低差が4441mもあり、国土の約7割が山岳地帯、残りの3割は丘陵地帯です。雄大な氷河とのどかな牧草地、100を越える美しい湖など、景観はバリエーション豊かで、どこを見ても絵になる風景を誇っています。

作家の新田次郎さんが昭和36年に初めてスイスを訪れた際に「いつ見てもスイスは美しい。スイスというところは、一木一草にいたるまで意味ありげに生えている」と語ったとされています。

スイスの森林は、そのほとんどが人の手によってつくられたものです。16世紀に発達した鉄鋼業の燃料として、国内の多くの森林が伐り倒されて、かつてのスイスははげ山ばかりでした。

その後、大規模な山崩れが何度も起こったために、国をあげて森林の回復を図り、現在では森林率が約30%にまでなっています。その70%以上は公有林で散策路も整備されていて、市民は公園のように地域の森林と親しんでます。

スイスでは、ゲマインデ(市町村に相当する地域社会単位)が地域の代表的森林所有者として持続的森林経営を行うとともに、周辺私有地を含めた地域森林管理を受け持っており、ゲマインデを束ねたカントン(州)は、森林技術者の財政的支援を行っています。

スイスの伝統的な森林管理の考え方は、樹齢や樹種の異なる自然植生の混交林を育てて、皆伐はせずに択伐によって木材を生産するという、環境や景観に配慮したものです。

しかも、日本と同様に急峻な地形を持ち小規模な私有林も多いといった、林業には不利な条件を持つにもかかわらず、木材生産は活発で、木材の輸出国となっています。


※文・写真(社)国土緑化推進機構「ぐりーんもあ」より抜粋

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◆森や木のことをもっと知ろう

世界の多くの人たちが、暮らしや地球の環境を守るため、森を大切にしなければならないと考えています。それは、とくに、地球を取り巻く大気のことと関係があります。

森は、二酸化炭素を吸収して木の幹などにたくわえます。また、森が生みだす木材を上手に使うことで、石油などの地下資源の使用量を少なくすることができます。このようにして、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素の増加をおさえることができるのです。

地球の大気の問題は、大人も子どもも、地球のどの国の人々にも共通することです。ですから、私たちすべての人が生命や生活を支えている森と木の役わりを考えることはとても重要です。


◆森と木について考える方法

・なぜ、森が地球を守るのか考えてみましょう
光合成の役わりを復習したり、石油、鉄、コンクリートなどと木材の違いは何かを考えてみると、森の役わり、自然の力で生み出される木材の良さがわかります。

・身の回りにある木で作ったものを探してみましょう
建物(柱、壁、床、ドアなど)、本だな、ロッカー、タンス、机、椅子、テーブル、手すり、まな板、お盆、おわん、鍋のつか、はし、鉛筆、紙(ノート、新聞など)、段ボール箱、楽器、バット、杖など、たくさんあります。

・森からとれる物で何か作ってみよう
板や丸太で本立て、箱、台、おもちゃなどを工作してみたり、木の枝や実、葉っぱを使った飾りを作ってみると楽しいですよ(^_^)

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◆森のいろいろなはたらきは私たちの暮らしを支え続けています
現代では、電気、水道、ガスのほか、鉄やプラスティック製品など、生活を便利にするものがたくさんあり、森や木のことを忘れがちです。

昔の人は今の人より、森の力をもっと暮らしに役立てていました。

たとえば、洪水や水不足にならないよう水源の森を守ったり、海岸には潮風に強いマツ林を育ててきました。「保安林」※がこれらの代表的なものです。

私たちの生活を支えている森を守るため、最近では、郡市の人たちやボランティア団体、企業が、募金をしたり、植林に参加したりしています。

魚がたくさんとれるよう、川の上流に木を植える活動をしている猟師さんたちがいます。また、間伐する時にでてくる間伐材などの木材をむだなく利用していこうという動きも高まっています。

※「保安林」・・私たちの暮らしにとって、とくに重要なはたらきをもつところを法律で定めて、守り育ててきた森。


◆こんなにある森のはたらき
・おいしい水を安定的に供給する。
・洪水や山崩れ、雪崩などから国土を守る。
・二酸化炭素を吸収し、地球の温暖化を防ぐ。
・酸素を供給したり、汚れた空気をきれいにする。
・風をやわらげ、潮風の害や砂の飛散などを防ぐ。
・野生の動物や植物のすみかとなる。
・騒音を吸収したり、火災の延焼を防ぐ。
・森の香りが心をなごませる。
・すずしい木陰を作る。
・四季折々の美しい景色を作る。
・家を建てたり、紙の材料となる木を育てる。
・木の実、落ち葉、キノコなどが利用できる。
・薪や炭として、料理、暖房、発電に使える。

・このほかにもいろいろあります。
 ブログファンのみなさん、考えてみてください(^_^)

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◆森はどうやって育てるのでしょう
スギやヒノキの苗木を植えると、自然に生えてくる雑草や他の木に負けてしまいます。
そこで、人が手入れをして、50年から100年くらいかけて、りっぱな林に育てます。

ナラやクヌギはなどの広葉樹(雑木林)を育てる場合も同じで、自然のままに放置するのではなく、手入れをすれば、とても役に立つ森になります。
200年から300年の木が多い秋田スギや木曽ヒノキの森は自然にできたのではなく、人が手を加えて育ててきたものとされています。

では、森はどうやって育てるのでしょう。

植え付け・・一般には、苗木を植える
 ↓
下刈り・・・苗木の成長をさまたげる雑草を刈る
 ↓
除伐、間伐・木が大きくなってこみ合ってきたら一部の木を切って、残った木の生長を促す
 ↓
枝打ち・・・木の下枝を切って節を少なくする

などの作業を行います。

最近では、木材を取った残りの端材や枝などをエネルギー源として使うことが研究されています。


◆森を育てる技術

苗木は2mくらいの間隔で植えます。本数は、10m四方に20〜30本程度ですが、自然に枯れたり、間伐したりして、最後は、大きな木が5〜6本残るようにするのが一般的です。

木が大きくなってこみ合ってきたら、一部の木を切って本数を減らします。この作業を行わないと、モヤシのような細い木となり、台風や大雪の時に折れたり、倒れやすくなります。また、暗い林の中には草が生えず、雨が降ると土が流れたりします。

植えてから50年もすると、木材として収穫するのに十分な大きさになります。最近では、長い期間をかけてより大きな木にする、自然に近い複層林にする、広葉樹を育てる、などのやりかたも増えてきています。

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