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太郎坊のそよ風
NPO法人 富士山測候所を活用する会 スタッフブログ

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『紙つぶて』の反響

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ムクチナートから眺めたダウラギリです。ずっと雲がかかっていたのですが、「もう見える見えないにこだわらなくていいんですね」と語りかけたら、雲がぐ〜んとこちらにむかってくるようにぬけた瞬間の写真です。いつまでも人を思いやる気持ちのままの季生に、思わずくすっと微笑まされてます。(山本さとみさん撮影・記)


東京新聞(中京地区では中日新聞)夕刊コラム『紙つぶて』。7月3日(火曜日)から半年間、土器屋由紀子・理事が火曜日の執筆を担当されている。富士山測候所での多分野の研究内容から、山頂設営、ご自身が3.11以降ボランティアで続けてこられた福島県飯舘村での放射能除染活動など、話題は縦横無尽だ。猛暑の真夏から投げ続けた『紙つぶて』も、いつの間にか寒波が到来する11月になり、あと数回を残すのみとなった。

この間、事務局にも思いがけない反響があった。
東京新聞連載の土器屋由紀子先生の『紙つぶて』を毎回興味深く拝読しています。少額ですがお役に立てて頂きたく思っております」とのメッセージを添え、富士山測候所を活用する会に寄付をされた方。井手里香先生(都立大塚病院)の研究を紹介した「急性高山病」(9月26日掲載)を読まれた名古屋市の男性から、最近一緒に登山した仲間が高山病に遭遇したことから是非詳しい研究内容を知りたいと、電話があり当NPO法人に入会された登山家の方。

10月末、土器屋理事あてに一通のお礼のメールが届いた。3年前の9月、ネパールのダウラギリで登山中に雪崩に遭い、亡くなられた元山頂班員を偲ぶ内容の「山本季生さん(10月1日掲載)を読んで便りをされたという。
差出人の山本さとみさんは、この回のコラムの終わりに登場している

日付: 2013年10月16日
件名: ありがとうございました
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土器屋 由紀子様

こんにちは。
先日の中日新聞の記事、拝見させていただきました。

ネパールから帰国した足で岡崎の山本の実家を訪ねた際に、
「さとみさん見て!」 と、山本両親がその切抜きをとても嬉しそうに見せてくれました。
なんと連載の1回目から綺麗にスクラップされていました!

先生の書いてくださった文章の端々から、生前の季生の様子が、そして今も想ってくださる気持ちが伝わってきて、本当に嬉しかったです。
3人で何度も、そして特に好きなフレーズは声に出して読みました。
本当にありがとうございました。
多彩に紡がれる先生の文章、これからも楽しみに拝見させていただきます。

ネパールで・・・
季生からの返事はこうでした。
「風になって、また会いにいきますから」
泣いて、笑ってました。

またお会いできる日を楽しみにしております。
山本さとみ

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また、今週の火曜日に掲載になったばかりの野中至と広瀬潔」(11月12日掲載)については、早々に広瀬潔様のご長男にあたる洋一様より丁重なお礼のはがきが届いた。

スペースの関係で全部は紹介しきれないが、その他にもあちこちの思いがけない方々からお声がけがあったという。ネット万能時代といった感があるが、新聞一面コラムの存在感は圧倒的だ。

実は、『紙つぶて』の反響はまだまだこれから先、さらに広がりそうな気配を見せている・・・。












広瀬洋一氏からの礼状(クリックで拡大できます)。


(*1)山本季生さんとの想い出についてはこちらを参照ください。
追悼・山本季生 ダウラギリに逝った山頂班山本さんを悼む(2011.2.5)
(*2)これまでの『紙つぶて』のバックナンバーはこちらを参照ください。
バーチャル博物館>随想・随筆・評論集



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