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太郎坊のそよ風
NPO法人 富士山測候所を活用する会 スタッフブログ

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7月10日、富士山がまるごとわかる児童向けの図鑑「富士山の大図鑑」がPHP研究所から刊行された。

「富士山と周辺の自然を見てみよう!」「富士山の歴史・文化を知ろう!」「富士山の景観と自然を守ろう!」の3章構成。読者対象は小学校中学年〜中学生となっている図鑑だけに、豊富な図と写真と説明文はとてもわかりやすい。これ一冊あれば、大人でも楽しみながら富士山についてひととおりの知識が得られそうだ。

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第1章の最後に「富士山測候所の歴史」というコラム風のページがある。測候所で研究観測や教育での利用をしている写真とともに、本文に「現在、富士山測候所の施設は、夏のあいだ、NPO法人富士山測候所を活用する会によって、学術研究などをおこなう場所として利用されています。」というくだりがある。

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こんなところにも富士山測候所を活用する会の存在がさり気なく紹介されている。

先に決定した中期計画でも「科学への興味・関心を育む青少年の教育」は重点実施事項の柱の一つとして掲げていることでもあり、児童向けの書籍に当法人の活動をとりあげていただいたことは、まことにありがたい。

ご協力をいただいた関係の皆さまに感謝申し上げるとともに、富士山についてまるごとわかる入門書としておすすめする次第である。


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富士山の大図鑑 [単行本]
富士学会 (監修)
判型: A4変型判 
頁数: 全64ページ
価格:  ¥ 2,940


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「御殿場基地事務所」の表札も掲げられました。

7月3日に設営した御殿場基地事務所。今日5日からは山頂班の先発隊2名が入居を開始。

山頂班は今日から、山頂に上がって測候所のインフラ設備・備品などの事前点検、地上では装備品の点検、備品、材料、食糧・水の買い出しや荷造りなど、あわただしく準備作業をこなし、16日の開所に備えます。


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建物に向かって右端奥が御殿場基地の借りている駐車スペースです。

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駐車場の場所がちょっとわかりにくいのでご参考まで。


7月3日(水)、御殿場基地事務所を設営のため、御殿場へ。
小雨交じりの曇天で富士山は顔を見せなかったが、太郎坊に着く頃には雨も上がる。

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コンテナ倉庫に入れていた荷物は、小型のレンタカーの後部に一回で詰め込み。

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荷物はすべて防湿のため衣装ケースを何重にもラッピングし、中には乾燥剤もいれて防カビ対策。
霧が多く多湿の太郎坊のコンテナでひと冬(10ヶ月)を越しても、カビは完全に防げることが実証できた。

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39型テレビの設定にてこずったが、B-CASカードを忘れてきたことがわかったのは帰り際になってから。迫力ある画像を楽しむのは次回までおあずけに。

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東京学芸大学の池田さん(左)と鈴木さん(右)のお二人に朝早くから引っ越しの手伝いをしていただきました。
おかげさまで予定時刻より早く終了。お疲れさまでした。


3DKの部屋は長机3脚を各部屋に配置、機能的にレイアウトできました。鴨川先生から提供していただいたPC、プリンター、TVなどのおかげで情報武装も完備。TVはPCと接続して、ちょっとしたプレゼンテーションもできます。

場所は太郎坊へ行く道路からちょっと横に入ったところで、太郎坊がとても近くなったということが実感できます。文字どおり「基地事務所」になったと言えそうです。繁華街(新橋銀座)、御殿場駅にも近く、アクセスは抜群。利便性も高まり、快適な生活が期待できます。

御殿場基地事務所には7月3日から山頂班が入場して測候所の開所準備にあたり、7月16日の開所以降は研究グループの登山の前泊などに使われます。

便利になった御殿場基地事務所を、是非ご利用ください。


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学芸大から御殿場基地に発送された荷物①食器類②TV③プリンター④サーキュレーター。TVは39型でPCと接続してプレゼンテーションもできるという。


今日から7月。
富士山は世界文化遺産に登録されてから初の山開きを迎え、報道も例年にまして騒がしい。富士山測候所を活用する会も7月16日の測候所開所に向けて、にわかに動きがあわただしくなった。

山頂で観測活動が行われている間、御殿場市内には民間のアパートを賃借して臨時の基地事務所を開設する。7月5日から山頂班が測候所の開所準備にあたるほか、7月16日から8月30日までの測候所開所期間中は、研究者の登山・下山の管理や機材・食糧・飲料水などのロジステックスの支援に、ボランティアの研究者が中心になって交代であたることにしている。

御殿場基地事務所の引っ越しは明後日の7月3日。
千代田区麹町にある東京事務所からは、本日、基地や山頂で使用する医薬品などの荷物4個口を発送した。
パソコン、プリンター、テレビなども東京学芸大学からも同時並行的に送られた。
いずれも3日午後の時間指定で配達される。

いよいよ、今年も夏本番を迎える。


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東京事務所から基地に送る衣装ケースの荷物には、山頂に常備する医薬品やパルスオキシメーターなどのほか、「よみがえる富士山測候所」「変わる富士山測候所」といった書籍も。

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冬化粧した富士山 2012年10月19日 山梨大学 小林 拓さん 撮影

富士山が世界文化遺産に登録されました。長年の地元関係者の皆様のご努力が実ったもので、心からお祝いを申し上げます。日本の象徴として富士山が日本人の心の中に占める割合は大変大きなものがあることは言うまでもありません。富士山やその周辺の自然や景観など自然遺産としても価値のあるものが多いことは我々誰しもが感じることですが、それ以上に日本人の精神性を支えている役割の大きさが評価されたものでしょう。

本NPOの活動の中心である旧富士山測候所はその富士山の山頂にあり、長年日本の気象観測、台風による災害防止に大きな貢献をしてきた施設です。現在は本NPOを中心として、大気化学や高所医学を初めとする様々な分野の研究活動に重要な役割を果たしています。文化遺産としての富士山の価値を科学の面から高めていると言っても過言ではありません。また、本NPOでは山頂付近の登山道の安全確保やトイレの電源確保など、山頂周辺の安全や快適性の向上にも大きな役割を果たしています。

富士山の世界遺産登録に伴い、富士山をめざして集まる人の数もさらに多くなることと予想されます。旧富士山測候所は山頂をめざす人々の目標ともなるものです。その存在が文化遺産の価値を高め、安全性や快適性の確保に欠かせない役割を果たしていることを誇りに思い、富士山の世界遺産登録を皆様とご一緒にお祝いしたいと思います。

 NPO富士山測候所を活用する会
理事長 畠山史郎

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