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太郎坊のそよ風
NPO法人 富士山測候所を活用する会 スタッフブログ

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簡易放射線測定器「はかるくん」は、日本科学技術振興財団が学校教育支援のため、小・中・高校などに貸し出しています。


この度、東京学芸大学教育学部鴨川仁助教、織原義明個人研究員、A類理科選修4年大洞行星さん、F類自然環境科学専攻4年鈴木裕子さんの4名が、日本科学技術振興財団の文部科学省委託事業「はかるくん」研究作品一般・教育部門(応募数1594件)に「自然放射線の高度・緯度依存性を調べてみる」のテーマで入選しました。
鴨川研究室の入賞は昨年に引き続き、2年連続の快挙です!


福島第一原子力発電所の事故以降、小中高の教育現場においても父兄からの放射線の安全に関する問い合わせは多く、現場の教員においても放射線の知識が求められるようになったといいます。

本研究では富士山で「はかるくん」を用いて高度が異なる場合の自然放射線の測定をし、教育現場への応用を試みたもの。
富士山での観測データはこんなところでも生かされています。

関連リンク:
はかるくん入選!(東京学芸大学公式ウェブサイト)
簡易放射線測定器「はかるくん」を用いた富士山における自然放射線測定(第5回成果報告会)


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受賞者のうちの二人。左が鴨川先生、右が鈴木さん。山頂での観測を終えて下山前に撮影。

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鈴木さんには昨夏は御殿場基地事務所でボランティアとして手伝っていただきました。そのかたわら、山頂で研究観測。

新年度 スタート


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近くの麹町学園校庭の桜。例年1月末になると植木職人が剪定をしていたが、今年は寒さのためか剪定を行わなかったようだ。


待望の春到来。桜の名所「千鳥ヶ淵」にほど近いここ麹町界隈もようやく桜が咲き始めました。
今年は例年になく長い寒い冬だったので、春も一気にやって来たよう。北国の春を彷彿させてくれます。

今日から新年度がスタート。当NPO法人をとりまく環境も変わりました。

昨年6月に成立した「特定非営利活動促進法の一部を改正する法律」が4月1日施行に。当NPO法人の所轄庁は、内閣府から東京都に変更になりました。2つ以上の都道府県に事務所を置くNPO法人は従来までは内閣府が所轄していましたが、今度は主たる事務所を置く都道府県が所轄庁になったためです。

また、この法改正にあわせて、これまで国税庁が行ってきた認定NPO法人制度も廃止され、新たに始まった「認定NPO法人制度」「仮認定NPO法人制度」に関する申請窓口も東京都になりました。

認定NPO法人とは、NPO法人への寄附を促してその活動を支援することを目的に設けられた税制上の措置。NPO法人のうち一定の要件を満たすものについて都道府県知事が認定を行うもので、認定を受けたNPO法人に対して寄附を行った場合、寄附金の税額控除が受けられるなどの税制上の優遇措置が設けられています。

これまで認定を受けたNPO法人の数は、わずか約250法人とか。制度はあったものの認定条件のハードルが高すぎて手が届きませんでしたが、今回の法改正で認定要件を緩和した「仮認定制度」(3年間限定)もできました。

当NPO法人はこの「仮認定制度」を利用し、今年度内の認定を目指しています。認定されれば、寄付者が税制優遇措置を受けられるので寄附金を集めやすくなるほか、公的機関から認定を受けることにより社会的信用や認知度も高まることが期待されます。

認定要件には「寄附金の総額が3千円以上である寄付者の数が年平均100人以上」という絶対値基準があります。
皆さまの絶大なるご支援をお願いする次第です。


損保ジャパンちきゅうくらぶ「社会貢献ファンド」とは、損保ジャパン社員有志の毎月の給与から一定額をチェックオフした寄付金をファンドとして、社員が行うボランティア活動やNPO等の団体支援などに役立てる目的で実施しているものだそうです。

この度、同ファンドから富士山測候所を活用する会に寄付がありました。
きゅうくらぶの皆さまの浄財からご援助いただけるのは、2011年度に続き2回目になります。

感激すると同時に身の引き締まる思いです。今後とも、環境保全と教育福祉を目的に安全な研究活動を続け、日本の大気環境を守り、より多くの新しい知見を得たいと考えております。

地上からは優美な姿を見せている富士山は、最近の登山ブームで手軽な観光地のように思われがちですが、夏場でも低温、強風、落雷、落石、高山病などの恐ろしい面をあわせ持った「極地」です。このような環境下での研究活動に当たっては、何よりも安全を第一に、マニュアルや緊急連絡体制はいうまでもなく、医薬品、AEDや酸素ボンベといった医療器具なども整備し万全を期しています。

前回のちきゅくらぶ「社会貢献ファンド」では、パルスオキシメータを3台購入し、御殿場基地事務所に置いて登山する研究者に貸し出し有効に活用させていただきました。今回のご援助につきましても、同様の方針で富士山の安全登山に資するものを購入すべく検討させていただきたいと存じます。購入しましたらここでご紹介します。
どうもありがとうございました。


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前回の寄付で購入したSOP2計。血中酸素飽和度を測定することで体の中でどれほど酸素が不足している状態かを知ることができる高所登山に必須の医療機器。

新年のご挨拶

新年にあたって

平成23年は我が国にとっても未曾有の、まさに苦難の年であったということができましょう。未だにその影響を受け続けている方々がいらっしゃり、心よりお見舞い申し上げる次第です。本NPOには放射線やエアロゾルの研究者も多くおり、放射性物質の輸送なども研究対象の一部となっております。平成23年の測定では山頂には放射性物質は飛来していないことが明らかになりました。今後は山頂以外のところでも影響の確認やメカニズムの解明に当たることになるものと考えています。

平成23年は7月11日より9月1日までの約2カ月間にわたり、3人の常駐管理者のもとに、学術科学関連16件(大気化学関連8件、高所医学関連4件、宇宙線関連1件、永久凍土関連1件、新エネルギー関連1件、その他2件)、活用・登山・教育関連1件の研究・活動が行われ、のべ373人が参加しました。研究・活動への参加者こそやや減少したものの、論文や学会での発表件数は着実に伸びていることは会誌「芙蓉の新風」に報告したとおりです。
この、平成23年の成果につきましては、本年1月29日に東京大学小柴ホールでの報告会においてご報告いたします。

本NPO法人が、平成22年4月に旧富士山測候所の借用について、気象庁と契約を交わした第二期3年間の借用期間も平成24年には最終年度に入ることになります。本NPOの本格的活動も5年目を経過し、研究活動は安定的な発展の状態になったと見えますが、安定的な資金源のないNPOの経済的な基盤は非常に脆弱で、各位の献身的なご支援のおかげで、このような研究活動の推進が達成できたものと、心より感謝申し上げます。今後のさらなるご支援を、心よりお願い申し上げます

来年度以降も高所科学の研究拠点として発展させて参りますことをお約束し、ご挨拶とさせていただきます。

2012年(平成24年) 元旦
                                         NPO法人富士山測候所を活用する会
     理事長 畠山史郎

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山梨百名山 小楢山頂にて

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会報と成果報告会の案内


会報誌「芙蓉の新風」(Vol.6 平成24年1月1日発行)ができあがりましたので、会員の皆さまに本日から順次発送をはじめました。12月21日(水)までには発送を完了する予定ですので、お手元に届くまで今しばらくお待ちください。

内容は2011年度の活動のご報告が中心となっていますが、以下の目次のとおり1ページ目の中村会長の巻頭言からはじまり、寄稿が2件、助成関係事業の報告が2件など、最後の8ページまで盛りだくさんとなっています。

INDEX
年頭所感  …………………………………………………………1
寄稿1 遠くて近い富士山頂から ………………………………2
寄稿2 富士山登山道で放射線を測る …………………………3
富士山測候所を活用する会2011年活動の記録 ……………4,5
夏期観測2011の報告 …………………………………………6,7
新技術振興渡辺記念会 受託事業  ………………………………6
三井物産環境基金 活動助成事業  ………………………………7
イベント情報・お知らせ …………………………………………8

会報はホームページ「広報活動」「会報」からpdfをダウンロードすることができます。
・寄稿1「遠くて近い富士山頂から」(執筆者:須永温子氏/国立環境研究所)
・寄稿2「富士山登山道で放射線を測る」(執筆者:保田浩志氏/放射線医学総合研究所)


あわせて1月29日(日)に開催される第5回成果報告会の案内チラシとプログラムを同封しました。成果報告会の会場は、今年は東京大学小柴ホールに変更になっていますので、お間違えのないようにしてください。

成果報告会については科学に関する情報のポータルサイト「Sience Portal」にも登録していただきました。
詳細は「第5回成果報告会」のサイトからプログラムやチラシをダウンロードできます。

当日は、多数の皆さまのご参加をお待ち申し上げております。


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