NPO法人双牛舎

俳句の普及・振興を目指すNPO法人です

全体表示

[ リスト ]

屋上に住民集ふ遠花火     前島 幻水

『合評会から』(番町喜楽会)

百子 マンションの屋上で、住民はマンションに住む人かもしれない。なんだか顔見知りでないような、どこかで見たことがあるような人たち。世相を感じます。夏は人とのつながりを生む季節ですね。
満智 マンションで、「あるある」の場面。私も経験があり、ぱっと景が浮かびました。
誰か 「住民」は行政的な感じがする。「隣人」ではどうだろう。
別の誰か 「隣人」は知っている人で、「住民」はあまり知らない人じゃないかな。
水牛 「屋上に住民集ふ」は面白い場面だと思いました。最近のコミュニティーは、隣同士の横の関係とは別の、下の階、上の階の人とか縦の関係が主みたいです。
幻水(作者) 実体験の句です。ありがとうございます。
               *          *          *
 屋上に集う人々は隣人なのか、住民なのか。昔の隣は垣根越しだが、今は上下の階も隣なのか。顔見知りでないような、どこかで見たような、というコメントも面白い。一句が現代の“近隣”を描き出している。(恂)

閉じる コメント(1)

顔アイコン

この句を見た時、現代版花火見物を如実に物語っているなあと感心しました。「向こう三軒両隣」が何はともあれのご近所でしたが、それが今ではコンクリの箱の中の箱のような住まい。両隣はまあまあ顔見知りになっても、上下はどんな人が住んでいるのか皆目分からない。それが、遠くみなとみらいかどこかの花火大会が屋上から見えるという噂が伝わって、其の夜ばかりは屋上に、これほどいたかという程の人が集まる。みんな同じマンションの「住民」なんですよね。「お隣さん」ではなくて。極上の時事俳句です。(水牛)

2019/8/14(水) 午後 7:51 [ npo*ogy* ] 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事