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〜あとがき〜

突然思いついたエピソードを一気に書き上げてしまいました(笑)
全5話の短い内容ですが、「男の思春期」&「大人の思春期」をご愛読いただいた皆様への、ちょっとしたプレゼントになれば幸いです。


それでは、次回作の「思春期シリーズ3部作」完結編「心の思春期」でお会いしましょう(^^)v

(え) 「ぎゃああああああぁーーーーー!!!」

・・・・・・・・・・


小説を書いた当人である『荒岩も理解出来ない現象』を目の当たりにした「えんな」は、自分の店であるにも係らず、ありったけの声で叫んだ・・・

一方の「ピル」は、腰を抜かしてしまい、とても立てる状態ではない


・・・・・・・・・・
(ピ) 「ちょっと、マジで起てないよ〜・・・。えんな助けて・・・」
(え) 「もうだめ・・・ こんな話聞くんじゃなかった・・・」
(ピ) 「あたし怖くて家に帰れないよ〜」

(荒) 「実は、話はまだ終わりじゃないんだ・・・」

(え&ピ) 「もう止めて!!!」
・・・・・・・・・・


荒岩も「これ以上この二人に話さない方がいいだろう」と、思っていた丁度その時だった


・・・・・・・・・・

 「♪♪〜」

(え) 「あ・・・メールだ・・・」
(ピ) 「・・・わたしもメールが来た・・・」

(荒) 「・・・」

(え) 「何か二人同時って、気持ち悪いよね・・・」
(ピ) 「そ〜だよね・・・」
(え) 「誰からかな・・・」
(ピ) 「この時間だから、私はたぶんお客様からだと思うけど・・・」

(え&ピ) 「・・・」

(ピ) 「ちょっと・・、何これ・・・」
(え) 「えっ・・・これどういうこと?・・・」


(荒) 「来てしまったんだね・・・、『理香子からのmixiメール』」


(ピ) 「えっ、ぜったい、これ、わるふざけだよね〜・・・」
(え) 「そ・・・、そうそう、そうにきまってるじゃない・・・」


(荒) 「オレも最初はそう思った・・・。 そのメッセージは見ないほうがいいよ」


(え) 「い、いや、みてやるもん!」
(ピ) 「わ、わたしも、みるもん!」

(荒) 「どうぞご自由に」

(え&ピ) 「・・・」

(荒) 「メッセージ・・・何て書いてた?」

(え) 「・・・」

(ピ) 「・・・」

(荒) 「読んでごらん」

(え&ピ) 「ぎゃああああああぁーーーーー!!!」
・・・・・・・・・・


「えんな」と「ピル」に届いたメッセージにはこう書かれていた。



(理香子) 「私の荒ちゃんに手を出したら呪ってやるから・・・。 それとも・・・アナタもこっちの世界にくる?」



・・・・・「大人の思春期:外伝(mixiの悪戯)」 おわり

このまま話そうかどうか悩んだ挙句、とりあえず荒岩は場所を変えることにした

エロイヨーンビルの「トンデレラ」に


・・・・・・・・・・
(ピ) 「も〜、荒さんが話引っ張るから、店出てきちゃったよ〜」
(え) 「ほんとだよね〜。さぁ教えて荒岩さん、誰だったの?」

(荒) 「・・・り・・こ・・・」

(ピ) 「ん?」

(荒) 「・・・」

(え) 「聞こえなかったから、もう一回言って、誰だって?」

(荒) 「り・・かこ・・・」

(え&ピ) 「えっ?・・・・・」

(ピ) 「・・・りかこって・・・、あの小説に出てた「理香子」?」

(荒) 「うん・・・」

(え) 「だって・・・、あの小説・・・フィクションなんでしょ?!」

(荒) 「うん・・・、フィクションなのはオレが一番良く分かってるから」

(ピ) 「えええぇえ〜〜〜〜!!!!!」
(え) 「うううぅっそおおぉ〜〜!!!!!」

(荒) 「やっぱ、言うんじゃなかった・・・」

(え) 「マジで〜?」
(ピ) 「あ〜・・・ピルもう今日寝れないよ〜」

(荒) 「だから聞かんほうが良かったやろ? 未だにオレも信じられん・・・」

(ピ) 「それって、mixiに問い合わせてみたの?」

(荒) 「うん、すぐ問い合わせた」

(え) 「なんていってた?」

(荒) 「『こちらでそのような現象は確認出来ておりません』って・・・」

(ピ) 「・・・マジで?・・・」
(え) 「ちょっと、ちょっと〜、そんなことある筈がないよ!わたし今から携帯で荒岩さんのページ見てみる!!」
(ピ) 「・・・そ〜だよね! きっと荒岩さん私達をからかってるんだよね?!」
(え) 「荒岩さん、ウソだったら承知しないからね!!」

(荒) 「・・・」

(え) 「よし、荒岩さんのページが出た〜。しかし前からだいぶ増えてるね〜マイミク〜」
(ピ) 「・・・どう?・・・えんな・・・」


(え) 「あっ・・・・」


(ピ) 「どうしたの?」


(え) 「・・・いた・・・」



・・・・・つづく

彼女の名は「えんな」
「エロイヨーンビル」にある「トンデレラ」のママである。
長年母親が手がけていた商売を継いだ、いわばサラブレッド、年齢は「ピル」とほぼ同世代。
「ピル」と同様、荒岩が最も気を使わずに飲める、数少ない友人でもある。


・・・・・・・・・・
(ピ) 「ねぇねぇ、えんな」
(え) 「なに?」
(ピ) 「荒岩さん失恋したんだって」
(え) 「そうなの〜、それはそれはお疲れ様でした〜」
(荒) 「お疲れ様でした〜」
(ピ) 「あはは、自分で言ってるし(笑)」
(え) 「まあ、荒岩さんはすぐに次が出来るから心配要らないよね〜」
(ピ) 「そ〜だね」
(荒) 「なんかえらい言われようやな〜」
(え) 「だって、普通『誰か女の子紹介して』っていうお客様が多いじゃない? だけど、荒岩さんは自分のことは自分でちゃんと出来るから」
(ピ) 「確かにそうかもね」
(え) 「ホント荒さんって手が掛からないお客様よ」
(荒) 「オイオイ、それって何かひどい言われ方やない?」
(え) 「ぜ〜んぜん、まるっきり褒め言葉です」
(荒) 「もうええわ」
(え&ピ) 「あはは〜・・・」

(え) 「あ、そうそう荒岩さん、小説2作目全部見たよ〜。そ〜と〜面白かった! だって、最後があ〜繋がるなんて、全然想像つかなかったもん!」
(荒) 「あざ〜っす」
(え) 「ホンっトに文才あるね〜」
(荒) 「ういっす」
(ピ) 「私も驚いたもん。 『こ〜くるか!』って(笑)」
(荒) 「あんがと」
(え) 「でも、あれ実話なんでしょ?」
(荒) 「あはは、さっきピルにも話したけど、フィクションだよ」
(え) 「だって、あのリアリティーは怪しいよね〜」
(ピ) 「私もそう思ったんだけど、どうもフィクションみたい」
(え) 「え〜、ホントに〜」
(荒) 「信じる信じないは別だけど、あれはフィクション」
(え) 「そっか〜、つまんないの」
(荒) 「過去の経験を話のエッセンスとして加えたところは少しはあるけど、あんなドラマみたいな恋愛したことないよ(笑)」
(え) 「ま〜、確かにね」
(荒) 「祥子も理香子も空想の人物だし、オレが会ってみたいくらいやわ(笑)」
(え) 「そっか〜、でも面白かったから、また続き書いてね〜」
(ピ) 「ピルもみた〜い!」
(荒) 「暫くは休憩。今はそんな気力も時間もないし」
(え) 「まぁ、ネタはいっぱいあるだろうから、そのうちね」
(荒) 「まあ、そのうち」
・・・・・・・・・・


実は、このごろ荒岩はmixiで気になることが一つあった。
「えんな」も「ピル」もマイミクなので、とりあえず聞いてみることにした。


・・・・・・・・・・
(荒) 「あのさぁ・・・」
(え) 「なに?」

(荒) 「最近mixiで変な事が起こるんだよね」

(え) 「変なこと?」
(荒) 「うん・・・」
(え) 「なにかあったの?」

(荒) 「マイミクが勝手に増えてるんだよね」

(え) 「ん??」
(ピ) 「マイミクって、たしか「こっちから招待する」か「相手からのリクエストを承認する」かの、どっちかじゃないとなれないはずだよね」

(荒) 「うん・・・、そのはずなんだけど、招待も承認もしてないのに勝手にマイミクが増えてんの・・・」

(え) 「へ〜、そんなことがあるんだ〜」
(ピ) 「あるわけないよ、えんな(笑)」

(荒) 「・・・」

(え) 「それって、どういうこと?」
(ピ) 「っていうか、誰なの?」

(荒) 「・・・」

(え) 「荒岩さんの知ってるひと?」
(ピ) 「知らない人?」

(荒) 「・・・」

(ピ) 「も〜、はっきりしてよ〜」
(え) 「何か、気味悪いね・・・」

(荒) 「・・・知ってるひと」

(ピ) 「な〜んだ〜」
(え) 「・・・なんか、だんだん鳥肌が立ってきた・・・」

(荒) 「やっぱ、止めとくわ・・・。この話は忘れてくれ」

(ピ) 「なによ〜、ここまで話しておいて〜」
(え) 「わたし、聞かないほうがいい気がする・・・」
(ピ) 「えんな、なに言ってんのよ〜、荒さんもそこまでいったんなら教えてよ〜」

(荒) 「・・・わかった・・・」

(え) 「・・・」
(ピ) 「・・・」

(荒) 「・・・実は・・・」




・・・・・つづく

彼女の名は「ピル」
現在「西国ビル」の「サーズ」に努めるホステスで、うどん屋の娘。
もともと荒岩とは自宅が近く、お互いの家族同士も知っている、云わば「幼馴染みのような存在」。
同じく近所の「さぶちゃんアパート」で不定期開催している、『さぶ鍋会』の中心メンバーでもある。
しかも、『皮チン』の会社が入っているマンションの2階が「ピル」の自宅という偶然。
そう、この「皮チン」「荒岩」「店主さぶ」「ピル」の4人が、『さなぎ町オールスターズ』と呼ばれるご近所さんなのである。


「バーS」を出た後、西国ビルの「サーズ」にて


・・・・・・・・・・
(ピ) 「ねぇねぇ、荒さん」
(荒) 「あいよ」
(ピ) 「最近失恋でもした?」
(荒) 「いんや」
(ピ) 「ホントに?アタシの直感は大体当たるんだけどな〜」
(荒) 「フンとに・・・ いや、ホントに」
(ピ) 「あはは・・・、やっぱそうなんだ。相変わらず判りやすいね〜(笑)」
(荒) 「・・・」
(ピ) 「いつごろだったの?」
(荒) 「・・・」
(ピ) 「まっ、いいけどね」
(荒) 「一切話せないけど、今彼女はいない」
(ピ) 「やっぱね」
(荒) 「やっぱねって、なにが?」
(ピ) 「そろそろ落ち着いたら〜? とっかえひっかえ遊ぶのもいいけど〜」
(荒) 「とっかえひっかえって、まるでオレが遊び人みたいやんか」
(ピ) 「ちがうの?」
(荒) 「違います!こう見えて真面目なんです!」
(ピ) 「真面目な遊び人なんだね(笑)」
(荒) 「・・・」
(ピ) 「あ〜、人の話って楽し〜ね♪ 特に不幸話が(笑)」
(荒) 「いっとけ」
・・・・・・・・・・


実は、最近の荒岩は4人の女性に「ロック・オン」されていた。
一人はガールフレンドの「マイ」、他の3人は夜の女性。
もちろんマイミクではない。
男にとって、まったく有難い話なのだが、今の荒岩は「しばらく彼女はいらね」状態。
この「需要と供給のミスマッチング」は如何ともし難い。


・・・・・・・・・・

「カランカラ〜ン♪」


(えんな) 「おはようございま〜す♪」
(ピ) 「あ〜、えんな、いらっしゃ〜い♪」
(荒) 「お〜、えんな遅かったな」
(え) 「ごめんね荒岩さん、お店がバタバタしてて、なかなかお迎えにこれなかったの」
(荒) 「そっか」
(ピ) 「えんな、何飲む〜」
(荒) 「荒岩さんと同じので」
(ピ) 「りょうか〜い」
(荒) 「母ちゃん元気か?」
(え) 「そ〜そ〜、ちょっと聞いて聞いて〜。こないだ両親が引越すっていうから手伝いにいったんだけど、『さあ、引越し始めるぞ』ってときに、母が足の指ドアにぶつけて骨折(笑)」
(ピ) 「うっそ〜」
(え) 「おかげでこっちは徹夜でお手伝い」
(荒) 「あはは〜(笑)」
(ピ) 「で、足の指は大丈夫だったの〜?」
(え) 「1本骨折で、1本ヒビが入ってたみたい」
(荒) 「やっぱ、母ちゃん只者じゃないわ〜。おっかし〜」
(え) 「笑い事じゃないよ〜」
(荒) 「あはは〜♪」




・・・・・つづく

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