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雲雀の春秋

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雲雀の砂浴び

良かった
 
今日も素敵なさえずり
 
降下しながら空中での3羽のからみあい
 
近くに舞い降りた1羽は緊張して動けない私には全くの無頓着な様子
 
粘土交じりの比較的固い山砂に羽ばたきながら体を擦り付けて砂浴びでしょうか
 
何回も羽ばたいた後は白っぽい黄土色の粉を振りまいたようになっておりました
 
地上での鳴きき交わしの様子、相手の応答を待つような所作は微笑ましくもあります
 
さて、何時まで居てくれるか、何処まで近づいてくれるか
 
とても楽しみになりました

快晴の朝、空高く

素晴らしい朝でした
 
遠くの山の峰近くにたなびく白雲
 
その上空は深く高く、どこまでも青い空
 
その蒼穹の一点から風を吹き放つような雲雀の声
 
その雲雀の飛翔する萩の原の西側の竹林の方へメジロが3羽飛んで行きました
 
稲秋の雲雀は勢い良くさえずりながら体育の日の空高く舞い上がり舞い上がりしておりました

居ました居ました

あの雲雀は未だ居たのです
今日は白い雲が陽を隠したり照らしたり
風もそよいで暑過ぎずとても良い日和でした
萩の原に立っていましたら
飛び立ったのです
あの稲秋の雲雀が
南側の草原から飛び立った一羽は
歌声も軽やかに雲と雲の谷間で
点のような姿になるまで舞い上がり
華麗な声を響かせてくれました
北側の萩の原から飛び出した一羽は
遠くに見える竹やぶ程の高さで
真横に真一文字に横切って
土手の手前の藪に舞い降りたのです
明日も、あさっても歌ってくれよ
そう言って別れたのですが
聞こえたかどうか
明日が楽しみです
 
 
 
 

何処へ行ったの

昨日までさえずっていた雲雀が
 
今日はもう居ませんでした
 
日照りの萩原の風は弱く
 
暑さを避けただけなのか
 
姿も声もありませんでした
 
渡りの途中に立ち寄って
 
ノーベル賞のお祝いに
 
歌ってくれていたのでしょうか

稲秋の頭上の雲雀

昨日も稲秋の雲雀が
 
あの雲雀が晴れやかに
 
萩の葉の色づき始めた野原に
 
そよぐ風に声を響かせて
 
迎えてくれたのです
 
稲秋の頭上から
 
 
 
 
 

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