カラスの巣作りが引き起こす停電が増えている。電柱や送電鉄塔に作られた巣が電線に触れることで起こるもので、昨年度は県内で10件あった。巣の数は増える傾向にあり、九州電力は「見つけたら連絡を」と呼びかけている。
 停電は、カラスが巣作りに使う金属製の材料が電線に触れて起こる。巣は木の枝で作られることが多いが、九電が確認した巣のうち約半分で針金ハンガーなどが材料に使われていた。
 県内の電柱や鉄塔の巣の数は、昨年1年間で2190件。3年前から約2割増えている。九電の担当者は「山間部を削って宅地化を進めたことで、街中で巣を作るカラスが増えているのでは」と話す。