|
二つの特別授業というのは、どうも据わりが悪いので、
三つ目の特別授業を完結編として行います
題して
「胴体力では(だけでは) 出来ないこと」
まじめに 胴体を動かして 動くようになった人からすれば当然のことなんですが、
胴体が動くこと=そのまま各競技、スポーツその他のスキルが自動的にアップする
のでは、ありません。
「スーパーボディを読む」の一番最初に書いてあることですが、胴体の動きはパソコンで言えば
OSであり、各ジャンルの動きは、アプリケーションソフトである
わけです
あまりにも当然ですが、胴体がいくらすばらしく動いても、
たとえば野球を全くやったことのない人間が、いきなり うまく出来るわけではありません、、
当然、野球の基礎的な動きを一定期間以上反復練習して、体に覚えさせないといけません、、
この例えを、サッカー バスケット 剣道 武道全般 ダンス サーフィン等々 に置き換えても、
全く同じ結論が出てきます
ただ、全く胴体が動いていない初心者と比べたら、上達のスピードは違いますが、、、
また、ジャンルによっても、即効で胴体の動きが生かせるジャンルもあれば、
動いている胴体に
アプリケーションソフトのバージョンアップを始終続けなければならない
ジャンルもありますし、、
(たとえば、ダンスとか、役者等の、身体表現を主とするジャンルでは、胴体が動くことが
ストレートに表現のレベルをアップさせます、、、
が、複雑な動作を必要とする競技や、対人の競技などでは、その競技特有の基礎を
徹底的にやらなければいけないので、、、即効というわけには行きません、、)
次に 胴体が動くこと=効率的に体を動かせる ではありますが、年齢からくる
必ず衰える部分は 解消できない
ということです。
たとえば、十代の頃、百メートル走を11秒台で走っていた人がいるとします、、
この人が五十代になった時、胴体がすばらしく動いていたとして、
同じように11秒台で 走れるでしょうか?
これは、無理です、、
同じようなことが、たとえば垂直とびの高さ、とか、
持久走のタイム(ex 1500m走)
などにも、当てはまります、、
では、胴体が良く動くことにより 伸び続けていくことは何か というと、
「エネルギー効率 (車でたとえれば 燃費)とナビゲーション能力(空間把握能力)の向上」
です、、
胴体の能力が上がると、同じ動作をしても、動いていない人とは体の使い方が異なっているので、
疲れ方が違います、、
(ここら辺のところは、スーパーボディを読む の 最初のページに書いてあります)
一方 ナビゲーション能力の向上というのは コンタクトスポーツ
(サッカーやバスケット ハンドボールなど)で言えば、読みの能力が向上する
ということです、、
相手の動きが、胴体が動いていなかった時に比べてよく見えるようになる
また、自分の動き出しが、相手に読まれにくくなる、、
ということですね、、、
ちなみに余談ですが、
ワールドカップクラスのサッカー選手たちのレベルになれば、たとえば基礎的な身体能力
(百メートル走 1500m走など、いわゆる体育で行われるテスト)では、そんなに極端な
違いはありません、、、
では、どこが違うのかというと、基礎の基礎の部分(胴体の使い方)が違うのですね、、、
トップスピードに乗った状態でボールをトラップし コントロールをうまく行うには
胴体がきちんと動いていないと、限界があります、、、
また、ディフェンス面においても、胴体が動いてない状態では、
相手のスペースを消した、と思っていても、ディフェンダーが認識できていない
ほんのわずかな隙間を
衝かれてしまいます、、
(だから プレイしている当事者から見れば
消しているはずの空間を 胴体の差で
切り裂かれてしまうんですね、、GKも、そこを読みきれない、、
傍から見てる この付近の事情が
見てもわからない人は
ディフェンスなにやってんだよ!というところでしょうが、、、
原因ははっきりしています、、、
精神論や根性の問題ではありません、、、、
これは、ディフェンダーには、その空間がわからなかったということです、、
基礎の基礎の部分の差で)
日本選手の一対一が弱いとされる真の原因は、民族的な問題ではなく
実はここにあります、、、
フィジカルが弱いとか、体格の問題では、実はなく、ここの部分に
大きな差があるので、そのOSに乗っけられた基礎技術にも、
その差が現れてくるということです、、
(もちろん、時間にすれば コンマ1秒の世界なんですけど、、ただ、
パスがつながっていくうちに、ドリブルされてるうちに その差が積み重なって
いき、最終的に大きな差になってしまうということなのです、、、)
ここが違うと、空間把握能力にものすごく差が出てきてしまいます、、
その部分を一番良く分かっているのが、中田英寿選手でしょう、、、
(本人の胴体が硬いのは悲しいんだけど、、、)
したがって、中田選手が浮いてしまう場面があるのは、当然のことです、、
そこを埋め合わせしないと、日本代表は非常に苦しいでしょう、、、
余談が過ぎました。
では最後に 胴体が動くことでは出来ない(むしろ 関係がない)こと
それは、「人格」です、、、
胴体の開発、胴体が良く動くようになることは、性格の問題では全くなく
単純に、技術的問題です、、、
性格破綻者だろうが、病的なバイセクシャルだろうが、
女性に慰謝料払おうが、
最初のところから順番をきちんとたどって積み重ねれば、
胴体は動き始めます、、、
むろん、胴体のレベルが高くて、人格もすばらしいというのは、理想ですが、、
そうそう都合のいいものではないですね、、、
(歴史的芸術家が ひどい人格破綻者だったり、けち臭くて
わがままだったりする例は、枚挙に暇がない、、、、う〜ん、、、、、、)
ここら辺をごっちゃにしてしまうのは、残念ながら、日本人の特徴でしょう、、
(主張の当否と 本人の人格を勝手にリンクしてしまう 「コトダマイスト」だから)
http://blogs.yahoo.co.jp/nsi444/33317890.html
胴体動かしたいのであれば、あくまでも自分で開発していかないといけないんですね、、
他人が動かしてくれるわけではないし、
誰か特定の先生についていれば自動的に動くわけでもないし、、
他人に注意されても、本人が修正しない限りそのまんまですからね、、、
他人が自分の代わりに歩いてくれるわけではないのだから、、、
三つのテストを実際にやってみて、自分の体の客観的現状を認識し
一番最初の「基礎の基礎の基礎」からスタートする人が多くなると、
面白いと思うんですけどねえ、、、
難しいのかなあ、、
|