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団体職員の森山芳樹さん (32 仮名)は、四年前に協議離婚したが、
近年は元妻と笑顔で会える関係になっていた。
「もちろん、僕たちもお互いを ののしりあい、物を投げたりと、数々の修羅場を経験しました。
だけど、長い年月をかけて関係を修復したのです。
彼女の誕生日とクリスマスに毎回花を贈り続けたら、
二年目に、どうしているの、と電話があった。
それからは、彼女が悩んでいる時には、相談に乗ってあげられるほどの仲に戻りました。」
森山さんがここまで関係修復の努力をしたのは、本気で彼女とやり直したいと思ったから。
彼女は容姿的には 決して美人ではないが、本当に自分を理解してくれるのはあの女しかいない、と
感じたのである。
「離婚の原因は、僕の一時的な浮気だったんです。皆さんもそうだと思いますが、
男って、どうしても若い女のほうに目がゆくじゃないですか。だけど、それは本気ではなく、
ただのつまみ食いだから、最後に戻る場所はやはり家庭なんです。何度誤っても拒否するから、
別れるしかなかった。」
その後森山さんは、多くの女性遍歴を重ねたが、それらは時間とお金の無駄遣いだった。
「離婚してから僕は、3人の若い女と同棲を経験しました。恋人としてデートを重ねている時は
とても楽しかったけど、いざ生活してみると、みんな嫌な部分が見えるようになった。
金遣いが荒かったり、極端のわがままだったり、とにかく疲れる女ばかりに当たった。
どんな美人でも、毎日していれば飽きるし、やはり、長く付き合うなら、安らぎを感じる女じゃないと
ダメですね。」
「今年の6月、妻に冗談で、今彼氏いるの、と聞いたら、
実は、いま真剣に付き合っている男性がいて、プロポーズされたばかり、と告白れた。
その時、なぜか強烈な嫉妬心が沸き起こったという。
そこで、俺には、もうお前しかいない。マジメになるからやり直そう。と迫った、
妻も、そこまで言うなら、と復縁についてゆっくり考えてみるといってくれた。」
ところが、事態は意外な展開に、その男は、妻の両親を迎え入れるために、
二世帯住宅を立ててあげる と いったんです。
妻は一人っ子で私は長男。いつかは関わってくる親の介護を武器に、男は勝負に出たのでしょう。
競馬好きで預金ゼロの森山さんが資産家の男にかなうはずはない。
「今まで本当にありがとう、幸せに暮らしてね」
という短いメールが、別離を告げていた。
「もう、今後は以前のように、仲のいい友人のような付き合いは難しいでしょう。
今までは復縁したという打算があったから優しく出来たけど、
完全に敗北したいまは、何もやる気が起きない。人生って、本当に上手くいかないものですね。」
森山さんは つぶやいた。
「失ってみて 初めて 相性がわかる」というのは、、、実に皮肉な現象です、、、
まったく、、オトコってヤツは、、、、、、、(反省、、、、)
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